セキJP:7857

時価総額
¥59.7億
PER
24.3倍
印刷関連事業、洋紙・板紙販売、出版・広告代理、美術館運営、カタログ販売を手がける企業。

事業内容

セキは、印刷関連事業、洋紙・板紙販売関連事業、出版・広告代理関連事業、美術館関連事業、カタログ販売関連事業の5つの主要な事業セグメントを展開しています。

印刷関連事業では、セキが出版印刷物や商業印刷物、紙器加工品の企画・製造・販売を行っています。デザインなどの前工程はエス・ピー・シーが担当し、渡部紙工が紙器加工の一部を受託しています。コープ印刷は農協関係の得意先への販売窓口を務めています。

洋紙・板紙販売関連事業では、セキが洋紙や板紙を仕入れ、在庫販売を行っています。これにより、印刷関連事業とのシナジーを生み出し、効率的な事業運営を実現しています。

出版・広告代理関連事業では、エス・ピー・シーが企画・編集した書籍や雑誌をセキが製造し、エス・ピー・シーが販売しています。また、出版物に関連したイベント開催や広告掲載などの広告代理業も行っています。

美術館関連事業では、セキが企業イメージ向上と地域活性化を目的に美術館を設置し、関興産がその運営管理を担当しています。これにより、広告宣伝活動の一環としての役割も果たしています。

カタログ販売関連事業では、セキが事業所向けオフィス関連用品のカタログ商品販売を行っています。また、こづつみ倶楽部が「ゆうパック」を利用した通信販売にかかるカタログ制作を担当しています。

経営方針

セキは、市場の変化に迅速かつ柔軟に対応し、経営の合理化と効率化を推進することで、持続的な成長を目指しています。同社は中・長期計画「Next 200」を策定し、2025年度には売上高150億円、営業利益7億5千万円を目標としています。2035年度には売上高200億円、営業利益10億円を目指し、全社を挙げて取り組んでいます。

品質の安定確保に向けて、セキは「Japan Color認証制度」による認証を取得し、精度の高い印刷色の再現性を追求しています。また、環境保護の観点から「ISO14001」に基づく取り組みを継続し、環境に配慮した持続可能な社会の形成を重視しています。これにより、環境配慮型経営を推進しています。

情報セキュリティの強化も重要な課題としており、セキは情報セキュリティ委員会を組織し、最高情報責任者(CISO)を設置しています。個人情報保護に関しては、プライバシーマークに基づく管理体制を整備し、適切な保護と管理を徹底しています。これにより、顧客からの信頼を確保しています。