- 日本企業
- のむら産業
のむら産業JP:7131
沿革
1959年4月 |
資本金50万円をもって東京都杉並区に当社の前身である有限会社野村紙業を包装資材販売の目的で設立 |
1965年11月 |
資本金100万円をもって東京都杉並区にのむら産業株式会社を米穀用乳化剤販売の目的で設立 |
(翌年、経営の合理化を目的として、のむら産業株式会社が有限会社野村紙業を吸収合併) |
|
1966年8月 |
ポリエチレンを材料とした米穀精米袋(ポリ袋)を開発し販売を開始 |
1969年8月 |
東京都米穀小売商組合のポリ袋の指定業者に単独認定される |
1970年2月 |
精米用の全自動計量包装機「NRパッカー」完成、農林省助成金指定機種に認定される |
1973年3月 |
本社を東京都練馬区に移転 |
1980年10月 |
営業所等を独立採算制の子会社として、札幌のむら産業株式会社、東北のむら産業株式会社、関東のむら産業株式会社、神奈川のむら産業株式会社、静岡のむら産業株式会社、関西のむら産業株式会社、岡山のむら産業株式会社、福岡のむら産業株式会社、株式会社のむら技研研究所を設立 |
1982年10月 |
株式会社のむら技術研究所をのむら産業株式会社に吸収合併 |
1985年4月 |
社団法人日本包装機械工業会の正会員となる |
1985年10月 |
札幌のむら産業株式会社、東北のむら産業株式会社、神奈川のむら産業株式会社を関東のむら産業株式会社に、静岡のむら産業株式会社、岡山のむら産業株式会社、福岡のむら産業株式会社を関西のむら産業株式会社に吸収合併 |
1986年10月 |
関東のむら産業株式会社をのむら産業株式会社が吸収合併 |
1987年2月 |
コンピューター制御の新型ミニパッカー「パーセル」を発売 |
1988年5月 |
全自動無人操業を可能にした高性能全自動計量包装機「インテリジェントパッカー」を発売 |
1989年10月 |
関西のむら産業株式会社を完全分離独立 |
1994年3月 |
高速型のインテリジェントパッカー「NP-115SLK」を発売 |
1998年8月 |
高速性と操作性を両立させた快速パッカー「ネクサス」を発売 |
2005年8月 |
本社を東京都東久留米市に移転(現本社ビル完成) |
2006年8月 |
国際標準規格ISO9001認証取得 |
2007年11月 |
異物除去装置「とおせんぼう」で食品産業技術功労賞を受賞(食品産業新聞社主催) |
2012年11月 |
スーパーインテリジェントパッカー「SIP-110」を発売 |
2013年7月 |
みずほキャピタルパートナーズ株式会社(現 MCPパートナーズ㈱)との連携によるMBO(マネジメント・バイアウト)により、のむら産業株式会社の旧株主からの株式買取を目的として特別目的会社のドリーム50株式会社を設立し、全株式買取後にのむら産業株式会社を存続会社として合併を実施 |
2014年11月 |
インテリジェントパッカー「DSR-110」を発売 |
2017年8月 |
100%出資子会社のむら印刷株式会社(現・連結子会社)を設立 |
2017年11月 |
のむら印刷株式会社は山葉印刷株式会社より印刷事業を譲受 |
譲受後、のむら印刷株式会社は山葉印刷株式会社へと商号変更 |
|
2018年2月 |
パックウェル株式会社(現・連結子会社)を子会社化(100%出資) |
2021年12月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2023年3月 |
BJT JAPAN合同会社(現・連結子会社)を設立(50%出資) |
事業内容
のむら産業グループは、のむら産業およびその連結子会社3社(山葉印刷株式会社、パックウェル株式会社、BJT JAPAN合同会社)によって構成されています。同社は主に2つの事業セグメント、包装関連事業と物流梱包事業を展開しています。
包装関連事業では、包装資材部門と包装機械部門の2つの部門に分かれており、食品やその他の包装資材の企画・デザイン及び販売、特に米穀精米袋を中心とした製品を提供しています。また、米穀用自動計量包装機を中心に、計量包装機械の企画開発及び製造販売も手掛けており、高速性と操作性を両立させた快速パッカーやスーパーインテリジェントパッカーなどの製品を開発しています。
物流梱包事業では、梱包に関する問題解決を目的とした梱包機械及び梱包資材の仕入れと販売、商品の導入支援やメンテナンス等のサービスを提供しています。エアー緩衝材の製造機や専用フィルム資材、紙緩衝材の製造機など、多様な製品を取り扱っており、オンラインストア企業や発送代行会社など、様々な業種の企業にサービスを提供しています。
のむら産業グループは、長年にわたる業界への製品・商品供給実績を背景に、業界知識・技術力を強みとしています。また、包装資材と機械のシナジーを活かし、顧客に最適なソリューションを提供することが可能です。さらに、経営理念に則した顧客に対するきめ細かいサービスを継続することで、顧客からの信頼を獲得し、安定的な収益の実現に努めています。
経営方針
のむら産業グループは、包装関連事業と物流梱包事業を中心に展開しており、経営理念「人に優しい新技術」をモットーに、社会に貢献する商品づくりを目指しています。同社は、変化する社会環境の中でイノベーションを起こし続け、信頼される企業を目指すという基本方針のもと、挑戦、スピード、誠実、元気を行動指針として掲げています。
成長戦略として、既存事業の強化に注力しており、商品・サービスの開発力・提案力の強化、品質維持向上、米穀用自動計量包装機の国内トップシェア維持、アジアを中心とした海外向け売上の拡大、西日本市場の売上と利益の拡大、物流梱包の機械と資材の商品及びサービスの強化を目指しています。また、新市場の基盤構築にも力を入れ、米穀市場以外への販売促進、新たなビジネスモデルへの挑戦、資材・設備・サービスの拡充・開発、デザイン・企画・開発部門の強化を進めています。
さらに、成長戦略の推進のため、企業とのM&Aや業務提携を積極的に展開し、グループ連結収益の拡大と企業価値向上を目指しています。資本効率の向上、成長に向けた戦略的投資、財務の健全性、安定的な株主・役職員還元についてバランスの取れた資本政策を推進しています。
組織基盤の整備にも取り組み、人員採用や教育・育成の強化、働きやすい職場づくりと評価・報酬制度の見直し、業務の作業標準化とITを活用した効率化、コンプライアンス体制の維持・強化、コーポレートガバナンス体制の維持・強化を進めています。これらの取り組みを通じて、のむら産業グループは、社会・環境問題への対応を含め、持続可能な成長を目指しています。