住友重機械工業 (6302) 株価

時価総額
¥6386.2億
PER
18.4倍
総合機械製造の大手企業。減・変速機、プラスチック加工機械、油圧ショベル、半導体製造装置、ボイラなど幅広い産業機械を展開。25年1月にセグメント再編を実施し、レーザ関連装置と極低温冷凍機の組替えによる事業効率化を推進。子会社176社を含む182社体制でグローバルに事業展開。

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事業内容

住友重機械工業は総合機械メーカーとして、幅広い産業機械とエンジニアリングサービスを提供しています。同社は世界各地の子会社と関連会社を含め約182社のグループを形成し、減速機やモータなどの機械部品から、大型産業設備まで多岐にわたる製品を手がけています。

同社の顧客は製造業から建設業、エネルギー産業まで広範囲にわたり、グローバルな製造・販売体制を構築しています。北米、欧州、中国、東南アジアなど主要地域に製造拠点を設け、現地のニーズに応じた製品供給を行うことで安定した収益基盤を築いています。地域密着型の営業戦略により、各市場での競争力を維持しています。

事業は4つの主要セグメントで構成されています。メカトロニクスでは減速機やモータ、精密位置決め装置を、インダストリアル マシナリーではプラスチック加工機械や半導体製造装置、医療機器を展開しています。ロジスティックス&コンストラクションでは建設機械やクレーン、物流システムを、エネルギー&ライフラインではボイラや水処理装置、船舶などのインフラ関連設備を提供し、産業の基盤を支える総合的なソリューションを展開しています。

経営方針

住友重機械工業は「中期経営計画2026」において、「強靭な事業体の構築」を基本方針とし、収益力の改善と資本効率の向上に注力しています。同社は売上高1兆1,730億円、営業利益800億円、ROIC7.0%という修正後の目標達成を目指していますが、外部環境の変化により厳しい状況に直面しており、半導体事業をはじめとした重点投資領域の成長促進と事業基盤の立て直しに力を入れています。

事業ポートフォリオ改革では、低成長・低収益事業の戦略再構築を進める一方、4つの重点投資領域に経営資源を集中する戦略を推進しています。具体的には機械式駐車場事業や蒸気タービン事業の譲渡を決定し、新造船事業からも撤退するなど、選択と集中を徹底しています。同時に、3年間で投資に1,900億円、研究開発費に900億円を投じる計画で、半導体分野のレーザアニール装置や環境・エネルギー分野の液化空気エネルギー貯蔵システムなど、成長が期待される分野への投資を拡大しています。

新事業探索では、グローバル戦略本部を中心とした横断的な取り組みを強化し、セグメントをまたぐ新たなビジネス創出に挑戦しています。社内ピッチコンテストの実施や米国ボストンオフィスを活用した活動、社内企業家人材の育成プログラムを通じて、イノベーションの創出を図っています。2025年度には早期アルツハイマー病治療装置の研究開発を行うスタートアップ企業への出資も実施し、医療分野での新たな事業機会を模索しています。

経営基盤の強化では、サステナビリティ、人的資本、デジタル変革の3つの柱を重視しています。2050年カーボンニュートラル目標の達成に向けた7つのサステナビリティ重要課題への取り組みや、人材育成基盤とグローバル人材マネジメントの強化、デジタル技術を活用したバリューチェーン変革を推進しており、持続的な成長を支える組織能力の向上を図っています。

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