プレミアグループJP:7199

時価総額
¥866.5億
PER
47.1倍
自動車関連のファイナンス、故障保証、オートモビリティサービス、カープレミア事業を展開、オートクレジットやエコロジークレジット、故障保証サービス、リサイクルパーツビジネス、リユースビジネス、整備・鈑金サービス、業務用ソフトウェア「GATCH」提供。

沿革

2007-07オートクレジットを中心としたファイナンス事業及び故障保証事業を中心としたファイナンスサービスの提供を目的として、東京都港区に株式会社ジー・ワンクレジットサービス(現プレミア株式会社)を資本金100百万円で設立
2007-11株式会社学研クレジット(現株式会社ジャックス)から事業の一部を譲り受け、東京都港区の東京本社と大阪府吹田市の大阪支店にて事業を開始
2008-08株式会社ジー・ワンクレジットサービスの資本金を490百万円に増資
2008-11千葉エリアの営業強化のため、千葉県松戸市に東関東支店を出店
2008-12阪神エリアの営業強化のため、兵庫県神戸市に神戸オフィスを出店
2010-04経済産業省関東経済産業局から、個別信用購入あっせんを営むための「個別信用購入あっせん業者(登録)」(登録番号:関東(個)第11号)を受ける(注1)
埼玉・神奈川エリアの営業強化のため、埼玉県川口市にさいたま支店(現関東中央支店)、東京都町田市に西関東支店を出店
全国展開にあたり、中京圏初となる名古屋オフィス(現名古屋支店)を愛知県名古屋市に出店
2010-07株式会社ジー・ワンファイナンシャルサービスからSBIホールディングス株式会社に株主異動
2010-08株式会社ジー・ワンクレジットサービスの資本金を1,250百万円に増資
兵庫エリアの営業強化のため、神戸オフィスを兵庫県明石市へ移転
2010-10株式会社ジー・ワンクレジットサービスからSBIクレジット株式会社に商号を変更
前橋エリア開拓のため、群馬県太田市に北関東オフィス(現北関東支店)を出店
2010-11さいたま支店の名称を関東中央支店に変更
名古屋オフィスの名称を名古屋支店に変更
2011-03SBIクレジット株式会社の資本金を1,500百万円に増資
全国展開にあたり、九州地方初となる福岡オフィス(現福岡支店)を福岡県福岡市に出店
2011-07近畿・中国エリアの営業強化のため、岡山県岡山市に岡山オフィス(現中国支店)、京都府京都市に京滋オフィス(現関西中央支店)を出店
2011-08全国展開にあたり、北海道地方初となる札幌オフィス(現札幌支店)を北海道札幌市に出店
2011-09三河エリアの営業強化のため、愛知県岡崎市に三河オフィスを出店
2012-03SBIクレジット株式会社の資本金を1,515百万円に増資
前橋エリアの営業強化のため、北関東オフィスを群馬県太田市内へ拡張移転
2012-07埼玉県西部・八王子エリア再編のため、東京都国分寺市に西東京オフィスを出店
2012-08営業効率化のため、西関東支店を神奈川県横浜市へ移転
2013-03SBIホールディングス株式会社から、丸紅株式会社の子会社であるアイ・シグマ・キャピタル株式会社が管理・運営するファンドに株主異動
2013-04京滋オフィスの名称を京滋支店に変更
2013-05全国展開にあたり、東北地方初となる仙台オフィス(現仙台支店)を宮城県仙台市に出店
従来の対面型営業に加え、架電及び出張対応を中心とした遠隔地営業を開始し、東京本社及び大阪支店に専任営業部門を設置
2013-07SBIクレジット株式会社からプレミアファイナンシャルサービス株式会社に商号を変更
2013-08営業人員増加に伴い、名古屋支店(現名古屋オフィス)を愛知県名古屋市内へ拡張移転
阪神エリア再編に伴い、神戸オフィスを大阪支店へ統合
千葉エリアの営業強化のため、東関東支店を分店し、東東京オフィス(現東東京支店)、東関東オフィス(現北関東支店)を設置
千葉中央エリアの営業効率化のため、東東京オフィスを千葉県千葉市へ移転
2013-09一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)から、「プライバシーマーク」認定を取得(登録番号:10670054)
2013-10千葉北エリアの営業効率化のため、東関東オフィスを千葉県柏市へ移転
2014-07本部機能併設のため、大阪支店を大阪府吹田市内へ拡張移転し、総務・人事部門等一部の本部機能を設置、名称を大阪本部に変更
営業人員増加に伴い、関東中央支店を埼玉県さいたま市へ拡張移転
