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ヒューマンクリエイションホールディングスJP:7361
沿革
1974-10 | 金融機関向けのハード販売・開発・保守運用を目的として株式会社バンキング・システムズを設立。設立後まもなく派遣事業を開始し、主力事業となる。 |
2014-10 | 保有していた自社ソフトの販売・保守業務の譲渡を目的として株式会社ショップブック・ジャパンが分社。 |
2016-10 | 株式会社バンキング・システムズからの株式移転の方式により、純粋持株会社である当社(株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス)を設立。 |
2017-07 | 株式会社シーピーアイ・リバティー・算法の商号を、株式会社シー・エル・エスに変更。 |
2017-11 | 中国におけるIT技術者育成を目的として、中華人民共和国山東省に即戦力信息科技(威海)有限公司を設立。 |
2018-06 | 現在の事業に沿った社名とするため、株式会社ブレーンナレッジシステムズを設立(現・連結子会社)。 |
2018-09 | 株式会社バンキング・システムズが株式会社マイネットの事業を譲受。 |
2019-01 | 国内グループ全社の本社を東京都千代田区霞が関に移転。 |
2019-04 | 株式会社バンキング・システムズが営む一切の事業に関する権利義務の全部を株式会社ブレーンナレッジシステムズに承継する吸収分割を実施し、株式会社バンキング・システムズの全株式を譲渡。 |
2019-07 | システムコンサルティング・受託に特化した事業を展開するため、株式会社アセットコンサルティングフォースを設立(現・連結子会社)。 |
2019-10 | 株式会社ゼロスクを株式会社ブレーンナレッジシステムズに吸収合併。 |
2020-06 | 即戦力信息科技(威海)有限公司の清算結了。 |
2021-03 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2021-06 | 株式会社アセットコンサルティングフォースが株式会社グローステクノロジーズの事業を譲受。 |
2021-10 | 株式会社ヒューマンベースの全株式を取得(現・連結子会社)。 |
2022-04 | 株式会社コスモピアの全株式を取得(2022年4月より連結子会社)。 |
事業内容
ヒューマンクリエイションホールディングスは、純粋持株会社として、技術者派遣事業とITシステムに関するコンサルティング・受託開発事業を主軸に展開しています。同社グループは、派遣契約や請負契約を通じて、顧客企業に対してサービスを提供しており、特にエンジニアの派遣に特化しています。システムソリューションサービス事業を単一セグメントとしており、金融、製造、流通、エネルギー、公共・医療、通信・メディア業界など幅広い分野で、社内システム構築の開発案件に参画しています。
同社グループには、システムコンサルティングや受託開発に特化した株式会社アセットコンサルティングフォース、システム開発後の保守運用を主とする株式会社セイリング、ERP領域のシステムコンサルティング・開発を行う株式会社ヒューマンベース、システムサポートデスクの運営を主とする株式会社コスモピアなど、特定の専門分野を持つ子会社が含まれています。これにより、上流工程から最終工程まで、システム開発の全工程にわたる技術提供が可能となっています。
各子会社は、システムインテグレーションの上流工程から、基本設計、詳細設計、保守運用、さらにはBPO分野でのサービス提供まで、幅広い技術サービスを展開しています。これにより、ヒューマンクリエイションホールディングスは、顧客の多様なニーズに対応し、新規システム開発の需要を顕在化させることができます。同社グループ全体でのエンジニア構成は、プロジェクトマネージャー、システムエンジニア、プログラマー、その他のクラスに分かれており、各分野での専門性と技術力を有しています。
経営方針
ヒューマンクリエイションホールディングスは、企業理念「Technology × Human = Future Creation」に基づき、人財を育成し拡充することでシステムソリューションサービス事業を拡大し、持続的な成長を目指しています。同社グループは、中長期ビジョンとして「答えを創る次世代の経営課題コンサルティング企業」となることを掲げ、業界有数の人財数、技術力、人財育成力の充足を目標に掲げています。
同社グループは、システム開発の全工程にわたる技術提供が可能な独自のグループ体制を構築しており、上流工程の開拓とシステム開発全行程への人材サービス提供を目標としています。具体的には、エンジニア集団の保有、案件参画を通じた人材の教育効果・単価向上・受注拡大の好循環の実現、幅広い業種・案件に対応できる独立系の強みと保守運用による継続的な収益計上を推進しています。
また、同社グループは、人財数・技術力・人財育成力を重要な課題と捉え、中途採用市場でのアプローチ強化、新規取引先の拡大、独自の教育プログラムの拡充などに取り組んでいます。さらに、グループ体制の確立、受注力・収益力向上、M&Aを活用したインオーガニック成長も推進しており、これらの戦略により、業界におけるポジショニングの確立と持続的な成長を目指しています。