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カーブスホールディングスJP:7085
沿革
2005-02 | 株式会社ベンチャー・リンクにより株式会社カーブスジャパンが設立され、Curves International, Inc.とマスターフランチャイズ契約を締結し、日本での独占事業権を取得 |
2005-07 | 株式会社カーブスジャパンがカーブス1号店(戸越)を直営店としてオープン |
2005-08 | 株式会社カーブスジャパンがカーブス2号店(都立大学)及び3号店(町田旭町)を直営店としてオープン。日本における事業モデルを構築し、併せて日本におけるフランチャイズパッケージを完成 株式会社カーブスジャパンがフランチャイズ第一次募集をスタート |
2006-03 | 株式会社コシダカ(現・株式会社コシダカホールディングス)がフィットネスクラブフランチャイズとしてカーブス1号店(札幌南郷通)をオープン |
2007-03 | 会員誌「カーブスマガジン」の発行を開始 |
2008-09 | (旧)株式会社コシダカ(現・株式会社コシダカホールディングス)が、株式会社北海道コシダカ(現・株式会社コシダカ)への会社分割(新設分割)によりカーブス運営事業を移管 |
2008-10 | 株式会社コシダカ(現・株式会社コシダカホールディングス)が、株式会社カーブスジャパンの株式を取得するための持株会社として当社を設立し、株式会社カーブスジャパンの全株式を取得 |
2010-09 | (旧)株式会社北海道コシダカ(現・株式会社コシダカ)の新設分割により、同社のカーブス運営事業を(新)株式会社北海道コシダカ(現・株式会社ハイ・スタンダード)に移管 |
2011-01 | 当社が株式会社シュクランの株式を取得 株式会社カーブスジャパンが会員向け物販商品「カーブスプロテイン」の販売を開始 |
2011-06 | 株式会社カーブスジャパンが直営店として「東北大学加齢研スマートエイジング・スクエア」をオープンし、東北大学との共同研究拠点としても稼働 店舗数1,000店舗突破(直営39店舗、FC975店舗) |
2014-09 | (新)株式会社北海道コシダカ (現・株式会社ハイ・スタンダード)が株式会社シュクランを吸収合併し、株式会社ハイ・スタンダードに社名変更 |
2014-10 | 店舗数1,500店舗突破(直営50店舗、FC1,451店舗) |
2015-09 | 株式会社カーブスジャパンが直営店として大山町健康センターをオープン 行政と連携して社会問題解決に取り組む |
2017-11 | 株式会社カーブスジャパンが会員向け物販商品「スーパープロテイン」の販売を開始 |
2018-03 | 当社がカーブス事業のグローバルフランチャイザー(世界総本部)であるCurves International Holdings, Inc. (Curves International,Inc.の100%親会社)及びCurves For Women II,L.C. の全株式取得 |
2018-04 | Curves International,Inc.がCyclone CV, Inc.、Curves International Holdings, Inc.、Curves For Women II, L.C.、Curves International Japan, LLCの4社を吸収合併 |
2018-11 | 株式会社カーブスジャパンがメンズ・カーブス1号店(オギノ茅野)をトライアルオープン |
2019-07 | 当社が、カーブス欧州事業フランチャイザーであるCFW International Management B.V.(現・Curves Europe B.V.)の全株式を取得し、その子会社であるCFW Operations Europe Limited、Curves International of Spain, S.A.を含め子会社化 |
2019-10 | 店舗数2,000店舗突破(直営64店舗、FC1,938店舗) |
2020-03 | スピンオフによりコシダカホールディングスグループから分離独立し、東京証券取引所市場第一部に単独上場 |
2020-09 | 株式会社カーブスジャパンがオンライン体操教室「おうちでカーブス」をリリース |
2021-01 | Curves Europe B.V.が、事業譲渡によりアフリカのマスターライセンス権を取得するとともに、KIMOSCAPE(PTY)LTDを子会社化 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
カーブスホールディングスとそのグループ会社は、女性専用の30分フィットネスクラブ「カーブス」の運営を主軸に事業を展開しています。同社は純粋持株会社として、経営管理を行い、国内外でのカーブス事業を支える8つの連結子会社を有しています。
国内では、株式会社カーブスジャパンがフランチャイズ本部として機能し、フランチャイズ加盟事業者への経営指導や事業運営に必要なシステムの導入、ノウハウ、機材、商品の提供などを行っています。2023年8月末時点で、1,962店舗、会員数77.7万人を抱えるフランチャイズチェーンを管理し、直営7店舗を運営しています。また、株式会社ハイ・スタンダードは、北海道、東京、千葉、埼玉地区で直営70店舗を展開しており、その中にはメンズカーブス1店舗も含まれます。
海外事業においては、Curves International, Inc.がグローバルフランチャイザーとして、日本を含む世界各国のマスターフランチャイジーに対してロイヤルティ管理や店舗で使用する機器等の販売を行っています。欧州では、Curves Europe B.V.がフランチャイズ本部として機能し、2023年6月末時点で137店舗のフランチャイズチェーンを運営しています。このほか、CFW Operations Europe Limited、Curves International of Spain, S.A.、Curves Operations Italy S.r.l.、KIMOSCAPE(PTY)LTDがフランチャイズ加盟店に対する運営サポート業務を提供しています。
カーブスホールディングスグループは、国内外で女性専用フィットネスクラブのフランチャイズ事業を展開し、健康と美をサポートするサービスを提供しています。
経営方針
カーブスホールディングスは、女性専用の30分フィットネスクラブ「カーブス」を中心に展開する事業を通じて、健康の大切さや運動の重要性を広めることを使命としています。同社グループは、地域密着型の健康インフラとして、人生100年時代における健康寿命延伸に貢献することを目指しています。
中長期的な経営戦略として、同社は顧客満足度の向上とマーケティングの強化による会員数の早期回復と再成長、男性向け運動施設「メンズ・カーブス」を含む新規事業の展開、高機能化を目指した商品開発に取り組んでいます。これらの戦略は、高齢化社会の進展やコロナショックによる健康二次被害の増加といった社会課題への対応を目的としています。
経営指標としては、会員数、総資産経常利益率(ROA)、営業利益成長率に重点を置き、経営資源の有効活用と成長性の持続を図っています。また、シニア層やヤング層をターゲットにしたマーケティング強化や商品開発により、顧客生涯価値(LTV)の向上を目指しています。
国内外での事業展開においては、新規出店やフランチャイズ加盟店のサポート、オンラインフィットネスの提供などを通じて、企業価値の向上と市場の拡大を図っています。2024年8月期の業績見通しでは、売上高340億円(前年比13.2%増)、営業利益47億円(前年比22.0%増)を見込んでおり、成長戦略の成果が期待されています。