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ワキタJP:8125
事業内容
ワキタは、土木・建設機械や荷役運搬機械の販売および賃貸を行う「建機事業」を展開しています。この事業には、子会社の千葉リース工業株式会社や東日興産株式会社が関与しており、建設業界における機械の提供を通じて、インフラ整備を支援しています。
また、ワキタは「商事事業」として、商業設備や映像・音響機器、介護用品の販売および賃貸を行っています。この分野では、子会社のサンネットワークリブ株式会社や株式会社ワキタケアネットが活動しており、幅広いニーズに応える商品を提供しています。
さらに、ワキタは「不動産事業」にも注力しており、商業用ビルやマンションの賃貸・分譲を行っています。子会社の株式会社コルディアがこの分野を担当し、ホテルの経営も手がけています。これにより、都市開発や観光業の発展に寄与しています。
経営方針
ワキタは、2028年を最終年度とする中期経営計画を策定し、「飛躍への基盤造り」をスローガンに掲げています。この計画では、店舗ネットワークの拡充、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、事業領域の拡大、資産効率の向上を重点的に進め、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。
建機事業では、災害復旧や防災活動、国土強靭化へのインフラ整備を支援するため、ICT技術を活用したソリューションを提供しています。また、M&Aや新規出店を通じて拠点ネットワークを拡充し、レンタル資産の稼働率向上を図っています。これにより、建設業界の諸問題解決に貢献しています。
商事事業では、介護部門とSV部門に分かれ、介護機器のレンタル拠点を全国に拡大しています。介護DXを推進し、高齢化社会における課題解決を目指しています。また、カラオケ機器の提供を通じて新たな市場を開拓し、販路を拡大しています。これにより、介護業界やエンターテインメント市場におけるニーズに応えています。
不動産事業では、保有資産のバリューアップと顧客満足度の向上を図っています。賃貸資産のリノベーションを通じて収益性を向上させ、大阪関西万博開催を見据えたホテル部門の強化を進めています。これにより、安定的な収益を確保し、都市開発や観光業の発展に寄与しています。