トレンダーズJP:6069

時価総額
¥74.9億
PER
9.1倍
マーケティング事業では美容とメディカルのマーケティング支援を行い、インベストメント事業では成長企業への投資を手がける。

事業内容

トレンダーズは、マーケティング事業とインベストメント事業の2つの主要な事業セグメントを展開しています。マーケティング事業では、美容とメディカルの2つの領域に分かれています。美容マーケティング領域では、主に美容カテゴリにおける企業のマーケティング支援を行っています。この領域には、トレンダーズ株式会社、株式会社zenplus、株式会社Mimi Beauty、CARAFUL株式会社が関与しています。

メディカルマーケティング領域では、自由診療クリニックのマーケティングや運営のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行っています。また、クリニック専売品の開発・販売も手がけています。この領域には、トレンダーズ株式会社、株式会社クレマンスラボラトリー、一般社団法人涼香会が関与しています。

インベストメント事業では、成長事業や企業に向けた投資を行っています。この事業はトレンダーズ株式会社が主に担当しています。これにより、トレンダーズは多様なビジネス機会を追求し、企業の成長を支援しています。

経営方針

トレンダーズは、「トレンドを捉え、新しい時代を創る」というミッションのもと、マーケティング事業を中心に成長戦略を展開しています。特にSNSを活用した「トレンドマーケティング」や「SNSマーケティング」を軸に、デジタル領域でのマーケティングソリューションや情報コンテンツの提供を行っています。

同社は、美容マーケティング領域において、インフルエンサーサービスや美容メディア「Mimi Beauty」などの成長分野にリソースを集中させています。これにより、継続的な成長を目指し、得た収益をメディカルマーケティングなどの新規事業に投資し、企業価値の向上を図っています。

2023年5月に発表された中期経営計画では、2026年3月期までに営業利益2,000百万円を目指していましたが、計画を見直し、2026年から2029年までの4年間で営業利益の年平均成長率(CAGR)25~30%を新たな目標としています。

インターネット広告市場の成長を背景に、トレンダーズは競争力のあるマーケティングサービスの開発に注力しています。特に美容マーケティング領域での専門性を高め、顧客企業に価値を提供し続けることを目指しています。

新規事業の立ち上げと収益化も重要な課題と認識しており、特にメディカルマーケティング領域での事業投資を積極的に行っています。これにより、新たな収益の柱を構築しようとしています。

また、働きやすい環境の整備にも力を入れています。オフィスワークとリモートワークの併用やフレックスタイム制度の導入、休暇制度の拡充など、多様な働き方を推進しています。さらに、ダイバーシティ&インクルージョンの推進にも取り組んでいます。

内部管理体制の強化も重視しており、コーポレート・ガバナンスの実効性を高めるため、内部統制の強化を進めています。法規制や社会的要請に適切に対応するための体制整備も行っています。

情報管理体制の強化も重要視しており、個人情報の保護に関する社内規定の運用やセキュリティシステムの整備を進めています。プライバシーマークの取得も行い、今後も情報管理体制の強化を図っていく方針です。