サンメッセJP:7883

時価総額
¥67.2億
PER
28.8倍
企画、デザイン、製版、印刷、製本及び付帯事業、イベント企画運営を手がける。

沿革

1935-05田中印刷所を岐阜県大垣市寺内町にて創業
1946-09大垣土地興行株式会社を設立
1947-06合資会社田中印刷所を設立
1953-10大垣土地興行株式会社が合資会社田中印刷所を合併し、田中印刷興行株式会社に商号変更
1956-07本社工場(東工場)を建設
1966-10田中印刷興業株式会社に商号変更
1968-07名古屋支店を開設
1969-09田中工業株式会社に商号変更、田中印刷興業株式会社を設立し販売部門を分離
1969-12田中工業株式会社西工場(現 中工場)を建設
1971-11田中工業株式会社西工場(現 中工場)に両面8色オフセット輪転印刷機を設置
1975-08田中工業株式会社本社機構を岐阜県大垣市荒川町に移転
1980-01田中印刷興業株式会社岐阜支店を開設
1981-09田中工業株式会社西工場(現 中工場)に電算写植機を設置
1983-05田中工業株式会社西工場を建設
1984-10田中工業株式会社本社工場(現 中工場)にトータルスキャナシステムを設置
1985-09田中印刷興業株式会社東京支店を開設
1989-02田中工業株式会社本社工場を建設、本社機構を岐阜県大垣市久瀬川町に移転
1989-04田中印刷興業株式会社大阪支店を開設、日本イベント企画株式会社(現 連結子会社)を設立
1990-04存続会社田中工業株式会社が田中印刷興業株式会社、株式会社日劇不動産、株式会社スイト会館を合併し、サンメッセ株式会社に商号変更
1994-11サンメッセTOKYOビルを建設、東京支店を東京都江東区東陽3丁目に移転
1995-09日本証券業協会に株式を店頭登録
1996-11サンメッセ情報館を、高度情報化基地「ソフトピアジャパン」に建設
1998-07名古屋支店を移転
1999-09本社工場、中工場がISO9002(現 ISO9001 2000年版)を認証取得(注)
2000-03東工場、西工場がISO9002(現 ISO9001 2000年版)を認証取得(注)
2001-09本社工場、中工場、東工場、西工場がISO14001を認証取得
2002-07愛岐支店(現 愛岐営業所)を開設
2003-09岡崎支店(岡崎営業所)を開設
2003-11赤坂支店(赤坂営業所)を開設
2003-12「プライバシーマーク」取得
2004-08東工場を本社工場等へ移転統合
2004-12日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
2005-10三重支店(現 三重営業所)を開設
2006-07滋賀支店(現 滋賀営業所)を開設
2010-04ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
2011-04赤坂営業所を東京支店に移転統合
2012-09Sun Messe (Thailand) Co.,Ltd.(現 連結子会社)を設立
2013-07東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2017-12本社第五工場がISO/IEC27001(ISMS)を認証取得
2018-05新宿支店を開設
2019-09ISO9001の認証を再取得
2020-04東京本社を設置し、岐阜(岐阜県大垣市)との二本社制実施
2021-03岡崎営業所を名古屋支店に移転統合
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
2024-02金沢支店を開設

事業内容

サンメッセとそのグループ会社は、印刷事業とイベント事業の二つの主要なセグメントで事業を展開しています。印刷事業では、サンメッセ及びそのタイの子会社であるSun Messe(Thailand)Co.,Ltd.が、一般商業印刷物から包装印刷物、出版印刷物に至るまで幅広い製品を提供しています。これには会社案内、入社・入学案内、社内報、統合報告書、CSRレポート、製品カタログ、ポスター、カレンダー、ダイレクトメール、パッケージ、包装紙、取扱説明書、社史、記念誌などが含まれます。また、デジタル関連サービスとして、インターネット上のホームページ制作、デジタルアーカイブ、データプリントサービス(DPS)、プリントオンデマンド(POD)も手掛けています。

一方、イベント事業は日本イベント企画株式会社が担当しており、各種イベントの企画から運営までを行っています。サンメッセグループはこれらの事業を通じて、印刷とイベントの分野で多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

サンメッセは、革新、法令順守、環境を経営の三本柱とし、お客様を第一に考える経営理念のもと、積極経営、イノベーション経営、コンプライアンス経営、環境経営、人間尊重企業を基本方針としています。同社は、生産性の向上と経費削減を通じて営業利益率と自己資本当期純利益率(ROE)の向上を目指し、企業価値の増大に努めています。

経営環境の変化に対応するため、サンメッセは「Challenge for Change 2025 ~変革への挑戦~」をスローガンに掲げ、事業成長と企業価値向上を目指しています。このスローガンの下、2023年度は「変わる、変える。」をテーマに、新たなビジネスの創造や仕組みの変革に挑戦しています。また、サステナビリティ経営にも注力し、地球環境と社会の持続的発展を目指しています。

サンメッセは、印刷業界の厳しい環境下で、商業印刷のみに依存しない新たな価値提供に向けたアクションを加速しています。これには、情報セキュリティ事業、パッケージ事業、情報コミュニケーション事業、BPO事業への戦略的重点投資が含まれます。同社は、これらの取り組みを通じて、印刷に偏らないお客様の課題解決をサポートし、新しいビジネスモデルの創出を目指しています。

さらに、サンメッセはSDGs宣言を行い、サステナビリティ経営を推進しています。これには、カーボンニュートラル宣言や、サンメッセ社会価値共創事業モデル「SSIG」の運営などが含まれます。これらの取り組みを通じて、サンメッセは、持続可能な社会の実現に貢献し、100周年を迎える2035年に向けて、社会に選ばれる企業であり続けることを目指しています。