BIPROGYJP:8056

時価総額
¥6149.5億
PER
20.5倍
システムサービス、サポートサービス、アウトソーシング、ソフトウェア、ハードウェアの各事業セグメントでITソリューションを提供。

事業内容

BIPROGYは、顧客企業の経営課題を解決するための一貫したITソリューションサービスを提供しています。BIPROGYグループは、30社の連結子会社を含み、各事業セグメントで中心的な役割を果たしています。

システムサービスセグメントでは、ソフトウェアの請負開発、SEサービス、コンサルティングを提供しています。主な連結子会社には、ユニアデックス、USOLベトナム、国際システム、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズなどがあります。

サポートサービスセグメントでは、ソフトウェア・ハードウェアの保守サービスや導入支援を行っています。ユニアデックスとエス・アンド・アイが主な連結子会社です。

アウトソーシングセグメントでは、情報システムの運用受託を提供しています。ユニアデックス、エス・アンド・アイ、トレードビジョン、G&Uシステムサービスなどが関与しています。

ソフトウェアセグメントでは、ソフトウェアの使用許諾契約による提供を行っています。ユニアデックス、UEL、V-Drive Technologiesなどが主な連結子会社です。

ハードウェアセグメントでは、機器の売買契約や賃貸借契約によるハードウェアの提供を行っています。ユニアデックスとエス・アンド・アイが主な連結子会社です。

経営方針

BIPROGYは、持続可能な社会の実現を目指し、テクノロジーを活用した社会的価値の創出を推進しています。同社は、企業理念に基づき、ICTを核としたビジネスエコシステムを形成し、社会課題の解決に取り組んでいます。

同社の中期経営計画「Vision2030」では、デジタルコモンズを活用し、誰もが幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。これに向けて、サステナビリティを経営に統合し、重要課題(Materiality)を策定しています。

BIPROGYは、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、社会課題解決を進める「社会DX」を推進しています。これにより、顧客の持続的成長を支えるとともに、社会的価値創出企業への変革を図っています。

同社は、ファイナンシャル、リテール、エネルギー、モビリティ、OTインフラの5つの注力領域に経営資源を集中し、サービス型ビジネスの拡大を図っています。また、生成AIやリスキリングを活用し、システムサービスの生産性向上を目指しています。

成長事業では、市場開発、事業開発、グローバルの3つの領域で新たな収益基盤の確立を目指しています。特に、クラウドマネジメントやセキュリティ、デジタルキャッシュ、スマートシティなどの分野での展開を進めています。

BIPROGYは、持続可能な社会の実現に向け、ESG・SDGsへの取り組みを強化しています。サステナビリティ委員会を設置し、環境や社会・人権に関する課題への対応を進めています。