立花エレテックJP:8159

時価総額
¥731.5億
PER
12.1倍
FAシステム事業、半導体デバイス事業、施設事業を展開し、FA機器や半導体、電子デバイスの販売と保守サービスを提供。

事業内容

立花エレテックは、FAシステム事業、半導体デバイス事業、施設事業、その他の事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、FA機器、産業機械、産業デバイス、半導体、電子デバイス、設備機器の販売を行い、保守やサービスも提供しています。

FAシステム事業では、国内外でFA機器や産業機械の販売を行っています。国内では研電工業や大電社、高木商会(2025年4月1日からタカギコネクトに商号変更)などが主要な会社です。海外では台湾立花股份有限公司や立花機電貿易(上海)有限公司などが活動しています。

半導体デバイス事業では、半導体や電子デバイスの開発、設計、製造、販売、保守を行っています。国内では立花デバイスコンポーネントや立花電子ソリューションズが主要な会社です。海外ではタチバナセールス(シンガポール)社やタチバナセールス(香港)社などが活動しています。

施設事業では、空調や衛生、給排水の管工事やメンテナンスサービスを提供しています。国内では立花宏和システムサービスが主要な会社です。この事業は、施設の効率的な運用と維持をサポートすることを目的としています。

その他の事業では、立花オーバーシーズホールディングス社が海外子会社の統括管理を行っています。また、タチバナセールス(香港)社や台湾立花股份有限公司などが、半導体や電子デバイスの販売、技術・品質支援、EMSビジネスを展開しています。

経営方針

立花エレテックは、技術商社として電機、機械、電子、情報を扱い、産業界に優れた商品と最新技術を提供することを企業理念としています。同社は、グループ各社の力を結集し、顧客満足を追求する製品・サービスの提供を目指しています。

同社は中長期経営計画において、ソリューションビジネスの強化、DX推進、人材投資を重視しています。これにより、200年企業を目指し、経営基盤の強化を図っています。特に、DX推進では業務効率の向上やガバナンス強化を目指しています。

FAシステム事業では、自動化・省人化のニーズに応えるロボットやシステムのソリューション提案を強化しています。また、広域顧客の深掘りを進め、新領域のビジネス展開を図っています。これにより、顧客基盤の拡大を目指しています。

半導体デバイス事業では、取り扱い商材の拡大と既存顧客の深掘り、新規顧客の開拓を進めています。人員の増強と育成により、営業力と技術力の向上を図り、顧客や仕入先との関係強化を目指しています。

施設事業では、拠点間のサービスレベルの均一化を推進し、安定拡大に向けた人員の増強を行っています。また、カーボンニュートラルの領域での提案から施工までのワンストップ対応を強化しています。

海外事業では、拠点ローカル化の推進とエンジニアリングセンターの拡充により、技術提案力を強化しています。ローカル商社との協業や技術部隊を中心とした新規顧客の開拓を進め、成長市場への積極的な進出を図っています。