山口フィナンシャルグループJP:8418

時価総額
¥4217.6億
PER
12倍
銀行業務を中心に、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行での預金、貸出、為替業務や証券、クレジットカード、リース、コンサルティング業務。

事業内容

山口フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供しています。具体的には、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務を行っています。これらの銀行業務は、同社グループの中核事業として位置付けられています。

また、山口フィナンシャルグループは、証券業務、クレジットカード業務、リース業務、コンサルティング業務なども展開しています。これにより、顧客の多様なニーズに応えることができ、金融サービスの幅を広げています。これらの事業は、銀行業務を補完し、グループ全体の競争力を高める役割を果たしています。

同社は特定上場会社に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断されます。これにより、透明性の高い経営が求められ、投資家に対する信頼性を確保しています。

経営方針

山口フィナンシャルグループは、地域の豊かな未来を共創することを使命とし、地域に選ばれ信頼される企業グループを目指しています。このビジョンを実現するため、同社は「健全なる積極進取」を経営方針に掲げ、透明性と迅速な意思決定を重視しています。

同社の中期経営計画(2025年度~2029年度)は、地域課題解決のプラットフォーマーへの進化を目指しています。この計画では、地域企業と共に課題を解決する「同舟共命型ビジネスモデル」の確立を重視し、資本コストを上回るROE水準を目指しています。

成長戦略の基本目標として、同社は「同舟共命型ビジネスモデルの確立」、「金融ビジネスの高度化」、「マルチバンク・シングルプラットフォームの深化」を掲げています。これにより、地域企業の成長を支援し、グループ全体の企業価値を向上させることを目指しています。

山口フィナンシャルグループは、2029年度までに親会社株主に帰属する当期純利益を600億円、ROEを8.0%程度に引き上げることを目標としています。また、配当性向を50%程度に引き上げ、株主還元を強化する方針です。

同社は、地域経済の活性化を図るため、地域企業と共に課題を解決するビジネスモデルを推進しています。これにより、地域の持続可能な発展を支援し、企業価値の向上を図っています。