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アイフルJP:8515
沿革
1978-02 | 京都市左京区において株式会社丸高を設立し、九州地区3店舗及び京都市1店舗で営業開始。 |
1980-01 | 本店を京都市西京区に移転。 |
1982-05 | 資金需要の増加に伴う資本調達力の強化及び全国への事業展開を図るため、株式会社丸高(存続会社)が、株式会社大朝・株式会社山勝産業・株式会社丸東の3社を吸収合併。商号をアイフル株式会社に変更。本店を京都市右京区に移転。 |
1984-03 | 貸金業の規制等に関する法律の制定により貸金業の登録を実施。(3年毎更新) (登録番号「近畿財務局長(1)第00218号」) |
1992-08 | 経営合理化の促進と金融事業の拡大を図るため、当社の100%子会社である株式会社都市ファイナンスを吸収合併。 |
1994-03 | 経営合理化の促進と業容の拡大を図るため、当社の100%子会社である丸東地所株式会社を吸収合併。 |
1997-07 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1998-10 | 東京証券取引所市場第二部、大阪証券取引所市場第二部及び京都証券取引所に株式を上場。 |
1999-05 | 「金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律」の規定により特定金融会社の登録を実施。(登録番号「近畿財務局長第1号」) |
2000-03 | 東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定。 |
2000-06 | ハッピークレジット株式会社並びに株式会社スカイからの営業財産を当社の100%子会社が譲受、ハッピークレジット株式会社として営業開始。 株式会社信和を簡易株式交換方式により子会社化。 |
2001-01 | スモールビジネス向けローン会社、ビジネクスト株式会社(現・連結子会社)を住友信託銀行株式会社(現・三井住友信託銀行株式会社)との合弁で設立。 |
2001-03 | 本店を京都市下京区(現在地)に移転。 更生会社株式会社ライフの株式を取得し、子会社化。 |
2001-11 | 各種債権の管理・回収を専門に行う会社、アストライ債権回収株式会社(現・連結子会社)を株式会社あおぞら銀行との合弁で設立。 |
2002-08 | 事業者ローン会社、株式会社シティズの株式を一部取得。 |
2002-10 | 株式会社シティズの持株会社である株式会社シティグリーンを簡易株式交換方式により子会社化。 |
2004-03 | 国際キャピタル株式会社(現・連結子会社 2004年7月にニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社へ商号変更)の株式を取得し、子会社化。 |
2004-04 | ハッピークレジット株式会社(存続会社)、株式会社信和及び山陽信販株式会社は合併し、社名をトライト株式会社に商号変更。 |
2004-06 | 株式会社ワイドの株式を取得し、子会社化。 |
2005-02 | 更生会社株式会社ティーシーエムの株式を取得し、子会社化。 |
2005-03 | 株式会社パスキーの株式を取得し、子会社化。 |
2005-09 | インターネットローン専用会社として、idクレジット株式会社及びネットワンクラブ株式会社を設立。 |
2007-03 | 当社の100%子会社であるidクレジット株式会社及びネットワンクラブ株式会社を吸収合併。 |
2009-09 | 当社の連結子会社であった株式会社ワイド、トライト株式会社、株式会社ティーシーエム及び株式会社パスキーの全株式をネオラインキャピタル株式会社へ売却。 |
2010-04 | 大阪証券取引所市場第一部における株式の上場を廃止。 |
2010-07 | 当社の子会社である株式会社ライフが100%出資し、包括信用購入あっせん及び信用保証を行う会社、ライフカード株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
2011-07 | 株式会社ライフを吸収分割会社、ライフカード株式会社(現・連結子会社)を吸収分割承継会社とする吸収分割並びに当社を吸収合併存続会社、会社分割後の株式会社ライフ、株式会社シティズ、株式会社シティグリーン及び株式会社マルトーの4社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。 |
2013-04 | 当社の100%子会社であるニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社(現・連結子会社)が、当社及び三井住友信託銀行株式会社の所有するビジネクスト株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得し、100%子会社化。 |
2014-12 | タイ王国に合弁会社AIRA & AIFUL Public Company Limited(現・連結子会社)を設立。 |
