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岩手銀行JP:8345
事業内容
岩手銀行は、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。具体的には、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、信託業務、社債受託及び登録業務などを行っています。これらの業務は、岩手銀行の本支店および出張所110カ所で展開されており、グループの中心的な業務と位置づけられています。
また、岩手銀行はリース業務も手がけています。連結子会社1社がこの業務を担当しており、企業や個人に対してリースサービスを提供しています。これにより、顧客の資産管理や設備投資のニーズに応えています。
クレジットカード業務と信用保証業務も岩手銀行の重要な事業セグメントです。これらの業務は、連結子会社2社によって運営されており、顧客に対して多様なクレジットカードサービスや信用保証を提供しています。
さらに、岩手銀行はコンサルティング業務や地域商社業務も展開しています。連結子会社1社がコンサルティング業務を行い、もう1社が地域商社業務を担当しています。これにより、地域経済の活性化や企業の成長を支援しています。
最後に、岩手銀行は投資業務も行っています。連結子会社2社がこの業務を担当し、企業や個人の投資ニーズに応える商品やサービスを提供しています。これにより、顧客の資産形成をサポートしています。
経営方針
岩手銀行は、地域社会の発展と健全経営を経営理念に掲げ、地域の持続可能な成長を目指しています。2023年4月には、10年先を見据えた長期ビジョン「価値共創カンパニー」を発表し、地域の理想的な社会の実現を目指しています。
中期経営計画「第21次中期経営計画~地域価値共創プラン~」では、自己資本の有効活用と事業ポートフォリオの変革を通じて利益成長を図ります。金融サービスの高度化や新たな事業領域への挑戦を推進しています。
岩手銀行は、ソーシャルソリューションビジネスの高度化を目指し、法人向けには包括的なソリューションを提供し、個人向けには資産形成や資産継承ニーズに応える体制を整えています。また、デジタルサービスの強化や環境ビジネスの推進にも注力しています。
地域の持続的成長を支えるため、事業承継問題に対するファンド設立や、地域企業の成長を支援するためのM&Aやファンド投資事業を展開しています。地域全体のDX化を推進し、地域経済の活性化に貢献しています。
岩手銀行は、資本効率や株価を意識した経営を進め、株主還元の充実を図ります。ステークホルダーとの対話を重視し、成長戦略や財務情報の透明性を高めることで、企業価値の向上に努めています。