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理想科学工業JP:6413
沿革
1955-01 | 株式会社理想科学研究所(本社 東京都世田谷区若林町、資本金100万円)として設立。 |
1958-09 | 本社を東京都千代田区神田錦町に移転。 |
1963-01 | 理想科学工業株式会社に商号変更。 |
1965-07 | 茨城県稲敷郡阿見町に霞ヶ浦工場完成。 |
1968-08 | 本社を東京都港区新橋に移転。東京都港区三田に東京工場設置、操業開始。 |
1969-06 | 全国主要都市に営業所開設。 |
1979-03 | 東京工場を霞ヶ浦工場へ移転統合。 |
1981-06 | リソグラフ販売を主力とする直販展開を目的として、全国に拠点作りを開始。 |
1981-10 | 茨城県稲敷郡阿見町に筑波工場完成。 |
1986-01 | 米国マサチューセッツ州に RISO,INC. 設立。山口県宇部市に宇部工場完成。 |
1989-04 | 英国ロンドンに RISO EUROPE LTD. 設立。 |
1989-10 | 社団法人日本証券業協会に株式店頭登録。 |
1990-01 | 独国ハンブルグに RISO (Deutschland) GmbH 設立。 |
1990-04 | 茨城県稲敷郡阿見町に商品開発研究所完成。 |
1991-04 | 仏国リヨンに RISO FRANCE S.A. 設立。 |
1992-05 | 英国ロンドンに RISO (U.K.) LTD. 設立。 |
1993-01 | スペイン バルセロナに RISO IBERICA, S.A. 設立。 |
1993-04 | 香港に RISO HONG KONG LTD. 設立。 |
1994-07 | 茨城県稲敷郡阿見町に筑波出荷センター完成。 |
1995-01 | 本社事務所を東京都港区芝に移転。 |
1997-10 | 茨城県稲敷郡阿見町に開発技術センター完成。 |
1999-05 | 中国広東省に 珠海理想科学工業有限公司 設立。 |
2003-06 | 香港に理想工業(香港)有限公司 設立。 |
2003-09 | 東京都新宿区にオリンパス株式会社との合弁会社 オルテック株式会社 設立。 |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005-04 | 本店登記住所を東京都港区芝に変更。 |
2006-12 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
2009-05 | ジャスダック証券取引所の株式上場を廃止。 |
2009-10 | 米国フロリダに RISO LATIN AMERICA,INC. 設立。 |
2010-04 | ロシア モスクワに RISO EURASIA LLC 設立。 |
2011-03 | オリンパス株式会社との合弁を終了し、オルテック株式会社を完全子会社化。 |
2011-06 | タイ アユタヤ県に RISO INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD. 設立。 |
2011-09 | オルテック株式会社を吸収合併。 |
2013-05 | 茨城県つくば市に理想開発センター完成。 |
2014-03 | タイ アユタヤ県に RISO INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD.のロジャナ工場完成。 |
2015-04 | シンガポール共和国 シンガポールに RISO (SG) PTE. LTD. 設立。 |
2015-09 | トルコ共和国 イスタンブールに RISO TURKEY BASKI COZUMLERI A.S. 設立。 |
2020-06 | 茨城県つくば市に理想開発センターⅡ完成。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2024-04 | 東京都港区に理想テクノロジーズ株式会社 設立。 |
事業内容
理想科学工業は、複数の事業セグメントを展開している企業です。主要な事業としては、印刷機器事業が挙げられます。このセグメントでは、高速カラープリンター「オルフィス」を中心としたインクジェット事業と、デジタル印刷機「リソグラフ」を主軸とした孔版事業を手がけています。これらの製品は、高速で大量の印刷ニーズに応えることを可能にしており、教育機関やオフィス環境など、様々な場所での利用が想定されています。
また、理想科学工業は不動産事業も展開しており、企業の資産運用や事業用地の管理などを行っています。さらに、プリントクリエイト事業及びデジタルコミュニケーション事業も手がけており、これらは印刷やデジタルメディアを通じたコミュニケーションサービスを提供しています。
同社の事業は、開発、製造、販売の各フェーズにわたり、国内外の複数の関係会社と連携して展開されています。例えば、製造においては、理想工業(香港)有限公司や理想(中国)科学工業有限公司など、アジア地域を中心に複数の拠点で生産活動が行われています。販売に関しては、理想科学工業自身のほか、RISO,INC.やRISO LATIN AMERICA,INC.など、世界各地に設置された子会社が市場ニーズに応じた販売活動を展開しています。
これらの事業活動を通じて、理想科学工業は印刷技術の革新とともに、不動産やデジタルコミュニケーション分野での新たな価値創造を目指しています。
経営方針
理想科学工業は、2025年3月期を目処に「第八次中期経営計画(RISO Vision 25)」を推進しています。この計画では、インクジェット事業の拡大と顧客志向に基づく販売企画体制の構築をマネジメント目標として掲げています。同社は、印刷機器事業の一環として、高速カラープリンター「オルフィス」を中心としたインクジェット事業と、デジタル印刷機「リソグラフ」を主軸とした孔版事業を展開しており、特にインクジェット事業の収益力強化を課題としています。
理想科学工業は、経営環境の変化に適応し、効率的で強い企業体質への変革を中長期的な経営課題と認識。製品の特長を活かした全世界での販売活動展開と新規事業の創出に向けた開発活動を通じて、中長期的な成長を目指しています。
2024年3月期の経営方針としては、インクジェット事業のさらなる拡大と新たな付加価値の創造を推進する方針を掲げています。これらの戦略を通じて、理想科学工業は印刷技術の革新はもちろん、不動産やデジタルコミュニケーション分野での新たな価値創造を目指していることが伺えます。同社の事業活動は、開発、製造、販売の各フェーズにわたり、国内外の複数の関係会社と連携して展開されており、グローバルな視点での成長戦略を推進している様子がうかがえます。