ヒューマンクリエイションホールディングスJP:7361株価

時価総額
¥47.6億
PER
9.4倍
システムソリューションサービスの有力企業。エンジニア派遣とAI人物検知カメラを用いたAIソリューションを展開。2019年7月の子会社設立、2024年2月のAIソリューション企業のグループ入り、2025年4月のM&A仲介会社のグループ入り。全国6拠点(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)で国内展開。

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事業内容

ヒューマンクリエイションホールディングスは、純粋持株会社としてグループ全体の戦略策定と経営管理を行い、エンジニア派遣を中心とした技術者派遣事業と、ITシステムに関わるコンサルティングや受託開発を主力に事業展開しています。同社は主に派遣契約で顧客先に常駐しシステムの開発・保守を行う一方、一部で請負契約による開発も手掛けています。

主要顧客はシステムインテグレーターやメーカー経由の企業で、金融、製造・流通、エネルギー、公共・医療、通信・メディアなど幅広い業界にサービスを提供しています。同社の収益基盤は主に技術者派遣による契約収入が中心で、長期常駐による安定収入に加え、受託開発や保守・運用による付加的な収入が混在しています。

同社はシステムソリューションサービスを単一の報告セグメントとしており、上流の経営課題抽出や要件定義を担う子会社、ERP領域のコンサル・開発を担う子会社、設計・開発力を持つ拠点網を持つ子会社、保守・運用やサポートデスク、AIソリューション、さらにM&A仲介を行う会社まで、上流から下流まで一貫したサービス提供体制を構築しています。同社のエンジニア構成はプロジェクト管理者186人、システム設計者303人、プログラマー206人、その他78人の合計773人(2025年9月末時点)となっており、顧客の工程に応じた人材供給力を有しています。

経営方針

同社は中長期ビジョンとして「答えを創る次世代の経営課題コンサルティング企業」として、技術力と規模の両面でシステムソリューション業界の首位グループを目指しています。戦略領域売上高を主要な評価指標と位置づけており、戦略領域の売上は2021年の1,042百万円から2025年には3,642百万円へと拡大しています。今後もM&A(企業の合併・買収)や業務提携を積極的に活用して成長を加速させる一方、安定的な利益確保と持続的成長のバランスを重視しています。

同社は人材と技術に重点的に投資することで差別化を図っています。採用面では媒体広告費や成果報酬型のエージェント活用など採用費を増やして候補者接触を強化し、人財数の拡大を図っています。また独自の教育プログラム「スキルアッププロジェクト(初級・中級・上級)」や階層別eラーニング、現場でのOJTを組み合わせ、上流工程に対応できる人材比率の向上と単価改善を目指しています。実績面ではエンジニア保有人数が2025年9月末で773人、稼働率が約98.6%、平均契約単価が2021年の570千円から2025年に667千円へ上昇しており、投資の効果が表れつつあります。

事業拡大の計画では、グループ内で上流から下流まで一貫提供できる体制を強化しています。2024年に人工知能(AI)ソリューションを担う会社をグループ化し、2025年にはM&A仲介の会社が参画したことで、コンサルティングと受託開発、保守運用まで横断したサービスを提供可能にしました。これにより幅広い業界で上流工程の案件開拓を進めるとともに、保守・運用による継続収益を積み上げ、全国6拠点の営業網を活用して受注拡大と顧客基盤の深掘りを図っています。

技術革新への取り組みは、外部子会社への投資と社内の学習基盤整備を両輪で進めています。AIソリューションやERP(統合基幹業務システム)に強みを持つ子会社のグループ化を通じてサービス領域を拡大するとともに、社内ではeラーニングや研究会で最新技術の習得を推進しています。案件での実践経験と教育の好循環を通じてエンジニアのスキル向上と契約単価の適正化を図り、売上・利益の持続的成長につなげています。