MUTOHホールディングスJP:7999

時価総額
¥137.1億
PER
17.7倍
情報画像関連機器の開発・製造・販売、情報サービス、設計製図機器・光学式計測器の製造・販売、不動産賃貸、スポーツケア用品の販売。

事業内容

MUTOHホールディングスは、情報画像関連機器、情報サービス、設計計測機器、不動産賃貸、その他の事業セグメントを持っています。これらのセグメントを通じて、多様な製品やサービスを提供しています。

情報画像関連機器セグメントでは、グラフィックアーツ用大判プリンタ、CAD図面出力用プロッタ、業界特化型プロッタ、イメージスキャナ、3Dプリンタ、関連サプライ品を取り扱っています。主要な生産・販売会社には、武藤工業やニッポーなどがあります。

情報サービスセグメントでは、CADおよび関連ソフトウェア、システムインテグレーション、ソフトウェア開発を行っています。これらのサービスは、武藤工業やムトーアイテックスが開発・販売を担当しています。

設計計測機器セグメントでは、設計製図機器や光学式計測器、事務機器を製造・販売しています。武藤工業とニッポーが主要な生産・販売会社です。

不動産賃貸セグメントでは、不動産の賃貸事業を展開しています。この事業は、MUTOHホールディングスとムトーエンタープライズが担当しています。

その他のセグメントでは、スポーツケア用品の販売を行っています。この分野では、ムトーエンタープライズが主要な販売会社として活動しています。

経営方針

MUTOHホールディングスは、成長戦略として多角的な事業展開を推進しています。主力の情報画像関連機器事業では、特に大判インクジェットプリンタの開発・製造・販売に注力し、北米、欧州、アジア、オセアニア市場でのプレゼンスを強化しています。また、3Dプリンタ事業にも注力し、新たな産業革命を見据えた事業分野の拡大を図っています。

同社は「常に革新し 挑戦を続け 社会に貢献する」という基本方針のもと、技術革新と市場変化に迅速に対応することを目指しています。特に、独自のスマートプリンティング技術を活用し、世界中で高い評価を受ける製品を提供しています。新製品の投入を通じて、増収増益を目指し、収益構造の改善に取り組んでいます。

情報サービス事業では、CAD関連事業の強化とシステムインテグレーション・ソリューションサービスの協業体制を強化し、積極的な営業展開を進めています。設計計測機器事業では、信頼性の高い製品を提供し、安定した収益を確保しています。不動産賃貸事業も安定収益源として基盤強化を図っています。

MUTOHホールディングスは、資本コストを意識した経営を重視し、ROEやPBRを重要指標として企業価値の向上を図っています。新中期経営計画では、資本効率の向上と具体的な数値目標を設定し、投資家との対話を通じて成長戦略を明確にし、株価や市場評価の向上を目指しています。