コプロ・ホールディングスJP:7059

時価総額
¥302.8億
PER
31.6倍
建設・プラント技術者の人材派遣・紹介、機械設計開発技術者の人材派遣・請負、システムエンジニアリングサービス提供。

沿革

2006-10株式会社トラスティクルーを名古屋市中区に設立(人材派遣・紹介事業)
名古屋支店開設
2007-02横浜支店開設
2008-03株式会社コプロ・エンジニアードへ社名変更
名古屋支店移転
2008-08東京支店開設
2009-10札幌支店開設
2011-07大阪支店開設
2011-09首都圏支店開設
2012-10福岡支店開設
2013-04仙台支店開設
2013-10飲食店事業に参入することを目的として、株式会社コプロ・ダイニングサービスを設立
株式会社コプロ・ダイニングサービス 1店舗目出店(名古屋市中区)
2013-11給与計算・社会保険業務を委託することを目的として、GIP株式会社の株式を全株取得し、株式会社コプロ・ソリューションズへ社名変更
2014-06広島支店開設
2014-11社員教育研修を目的としてアカデミア事業部開設
2015-05持株会社への移行を目的として株式会社コプロ・ホールディングス(現 当社)へ社名を変更し、同時に完全子会社として株式会社コプロ・エンジニアード(現 連結子会社)を会社分割により設立し当社グループの主要事業である人材派遣・紹介事業を移管
2015-07株式会社コプロ・エンジニアード関東支店開設
2015-09労働者派遣法改正
2016-04株式会社コプロ・エンジニアード関東支店をMC事業部へ改称
2016-05本社を名古屋市中村区に移転
株式会社コプロ・ダイニングサービス 2店舗目出店(名古屋市中区)
2016-11株式会社コプロ・エンジニアードMC事業部をMC支店へ改称
2017-01当社グループの事業再編に伴い、株式会社コプロ・ソリューションズを解散
2017-03当社グループの事業再編に伴い、株式会社コプロ・ダイニングサービスを解散
2017-04株式会社コプロ・エンジニアード大宮支店開設
株式会社コプロ・エンジニアード東京支店を東京第一支店へ改称、首都圏支店を東京第二支店へ改称
株式会社コプロ・エンジニアード東京本社開設
株式会社コプロ・エンジニアードMC支店廃止
2017-10株式会社コプロ・エンジニアード神戸支店開設
2018-04株式会社コプロ・エンジニアード金沢支店開設
2018-10株式会社コプロ・エンジニアード名古屋支店を名古屋第一支店へ改称
株式会社コプロ・エンジニアード名古屋第二支店開設
2019-03東京証券取引所マザーズ及び名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場
2019-04株式会社コプロ・エンジニアード東京プラント支店、名古屋プラント支店、大阪プラント支店開設
2019-10株式会社コプロ・エンジニアード高松支店開設
2020-04COPRO GLOBALS PTE.LTD.をシンガポール共和国に設立
株式会社コプロ・エンジニアード千葉支店、静岡支店、北九州プラント支店開設
株式会社コプロ・エンジニアード大阪支店を大阪第一支店へ改称
株式会社コプロ・エンジニアード神戸支店を大阪市北区に移転し大阪第二支店へ改称
2020-09東京証券取引所市場第一部・名古屋証券取引所市場第一部に市場変更
2020-11株式会社コプロ・エンジニアード新潟支店開設
株式会社コプロ・エンジニアード東京第一支店・東京第二支店から東京支店へ改称
株式会社コプロ・エンジニアード大阪第一支店・大阪第二支店から大阪支店へ改称
2021-04株式会社コプロ・エンジニアード名古屋第一支店・名古屋第二支店から名古屋支店へ改称
COPRO VIETNAM CO., LTD.をベトナム社会主義共和国に設立
株式会社アトモスの全株式を取得し、子会社化
2021-09バリューアークコンサルティング株式会社の全株式を取得し、子会社化
2022-04東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場に移行
株式会社コプロ・エンジニアードがヒューコス株式会社の労働者派遣及び有料職業紹介事業を吸収分割により承継
2023-10株式会社アトモスを存続会社としてバリューアークコンサルティング株式会社を吸収合併し、株式会社コプロテクノロジーに商号変更
株式会社コプロ・エンジニアードを株式会社コプロコンストラクションに商号変更
2024-02株式会社コプロテクノロジー半導体技術者研修センター「セミコンテクノラボ」開設
COPRO GLOBALS PTE.LTD.清算

事業内容

コプロ・ホールディングス及びその連結子会社5社は、技術者派遣事業を中心に展開しています。同社グループは、建設・プラント技術者の人材派遣・紹介、機械設計開発技術者の人材派遣・請負、そしてシステムエンジニアリングサービス(SES)を提供しており、全国16拠点でサービスを展開しています。

具体的には、株式会社コプロ・エンジニアードが建設・プラントエンジニア専門の人材派遣・紹介サービスを提供し、現場監督やCADオペレーターなどの職種に特化しています。一方、株式会社アトモスは、機械設計開発エンジニアの人材派遣・請負サービスを手掛け、大手製造業の開発・設計部門に人材を派遣しています。また、バリューアークコンサルティング株式会社は、フリーランスのITエンジニア向けに案件情報を配信するサイト「ベスキャリIT」を運営し、システム開発等のSESを提供しています。

さらに、同社グループは人材創出にも力を入れており、自社運営の求人サイト「現キャリ」を通じて、全国の求人情報の提供から就業後のサポートまでを行っています。入社教育の徹底、派遣技術社員へのフォロー体制の構築、そして名古屋にある研修施設「監督のタネ」でのキャリア開発支援など、人材の確保と育成に注力しています。これらの取り組みを通じて、同社グループは技術者派遣事業におけるサービスの質の向上と、派遣技術社員のキャリアアップを促進しています。

経営方針

コプロ・ホールディングスは、2023年3月期から2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「コプロ・グループ Build the Future 2027」を策定し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。同社の成長戦略の核となるのは、「エンジニア応援プラットフォーム」の構築です。このプラットフォームを通じて、エンジニア一人ひとりのキャリアアップを支援し、DXによる業務革新、機械設計開発技術者派遣・請負サービス及びSESの拡大、組織能力の強化、組織の活性化を図る施策や制度設計を進めています。

また、同社は売上高、営業利益、Non-GAAP営業利益の中期的な成長を重視し、2027年3月期の財務目標として売上高400億円、Non-GAAP営業利益50億円を掲げています。事業ポートフォリオ方針では、建設・プラント技術者派遣・紹介サービスの市場シェア拡大と、付加価値の高いエンジニアに特化した人材サービス領域への成長投資を推進しています。

さらに、グローバル展開として、東南アジアの教育機関と提携し、日本で働く意欲のある高度人材を育成し、日本企業への派遣・紹介を目指しています。M&A方針では、コア事業の成長に加え、非連続な成長を実現するために積極的にM&Aを推進し、業績目標の前倒し達成を目指しています。

これらの戦略を通じて、コプロ・ホールディングスはエンジニアのキャリアアップ支援と業務革新を推進し、持続可能な成長を目指しています。