2014-10茨城エリアの営業強化のため、東関東オフィスを茨城県つくば市へ移転し、名称をつくばビジネスセンターに変更
営業効率化のため、西東京オフィスを分割し、関東中央支店と西関東支店(現西関東オフィス)へ統合
2015-04本部機能併設のため、西関東支店(現西関東オフィス)を神奈川県横浜市内へ拡張移転し、総務・システム部門等一部の本部機能を設置
2015-05資本金1百万円で株式会社AZS一号(現プレミアグループ株式会社)を設立
2015-06資本金を1,500百万円に増資
2015-07株式会社AZS一号からプレミアグループ株式会社に商号を変更
2015-09資本金を50百万円に減資
2016-02タイ王国におけるオートファイナンス事業及び故障保証事業の早期事業化のため、プレミアが Eastern Commercial Leasing p.l.c.(現持分法適用関連会社、所在地:タイ王国バンコク都、CEO:Danucha Verapong、以下「ECL」という。)の実施する第三者割当増資の引受及びオートファイナンス事業(注)等に関する業務提携契約をECLと締結
2016-03第1回新株予約権A及びBを発行
2016-04タイ王国における自動車金融コンサルティング事業及び東南アジアにおける事業展開のためのナレッジ蓄積を目的として、プレミアがタイ王国バンコク都に現地法人PFS(Thailand)Co., Ltd.(現連結子会社、現Premium Asset Management (Thailand) Co., Ltd、以下「PAMT」という。)を設立
2016-05プレミアによるECLの第三者割当増資が完了し、関連会社化
2016-07当社を持株会社としたホールディングス体制に移行
2016-08当社に本部機能及びグループ会社管理機能を設置
株式の移転によりPAMTを子会社化
整備事業拡大のため、整備工場の運営会社として、東京都港区にPAS株式会社(連結子会社、代表取締役社長:佐藤寛二)を資本金25百万円で設立
2016-10仙台オフィスの名称を仙台支店に変更
つくばビジネスセンターの名称をつくば支店に変更
三河オフィスの名称を三河支店に変更
北関東オフィスの名称を北関東支店に変更
宇都宮エリア開拓のため、群馬県太田市の北関東支店への併設により宇都宮支店(現北関東支店)を出店
2016-11タイ王国における自動車整備サービス展開のため、ECL及び株式会社ライジングサン商会(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:篠原邦夫)との合弁により、Eastern Premium Services Co., Ltd.(現連結子会社、現Premium Service (Thailand) Co., Ltd、以下「PST」という。)をタイ王国バンコク都に設立
2016-12群馬エリアの営業効率化のため、北関東支店を群馬県前橋市へ移転
宇都宮エリアの営業強化のため、宇都宮支店を栃木県宇都宮市へ移転
2017-04ECLとプレミアの資本関係保持を目的に、ECLが発行するワラント(新株予約権)を取得
2017-05故障保証業界の健全化及び消費者保護を目的とする日本ワランティ協会に加入
2017-07自動車ファイナンス商品のラインナップ拡充のため、東京都港区にプレミアリース株式会社(現PLS株式会社、連結子会社、代表取締役社長:高山匡行)を資本金40百万円で設立
2017-08アウトバウンド営業に特化したコンタクトセンター及びアフターセンター併設のため、札幌支店を北海道札幌市へ拡張移転し、アフターセンター・営業サポート機能の一部を設置、名称を札幌オフィスに変更
2017-09PSTの整備工場第1号店舗をタイ王国バンコク都に出店し、タイ王国における自動車整備事業を開始
2017-11インドネシア共和国における故障保証事業を推進するため、インドネシア共和国ジャカルタ市に現地法人 PT Premium Garansi Indonesia(共同支配企業)を設立
2017-12東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2018-04一般社団法人 日本経済団体連合会に加入
2018-06当社グループのシステム企画・開発・運用等を行うため、株式会社ユーキャスサービス(所在地:北海道旭川市、代表取締役:鈴木光徳)との合弁により、東京都港区にプレミアシステムサービス株式会社(連結子会社、代表取締役社長:大貫徹)を資本金20百万円で設立
