オリエントコーポレーションJP:8585

時価総額
¥1643.2億
PER
14.5倍
オートローン、ショッピングクレジット、クレジットカード発行、無担保融資、銀行保証、家賃決済保証、売掛金決済保証、集金代行、小口リース保証、海外オートローン事業を展開。

沿革

1954-12協同組合広島クーポンを設立
1961-08広島信用販売株式会社を設立
1967-05広島信販株式会社に商号変更
1972-12本社の新社屋を広島市中区幟町14番8号に建設移転
1974-04株式会社オリエントファイナンスと合併
1974-10広島証券取引所に上場
1977-10東京証券取引所市場第二部に上場
1978-06本社機構を東京都豊島区東池袋3丁目1番1号に移転
1979-09東京証券取引所市場第一部に上場
1985-12現株式会社オリコビジネス&コミュニケーションズを設立
1989-10株式会社オリエントコーポレーションに商号変更
1999-01日本債権回収株式会社を設立
2000-09本社の新社屋を東京都千代田区麹町5丁目2番地1(現所在地)に建設移転
2004-03オリファサービス債権回収株式会社を設立
2004-07株式会社みずほ銀行と業務提携
2005-02伊藤忠商事株式会社と業務提携
2007-03株式会社CAL信用保証を設立
2007-08伊藤忠保険サービス株式会社に資本参加し、伊藤忠オリコ保険サービス株式会社に商号変更
2008-03東京証券取引所市場第二部へ指定替え
2010-09株式会社みずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社となる
2011-03東京証券取引所市場第一部に復帰
2015-04株式会社オリコビジネスリースを設立
2015-05タイでOrico Auto Leasing(Thailand)Ltd.を設立
2017-10家賃保証会社を買収し株式会社オリコフォレントインシュアへ商号変更
2019-09フィリピンでOrico Auto Finance Philippines Inc.を設立
2021-03インドネシアのオートローン会社を買収しPT Orico Balimor Financeへ商号変更
2022-04東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」に移行
2022-06監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行
2023-09株式会社オリコオートリースを連結子会社化
2024-03個品割賦事業会社を買収し株式会社オリコプロダクトファイナンスへ商号変更

事業内容

オリエントコーポレーションは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業活動は、個品割賦事業、カード・融資事業、銀行保証事業、決済・保証事業、そして海外事業に分類されます。

個品割賦事業では、オートローンやショッピングクレジットを提供し、消費者が加盟店から商品やサービスを購入する際に分割払いを可能にしています。カード・融資事業では、プロパーカード、提携カード、ビジネスカードの発行を行い、ショッピング機能に加えてキャッシング機能も提供しています。また、ローンカードの発行や無担保融資も手がけています。

銀行保証事業では、提携金融機関による借入の際に、オリエントコーポレーションが信用調査を行い、承認された顧客の債務を保証します。決済・保証事業は、家賃決済保証、売掛金決済保証、集金代行、小口リース保証を含み、これらのサービスを通じて、顧客の様々なニーズに応えています。

海外事業としては、タイ、フィリピン、インドネシアでオートローン及び関連事業を展開しており、グローバルな事業展開も進めています。これらの事業を通じて、オリエントコーポレーションは幅広い金融サービスを提供し、顧客の多様なニーズに対応しています。

経営方針

オリエントコーポレーションは、サステナビリティを経営の軸として位置づけ、2023年3月期を初年度とする3年間の中期経営計画「Transformation Now!」を推進しています。この計画では、お客さま起点で価値を創造する新時代の金融サービスグループへの変革を目指しています。具体的には、デジタル化、グリーン、オープンイノベーションを3つの切り口として、従来型の信販モデルからの脱却を図り、社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。

重点戦略としては、リスクリターン、コストリターンを基にした事業ポートフォリオ運営、重点市場(決済・保証事業、海外事業)の深耕、新規事業の探索、マーケットイン型営業の確立、異業種・先端企業との協働による新商品・サービスの創出、プロセスイノベーションの深掘りなどが挙げられます。また、多様性に富んだ人財集団の構築、新時代のための人事基盤の構築、ガバナンス強化、財務健全性・資本効率・株主還元のバランス実現など、経営基盤と資本政策の強化にも注力しています。

DX戦略においては、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルの創出、既存ビジネスモデルにおけるDXの実践、DX人材の育成・DXカルチャーの醸成を3つの戦略軸として掲げています。これらの戦略を通じて、オリエントコーポレーションは、デジタル技術を用いて常にお客さまに寄り添い、ニーズに即した金融サービスを提供し、社会課題解決に貢献するイノベーティブな先進テック企業を目指しています。