2016-04 | ニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社が、AGキャピタル株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
2020-06 | 当社の子会社であるライフカード株式会社(現・連結子会社)が100%出資し、AGミライバライ株式会社を設立。 |
2020-07 | 当社の子会社であるビジネクスト株式会社(現・連結子会社)が100%出資し、アイフルメディカルファイナンス株式会社(現・連結子会社)を設立。ビジネクスト株式会社がアイフルビジネスファイナンス株式会社(現・連結子会社)に、アストライ債権回収株式会社がAG債権回収株式会社(現・連結子会社)に、ライフギャランティー株式会社がアイフルギャランティー株式会社(現・連結子会社)に、それぞれ商号変更。 |
2021-05 | アイフルメディカルファイナンス株式会社が、AGメディカル株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
2022-01 | 当社の子会社であるライフカード株式会社(現・連結子会社)が、子会社であるすみしんライフカード株式会社の株式を追加取得し、100%子会社化。 |
2022-04 | ライフカード株式会社(現・連結子会社)を存続会社、すみしんライフカード株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施。東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022-07 | アイフルギャランティー株式会社が、AGギャランティー株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
2023-01 | 株式会社FPCの全株式を取得し、持分法適用非連結子会社化。 |
2023-02 | アイフルビジネスファイナンス株式会社が、AGビジネスサポート株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
2024-01 | AGギャランティー株式会社を存続会社、AGミライバライ株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施。同日、AGギャランティー株式会社は、AGペイメントサービス株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
事業内容
アイフル株式会社とそのグループ企業は、幅広い金融サービスを提供しています。主な事業セグメントには、ローン事業、信販事業、信用保証事業、債権管理回収事業が含まれます。アイフル自体は、消費者金融事業を中心に、無担保ローンや不動産担保ローン、事業者向け金融サービスを提供しています。また、ライフカード株式会社は信販事業と信用保証事業を主に手がけており、包括信用購入あっせんや個別信用購入あっせんなどのサービスを展開しています。
さらに、アイフルグループは、AGビジネスサポート株式会社やAG債権回収株式会社を通じて、ローン事業や債権管理回収事業を行っています。これらのサービスは、事業を行う個人経営者を中心に融資を提供することや、各種債権の管理・回収を専門に行うことを含みます。
また、アイフルグループは、AGミライバライ株式会社を通じて後払い決済事業も展開しており、EC事業者及び購入者に後払い決済サービスを提供しています。このように、アイフルグループは多岐にわたる金融サービスを提供し、消費者や事業者の様々なニーズに応えています。
経営方針
アイフル株式会社は、経済社会への貢献を使命とし、IT金融グループとしての成長を目指しています。同社は、経営理念に「誠実な企業活動を通じて、社会より支持を得る」を掲げ、お客様の健全な消費活動や事業活動のサポートを通じて経済社会に貢献することを目標としています。経営テーマ「Go(new)Standard ~お客様志向の深化~」のもと、事業多角化や海外ビジネス強化、デジタル技術の利活用に重点を置いています。
同社グループは、安全性、収益性、効率性の観点から自己資本比率の向上、総資産経常利益率(ROA)及び自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標としています。また、経営環境の変化に迅速に対応し、ローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業、海外事業を中心に、グループ全体で営業アセットの拡大と金融事業の多角化に努めています。
中長期的な経営戦略として、同社は「安全性」「収益性」「成長性」のバランスに重点を置き、多角化の推進、利益基盤の強化、積極的なM&A、データ分析力向上、ITリテラシーの向上及び業務のデジタル化推進などを掲げています。これらの施策を通じて、中期的にROAは2%超、ROEは10%超を目指しています。
さらに、利息返還請求への対応、事業ポートフォリオの組み替え、財務基盤の安定化、コスト構造の改革など、優先的に対処すべき課題にも取り組んでいます。これらの戦略的取り組みを通じて、アイフルは、変化する経営環境に対応し、持続可能な成長を目指しています。