2018-09アウトバウンド営業に特化したコンタクトセンター併設のため、福岡支店を福岡県福岡市へ拡張移転し、名称を福岡オフィスに変更
2018-10自動車整備業界をメインとしたソフトウェアの開発・販売事業を行う株式会社ソフトプランナー(連結子会社、現プレミアソフトプランナー株式会社、所在地:千葉県千葉市、代表取締役:太田航、以下「PSP」という。)の株式を取得し子会社化
2018-12東京証券取引所市場第一部に市場変更
2019-02広島ビジネスサイト(現中国支店)を広島県広島市に開設
2019-04主に中古輸入車を対象とする故障保証事業を運営する株式会社ロペライオソリューションズ(現プレミアワランティサービス株式会社、連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:土屋佳之)の株式を取得し子会社化
2019-07名古屋支店の名称を名古屋オフィスに変更
2019-08株式の移転によりPSTを子会社化
2019-10中部エリアのシェア拡大を図るため、三河支店と統合して静岡支店(現駿河湘南ビジネスサイト)を静岡県静岡市に出店
2020-01当社グループの役職員に対する研修を企画・実施するため、株式会社VALUE(連結子会社、所在地:埼玉県さいたま市中央区、代表取締役:田中真琴)を資本金5百万円で設立
オートモビリティサービス関連事業を運営するため、東京都港区にプレミアモビリティサービス株式会社(連結子会社、代表取締役社長:柴田洋一)を資本金20百万円で設立
オートパーツ関連事業を運営するため、東京都港区にプレミアオートパーツ株式会社(連結子会社、代表取締役社長:松岡正浩)を資本金20百万円で設立
2020-02中部エリアの営業基盤強化に向けた人員増加に伴い、名古屋オフィスを愛知県名古屋市にて拡張移転
プレミアファイナンシャルサービス株式会社からプレミア株式会社に商号を変更
本社を東京都港区内に移転
2020-03グループ会社であるEGS株式会社とのバックオフィス統合に伴い、渋谷オフィスを東京都渋谷区に開設
2020-04買取・受託による債権回収業務、車両引揚業務を行う中央債権回収株式会社(連結子会社、所在地:東京都中央区、代表取締役社長:金子知之)の株式を取得し子会社化
本社を東京都港区内へ移転
2020-06北陸エリアのシェア拡大を図るため、北陸支店を石川県金沢市に出店
2020-10故障保証関連事業を運営するため、東京都港区にプレミアワランティサービス株式会社(連結子会社、代表取締役社長:土屋佳之)を資本金30百万円で設置
故障保証関連事業の販売拡充のため、EGS株式会社(連結子会社、所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:齊藤邦雄)を設立
2021-01故障保証事業を吸収分割により連結子会社のプレミアワランティサービス株式会社に継承
2021-02フィリピンにおける故障保証事業を推進するため、フィリピンパサイ市に現地法人Premium Warranty Services Philippines, Inc.(共同支配企業)を設立
2021-04千里中央オフィス、甲信越ビジネスサイト、岐阜三重ビジネスサイト、三河ビジネスサイト、兵庫ビジネスサイト、大阪南ビジネスサイト、九州ビジネスサイトを開設
関東中央本部内の営業拠点である関東中央支店を関東第一支店、関東第二支店に分割
京滋支店の名称を京滋奈ビジネスサイトに変更
2022-03モビリティ事業者向けの会員組織の開拓・推進事業を運営するため、東京都港区にカープレミア株式会社(連結子会社、代表取締役社長:柴田洋一)を資本金5百万円で設立
2022-04東京証券取引所プライム市場に移行
2022-06株式交換によりPSPを完全子会社化
2022-11業容拡大及び多様な働き方の実現を目的として、西関東オフィスを神奈川県横浜市にて拡張移転
2023-05栃木ビジネスサイト、群馬ビジネスサイト、茨城ビジネスサイトを統合し、北関東支店を関東中央本部内に新設
甲信越ビジネスサイトの名称を東日本ビジネスサイトに変更
2023-07静岡支店の名称を駿河湘南ビジネスサイトに変更
2024-02西東京ビジネスサイトを西関東支店に統合
三河ビジネスサイト、岐阜三重ビジネスサイトを統合し、名称を東海ビジネスサイトに変更
大阪支店、兵庫ビジネスサイト、大阪南ビジネスサイト、京滋奈ビジネスサイトを統合し、名称を関西中央支店に変更
岡山支店、広島ビジネスサイトを統合し、名称を中国支店に変更

