岩手銀行JP:8345

時価総額
¥457.1億
PER
9倍
銀行業務、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務、コンサルティング業務、地域商社業務を展開。

沿革

1932年5月2日

昭和初期の金融恐慌により破綻を来した県内金融の途を再建すべく、岩手県当局主導の下に岩手殖産銀行として設立(資本金210万円、本店 岩手県盛岡市)

1941年8月16日

陸中銀行を吸収合併

1943年8月2日

岩手貯蓄銀行を吸収合併

1960年1月1日

岩手銀行と行名改称

1962年9月3日

外国為替業務取扱認可

1972年4月1日

イワギンコンピュータサービス株式会社(現社名・いわぎんリース・データ株式会社)を設立(連結子会社)

1973年4月2日

東京証券取引所市場第2部へ上場

1974年2月1日

東京証券取引所市場第1部に指定

1977年5月23日

全店総合オンラインシステム完成

1979年9月4日

いわぎんビジネスサービス株式会社を設立

1980年7月7日

第2次オンラインシステム完成

1983年4月1日

長期国債窓口販売を開始

1983年11月28日

本店を盛岡市中央通一丁目に新築移転

1985年6月1日

公共債ディーリング業務開始

1985年10月22日

海外コルレス業務取扱開始

1986年6月1日

公共債フルディーリング業務開始

1987年2月12日

地域CDオンライン業務提携開始

1988年6月9日

担保附社債信託業務の営業免許取得

1989年1月31日

コルレス包括承認銀行の資格取得

1989年8月1日

株式会社いわぎんディーシーカード及び株式会社いわぎんクレジットサービスを設立(連結子会社)

1992年5月6日

第3次オンラインシステムスタート

1993年10月1日

釜石信用金庫の営業譲り受け

1993年12月3日

香港駐在員事務所開設

1998年12月1日

証券投資信託窓口販売業務取扱開始

1999年6月1日

信託代理店業務取扱開始

1999年7月30日

香港駐在員事務所廃止

2001年4月1日
2002年10月1日
2004年12月1日
2005年1月4日
2015年4月1日

2020年4月1日

2021年7月19日

2022年4月4日

損害保険窓口販売業務取扱開始
生命保険窓口販売業務取扱開始
証券仲介業務取扱開始
勘定系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行
いわぎん事業創造キャピタル株式会社を設立(持分法非適用関連会社)

いわぎんコンサルティング株式会社(現社名・いわぎんリサーチ&コンサルティング株式会社)及びmanordaいわて株式会社を設立(連結子会社)

いわぎんビジネスサービス株式会社を清算

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

(2023年3月31日現在 店舗数 109カ店 うち出張所2カ店)

事業内容

岩手銀行及びその関係会社は、岩手銀行を中心に、連結子会社5社、持分法非適用の非連結子会社1社、持分法非適用関連会社3社で構成されています。主に銀行業務を軸に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務などの金融サービスを提供しています。

岩手銀行の銀行業務には、109の本支店及び出張所を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、信託業務、社債受託及び登録業務、その他附帯業務等が含まれます。これらはグループの中心的業務と位置づけられています。

リース業務は、連結子会社1社が担当しており、クレジットカード業務と信用保証業務は、連結子会社2社が手掛けています。さらに、コンサルティング業務と地域商社業務は、それぞれ連結子会社1社が行っています。

これらの事業内容は、岩手銀行グループの事業系統図によっても示されており、グループ全体の事業構造を明確にしています。なお、持分法非適用の非連結子会社1社および持分法非適用関連会社3社は、事業系統図には含まれていません。また、いわぎんコンサルティング株式会社は2022年4月1日にいわぎんリサーチ&コンサルティング株式会社に社名変更しており、いわぎんリース・データ株式会社は2023年1月1日に電算機による処理受託業務の事業を譲渡しています。

経営方針

岩手銀行は、地域社会の発展に貢献し、健全経営を維持することを経営理念として掲げています。同社は、長期ビジョンとして「お客さまの課題解決と地域社会の持続的成長を牽引する価値共創カンパニー」を目指し、2023年度からの10年間で実現を目指しています。このビジョンの下、岩手県特有の地域資源を活かし、再生可能エネルギー、農林水産、観光などの分野で新たな価値を生み出すことを目標としています。

新中期経営計画「第21次中期経営計画~地域価値共創プラン~」では、金融サービス領域の深化と新たな事業領域への挑戦を推進しています。具体的には、ソーシャルソリューションビジネスの高度化、地域を支える盤石な経営基盤の確立、多様な人材が働きがいを持ち続ける組織づくりを基本方針として掲げています。これらの取り組みを通じて、連結当期純利益100億円、ROE5%の達成を長期目標としています。

岩手銀行グループは、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務など多岐にわたる金融サービスを提供しています。グループの事業構造は、事業系統図によって明確にされており、地域社会との共存共栄を目指しています。

岩手銀行は、地域社会の発展に貢献するという経営理念のもと、地域との共存共栄を目指し、豊かで活力ある、そしてサステナブルな地域社会の実現に向けて、その使命を果たしていくことを目指しています。