山形銀行JP:8344

時価総額
¥566億
PER
11.1倍
銀行業務を中心に、リース業務や信用保証業務などの金融サービスを展開する企業。

事業内容

山形銀行グループは、山形銀行とその連結子会社7社で構成されており、主に銀行業務を中心に展開しています。具体的には、リース業務や信用保証業務など、幅広い金融サービスを提供しています。これらの事業は、山形銀行の連結財務諸表におけるセグメント区分と一致しています。

山形銀行グループの事業には、銀行業務が中心に位置していますが、リース業務も重要な役割を果たしています。リース業務では、企業や個人に対して設備や機器のリースを提供し、資金調達のサポートを行っています。また、信用保証業務では、顧客の信用リスクを軽減するための保証サービスを提供しています。

なお、グループ内の木の実管財株式会社は、2024年12月23日に解散し、2025年3月24日に清算が完了しています。このように、山形銀行グループは、地域社会に密着した金融サービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

経営方針

山形銀行は、地域とともに成長し、顧客満足を追求することを経営理念としています。同社は、地域の潜在力を最大化する金融・産業参画型ハイブリッドカンパニーを目指し、2030年度に向けた長期ビジョンを掲げています。このビジョンの実現に向け、地域のステークホルダーとの信頼関係を強化し、安全・安心な銀行としての信頼を確保することを基本方針としています。

同社は、2024年4月から2027年3月までの第21次長期経営計画「Pro-Act」を開始しました。この計画は、2030年に向けた長期ビジョンのフェーズ2として位置づけられ、組織の専門性を高め、役職員が積極的に行動することで企業価値の向上を目指しています。また、サステナビリティ経営の強化を目的に、重点的な取り組みとKPIを設定し、持続可能な地域社会の実現に貢献することを目指しています。

山形銀行は、地域金融機関としての役割を重視し、地域や顧客の多様な課題解決に向けたコンサルティング機能の強化を図っています。また、金融犯罪対策やサイバーセキュリティの強化にも取り組んでいます。これにより、地域社会の持続的な成長を支援し、顧客から信頼される存在を目指しています。

同社の経営目標には、2026年度までに単体での当期純利益50億円、ROE3.5%、自己資本比率9%以上を掲げています。2030年度には、これらの数値をさらに向上させることを目指しています。これにより、事業の収益性と効率性を追求し、経営の安定性を確保することを目指しています。