事業内容

プレミアグループは、持株会社として経営管理及び関連業務を行い、ファイナンス事業、故障保証事業、オートモビリティサービス事業、カープレミア事業を中心に幅広いサービスを提供しています。同社グループは、17の連結子会社と4つの持分法適用関連会社等で構成されています。

ファイナンス事業では、自動車購入時の分割払いサービスを提供し、主にオートクレジットとエコロジークレジットを取り扱っています。また、タイ王国でのオートファイナンス事業を展開し、Eastern Commercial Leasing p.l.c.への経営・事業ノウハウ提供を通じて企業価値の向上を図っています。

故障保証事業では、購入した自動車の故障時に無償修理を提供するサービスや、中古部品の流通を行うリサイクルパーツビジネスを展開。この事業は、東南アジア諸国へも展開しており、タイ、インドネシア、フィリピンでの合弁会社を通じて故障保証事業や整備事業を行っています。

オートモビリティサービス事業では、自動車流通に必要な複数のサービスを提供。これには、引揚げ車両の再活用(リユースビジネス)、整備・鈑金サービス(リペアビジネス)、業務用ソフトウェア「GATCH」の提供、オートリース商品の提供が含まれます。

カープレミア事業では、自動車販売店や整備工場のネットワークを組織化した会員組織「カープレミアクラブ」を通じて、会員限定のサポートサービスを提供。また、自動車整備工場を運営し、モビリティ事業者向けの商品企画も行っています。

これらの事業を通じて、プレミアグループは豊かな社会の構築と心豊かな人財の育成に貢献しています。

経営方針

プレミアグループは、中期経営計画「VALUE UP⤴2023」を総括し、新たな中期経営計画「ONE&ONLY 2026」を策定しました。同社は、オートクレジット企業からオートモビリティ企業への変革を目指し、ファイナンス、故障保証、オートモビリティサービスの各事業を拡充するとともに、カープレミア事業モデルの確立を進めています。これにより、中古車領域経済圏の構築を目指しています。

「VALUE UP⤴2023」では、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、税引前利益や親会社の所有者に帰属する当期利益、ROEなどの財務指標で目標を上回る成果を達成しました。一方で、収益力に課題が残りましたが、時価総額は計画発表時の2倍以上に伸長しました。

新中期経営計画「ONE&ONLY 2026」では、2026年3月期までの3ヵ年で、営業収益440億円、税引前利益102億円、親会社の所有者に帰属する当期利益70億円を目標に掲げています。同社は、カープレミア事業モデルの確立、ファイナンス事業の深化、故障保証事業の拡充、オートモビリティサービス事業の拡充、組織力の強化、グループ企業の統括、持続的成長への取り組み、DXの推進など、重点課題に取り組むことで、事業基盤の強化と事業領域の拡大を図ります。

プレミアグループは、これらの成長戦略を通じて、中古車領域経済圏の構築と、日本で唯一のファイナンス事業を含んだオートモビリティ企業への変革を目指しています。