三井住友フィナンシャルグループJP:8316

時価総額
¥17.15兆
PER
11.3倍
銀行業務、リース業務、証券業務、コンシューマーファイナンス業務、システム開発・情報処理業務などの金融サービス。

事業内容

三井住友フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供しています。具体的には、リース業務、証券業務、コンシューマーファイナンス業務、システム開発・情報処理業務などが含まれます。これらの事業は、連結子会社172社と持分法適用会社244社を通じて展開されています。

銀行業務では、三井住友銀行が中心となり、個人や法人向けに幅広い金融商品とサービスを提供しています。証券業務では、SMBC日興証券が株式や債券の取引、資産運用サービスを展開しています。リース業務は、SMBCリースが企業向けに設備投資をサポートしています。

コンシューマーファイナンス業務では、プロミスなどが個人向けのローンやクレジットカードサービスを提供しています。システム開発・情報処理業務では、金融システムの開発や運用を通じて、グループ全体のデジタル化を推進しています。これにより、顧客に対してより効率的で便利なサービスを提供しています。

経営方針

三井住友フィナンシャルグループは、「最高の信頼を通じて、お客さま・社会とともに発展するグローバルソリューションプロバイダー」というビジョンを掲げています。このビジョンの実現に向けて、同社は中期経営計画を策定し、3つの基本方針に基づく成長戦略を推進しています。

まず、社会的価値の創造に注力し、社会課題の解決を通じて「幸せな成長」に貢献することを目指しています。従業員の参画機会を拡充し、社会的価値創造本部を通じた取組みを強化することで、社会的価値の創出を進めています。

次に、経済的価値の追求として、資本効率を意識した経営資源の配分とスピード感ある施策の推進により、収益力の強化を図っています。国内外での事業ポートフォリオの見直しや、重点領域への資源投入を通じて、成長機会を最大限に活用しています。

最後に、経営基盤の強化を進め、ステークホルダーからの信頼を得ることを重視しています。ガバナンスやコンプライアンスの質を向上させ、IT投資や人材育成を通じて内部管理体制を強化し、経営のレジリエンスを高めています。

これらの戦略を通じて、三井住友フィナンシャルグループは、質の高い成長を実現し、2030年ごろに親会社株主に帰属する当期純利益を2兆円に引き上げることを目指しています。