山口フィナンシャルグループJP:8418

時価総額
¥3726.9億
PER
167.7倍
銀行業務(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)、証券、クレジットカード(もみじカード)、リース、コンサルティング。山口キャピタルを通じ、UNICORNファンド投資、地域商社やまぐちも展開。

沿革

2005年3月

株式会社山口銀行と株式会社もみじホールディングス及びその子会社である株式会社もみじ銀行は「業務資本提携に関する基本合意書」を締結

2005年12月

株式会社山口銀行と株式会社もみじホールディングス(以下、総称して「両社」という。)は「経営統合に関する基本合意書」を締結

2006年3月

両社は「共同株式移転に関する合意書」を締結

2006年5月

両社は「共同株式移転契約」を締結

2006年6月

両社の定時株主総会及び各種種類株主総会において、両社が共同株式移転により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについて承認決議

2006年9月

両社が、金融庁より銀行及び銀行持株会社を子会社とする銀行持株会社の設立等に係わる認可を取得

2006年10月

両社が共同株式移転により当社を設立

東京証券取引所市場第一部に上場

2007年4月

株式会社もみじホールディングスは、2007年4月1日に株式会社もみじ銀行を存続会社とする吸収合併方式により合併し解散

2007年7月

東海東京証券株式会社との共同出資によりワイエム証券株式会社(連結子会社)を設立

2007年8月

株式会社クレディセゾンとの共同出資によりワイエムセゾン株式会社(持分法適用関連会社)を設立

2009年4月

株式会社井筒屋ウィズカード(連結子会社)の発行済株式全株を取得

2010年10月

北九州金融準備株式会社(現社名 株式会社北九州銀行、連結子会社)を設立

2011年3月

もみじコンサルティング株式会社(現社名 ワイエムコンサルティング株式会社、連結子会社)の発行済株式全株を取得

2011年10月

株式会社北九州銀行は、株式会社山口銀行の九州域内における事業を会社分割により承継し、2011年10月3日に営業を開始

2014年12月

株式の追加取得によりワイエムリース株式会社を連結子会社化

2015年7月

株式会社YMFG ZONEプラニング(連結子会社)を設立

2015年10月

やまぎんカードホールディングスと株式会社やまぎん信用保証が合併し、株式会社ワイエム保証(連結子会社)に商号変更

2016年1月

株式会社大和証券グループ本社との共同出資によりワイエムアセットマネジメント株式会社(連結子会社)を設立

2016年2月

簡易株式交換により株式会社ワイエム保証(連結子会社)の発行済株式全株を取得

2016年6月

住友生命保険相互会社との共同出資により株式会社ワイエムライフプランニング(連結子会社)を設立

2016年10月

株式会社ワイエムライフプランニングを通じて株式会社保険ひろば(連結子会社)の発行済株式全株を取得

2018年6月

株式会社データ・キュービック(連結子会社)を設立

2018年10月

株式会社ワイエムライフプランニングより株式会社保険ひろばの発行済株式の90%を取得

2019年6月

株式会社YMFG ZONEプラニングと株式会社北九州経済研究所が、株式会社YMFG ZONEプラニングを存続会社として合併

2019年7月

株式会社YMキャリア(連結子会社)を設立

2020年12月

株式会社愛媛銀行との共同出資によりにしせと地域共創債権回収株式会社(連結子会社)を設立

2021年1月

株式会社イネサス(連結子会社)を設立

2021年7月

株式会社愛媛銀行との共同出資により株式会社西瀬戸マリンパートナーズ(持分法適用関連会社)を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

株式会社データ・キュービック(連結子会社)の発行済株式全株を取得

山口キャピタル株式会社の株式を取得し連結子会社化(2022年8月に発行済株式全株を取得)

山口キャピタル株式会社の連結子会社化に伴い、UNICORNファンド投資事業有限責任組合及び地域商社やまぐち株式会社を連結子会社化

2022年12月

株式会社やまぎんカード(連結子会社)の発行済株式全株を取得

2023年3月

ワイエムリース株式会社(連結子会社)の発行済株式全株を取得

もみじカード株式会社(持分法適用関連会社)の発行済株式全株を取得し連結子会社化

事業内容

山口フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に、証券業務、クレジットカード業務、リース業務、コンサルティング業務など幅広い金融サービスを提供している企業グループです。同社グループは、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を含む連結子会社23社及び持分法適用関連会社2社で構成されています。これらの銀行では、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務などを行っており、グループの中核事業と位置付けられています。

2022年4月1日には、山口キャピタル株式会社を連結子会社として迎え、これによりUNICORNファンド投資事業有限責任組合及び地域商社やまぐち株式会社も連結子会社となりました。また、2023年3月31日には、もみじカード株式会社の全株式を取得し、連結子会社に加えています。

同社グループは、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断することとされています。これにより、同社グループは金融業界における幅広いサービスを提供し、地域経済の発展に貢献していることが伺えます。

経営方針

山口フィナンシャルグループは、地域の豊かな未来を共創することを使命とし、地域に選ばれ、信頼に応える企業グループを目指しています。同社は、「健全なる積極進取」を経営方針に掲げ、経営の透明性、公正さ、迅速さ、果断さをもって、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。

中期経営計画「YMFグ中期経営計画2022」では、2022年度から2024年度までの3年間を計画期間とし、地域とのサステナビリティ向上を目指しています。この計画では、地域共創サステナビリティ経営の推進、グループ人財の活躍推進、地域・お客さまへの提供価値最大化、事業領域拡大・収益力強化、ガバナンス・内部統制強化の5つの重点項目に取り組んでいます。

また、同社は事業ポートフォリオ経営と戦略的資本活用を成長のドライバーと位置付け、持続可能な収益構造への転換を図ります。事業ポートフォリオ経営では、コア事業領域と新事業領域に分類し、リソースの最適化を図ります。戦略的資本活用では、事業成長・領域拡大に向けた出資やスタートアップ企業への投資を通じて、事業領域拡大及び収益性向上を目指します。

株主還元方針としては、配当性向40%程度を目標に設定し、市場動向や業績見通しを踏まえた柔軟かつ機動的な自己株式の取得を実施しています。サステナビリティ中期目標としては、サステナブルファイナンス累計実行額や多様性人材管理職割合の向上を掲げています。

これらの戦略を通じて、山口フィナンシャルグループは地域社会との共創を進め、持続可能な成長を目指しています。