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アイリックコーポレーションJP:7325
沿革
1995-07 | 東京都新宿区に、保険分析システムの開発及び来店型保険ショップの設立を目的として、株式会社アイリックコーポレーションを設立。 |
1997-12 | 保険業法の改正に合わせて、生命保険、損害保険の乗合代理店登録を行い、複数の保険会社の保険商品を取り扱う生命保険媒介業並びに損害保険代理業として営業を開始。 |
1999-09 | 個人向けの保険分析サービスのための来店スペースを確保するため、本社を本郷BNビル(東京都文京区)に移転。 |
1999-12 | 「生命保険情報ステーション」(現、『保険クリニック®』文京本郷店)をオープン。来店型の『保険クリニック®』サービスを本格始動。 |
2002-07 | 子会社としてシステム開発会社である株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区)を設立。 |
2004-04 | 汎用型IQシステム(現、保険分析・検索システム『保険IQシステム®』)の完成。 |
2004-07 | 第1号FC店である『保険クリニック®』千葉店(現、千葉本町店)がオープン。FC事業(現、「ソリューション事業FC部門」)(注1)の開始。 |
2008-10 | 保険申込ナビゲーションシステム『AS-BOX』を開発し、AS事業(現、「ソリューション事業AS部門」)(注2)を開始。 |
2010-06 | 東京海上日動あんしん生命保険株式会社と『AS-BOX』において初めてのシステム連携開始。 |
2010-11 | 本社を本郷BNビルより本郷センタービルへ移転。 |
2013-01 | 株式会社ユニバーサルアンダーライタースを吸収合併。 |
2014-07 | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得。 |
2015-10 | 『AS-BOX』に改正保険業法対応パッケージを装備。 |
2017-08 | 一般社団法人Fintech協会に加盟。 |
2018-02 | 日本初となるAI技術を活用した「生命保険証券自動分析アプリ」を開発。 |
2018-04 | 非定型帳票対応の次世代型光学的文字認識システム『スマートOCR®』を開発。 |
2018-05 | 住友生命保険相互会社と「Vitality」サービスの一部を共同開発で合意。 |
2018-06 | 『ASシステム』のオプションとして「証券分析AIアシスト機能」をリリース。 |
2018-09 | 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。 |
2019-01 | 東京海上日動火災保険「モバイルエージェント」アプリに「保険証券OCRサービス」が採用。 |
2019-09 | 『Salesforce』のAPI連携を行うアプリケーション「スマートOCR® for Salesforce」をリリース。 |
2019-10 | 非定型手書き文字帳票の読み取りが可能な「スマートOCR®非定型手書き」をリリース。 |
2019-11 | 株式会社新光FPサービスより「保険ラウンジ トレッサ横浜店」及び「保険ラウンジ アクロスプラザ店」2店舗を事業譲受。 |
2020-08 | 医療機関ごとに異なる健康診断書をデータ化する「スマートOCR®健康診断書」をリリース。 |
2020-11 | 『スマートOCR®』が、独立行政法人統計センターにおける国勢調査等の文字認識機能に採用。 |
2020-12 | 医療機関から発行される診療明細書・調剤明細書・領収書をデータ化する「スマートOCR®診療明細書」をリリース。 |
2021-03 | 難しい保険を簡単に教えてくれる保険ロボアドバイザー(ロボアド)、「いっきゅうファミリーの保険ロボアドバイザー」をリリース。 |
2021-04 | 『スマートOCR®』が国税庁の確定申告書等作成コーナーにおける源泉徴収票の文字認識サービスに採用。 |
2021-05 | 『スマートOCR®』が法務省矯正研修所における手書きアンケートの文字認識機能に採用。 |
2021-11 | AI電子帳簿保存クラウドサービス『DenHo®』開始。 (株)みずほ銀行が経理業務効率化支援サービス「みずほデジタルアカウンティング」に『スマートOCR®』を搭載。 生命保険エコシステム「生命保険給付金支払いプラットフォーム」をリリース。 |
2022-03 | 『スマートOCR®』が埼玉県警に採用。 |
2022-04 | 東京証券取引所グロース市場へ移行。 |
2022-11 | 『保険クリニック®』オリコン顧客満足度®調査「来店型保険ショップ」ランキングで3年連続総合第1位を獲得。 |
2023-02 | 「生命保険乗合代理店業務品質評価運営」認定代理店に。 |
事業内容
アイリックコーポレーションとその連結子会社である株式会社インフォディオは、保険販売、ソリューション提供、システム開発の3つの主要事業セグメントを展開しています。保険販売事業では、直営店部門として「保険クリニック®」の店舗を運営し、保険分析・検索システム「保険IQシステム®」を用いて顧客に最適な保険商品を提案しています。また、法人営業部門では、法人や富裕層向けに保険の有効活用を提案しています。
ソリューション事業では、金融機関や保険代理店に対して、生命保険の現状把握・検索提案システム「ASシステム」や保険申込ナビゲーションシステム「AS-BOX」を提供し、保険販売のサポートを行っています。この事業部門は、AS部門とFC部門に分かれており、FC部門では全国の「保険クリニック®」FC店舗に対しても同様のシステムやサポートを提供しています。
システム事業は、株式会社インフォディオが担当し、保険分析・販売支援システムの開発や、非定型帳票対応の次世代型光学的文字認識システム「スマートOCR®」の開発・販売を行っています。これらのシステムは、保険業界だけでなく、他業界にも提供されています。
アイリックコーポレーショングループは、これらの事業を通じて、保険販売のプロセスを効率化し、顧客に対して高品質なサービスを提供することを目指しています。また、保険業界におけるデジタル化の推進にも貢献しています。
経営方針
アイリックコーポレーションは、保険販売、ソリューション提供、システム開発の3つの主要事業セグメントを通じて、保険業界におけるデジタル化の推進と顧客サービスの質の向上を目指しています。同社は、保険販売事業においては「保険クリニック®」の直営店舗を運営し、独自開発した「保険IQシステム®」を用いて顧客に最適な保険商品を提案しています。また、ソリューション事業では、金融機関や保険代理店に対して生命保険の現状把握・検索提案システム「ASシステム」や保険申込ナビゲーションシステム「AS-BOX」を提供し、保険販売のサポートを行っています。システム事業では、非定型帳票対応の次世代型光学的文字認識システム「スマートOCR®」の開発・販売を手掛け、保険業界だけでなく他業界にもその技術を提供しています。
中期経営計画において、アイリックコーポレーションは2022年6月29日に新たな「3か年計画」を策定し、2025年6月期を目標年度として再始動しました。この計画では、デジタル技術の活用による顧客サービスの永続的提供、保険クリニック®の認知度と集客数の向上、DXを活用したオンライン相談の拡大、ASシステムの大型導入先の開拓と新サービスの提供、スマートOCR®事業の更なる拡大と販売力の強化を重点施策としています。これらの取り組みを通じて、同社は売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の大幅な増益を目指しています。
アイリックコーポレーションは、保険業界におけるデジタル変革の先駆者として、顧客満足度の高いサービス提供、業界発展への貢献、従業員の幸福追求を経営の三大目標として掲げ、これらを実現するための戦略を推進しています。