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イワブチJP:5983
事業内容
イワブチ株式会社は、電力、通信、信号、放送、鉄道用の各種電気架線金物やコンクリートポール用品の製造販売を行っています。同社は、連結子会社5社と持分法適用関連会社1社を含むグループで構成されています。
イワブチは、交通信号や道路標識の装柱用品、学校体育施設関連の防球ネット支持金具を提供しています。これらは警察庁の要請に応じた製品で、HOKUEI株式会社や協和興業株式会社などと協力して製造・販売しています。
また、イワブチはCATV用ケーブル敷設用の装柱用品や地方自治体の防災行政無線施設用の装柱用品も手がけています。これらの製品は、HOKUEI株式会社や協和興業株式会社と共同で製造・販売されています。
情報通信関連では、NTTなどの通信企業向けに通信線路用の装柱用品を提供しています。製造はHOKUEI株式会社や協和興業株式会社、須田製作所などと協力して行われ、販売も同様のパートナーと行っています。
配電線路関連では、各電力会社のニーズに応じた配電線路用の装柱用品やコンクリートポール用品を提供しています。これらの製品もHOKUEI株式会社や協和興業株式会社と共同で製造・販売されています。
その他の事業として、工場内の配電線路用や鉄道用装柱用品を提供しています。これらの製品は、HOKUEI株式会社や協和興業株式会社、須田製作所と協力して製造・販売されています。
経営方針
イワブチ株式会社は、電力や通信、鉄道関連の架線金物を中心に製造販売を行い、社会インフラの構築に貢献しています。同社は、顧客ニーズに応じた製品開発と生産設備の充実を図り、全国的な供給体制を確立しています。特に、カーボンニュートラルやスマートシティの実現に向けた取り組みを進め、信頼性の高い製品提供を目指しています。
イワブチの成長戦略は、「新たなものづくり」と「新たな価値づくり」に焦点を当てています。既存の架線金物事業を「ジョイント事業」と位置づけ、品質向上とスマート工場化を推進しています。また、「コネクト事業」として、モノとヒト、ヒトとヒトをつなぐ新たな価値を創出するサービス事業を展開しています。
中期経営計画「VISION 2030」では、開発基盤の再構築や新規事業の企画実行を進めています。特に、脱炭素社会やスマートシティに関連する新たなセグメントの確立を目指し、デジタル戦略やスマートファクトリーの構築に注力しています。これにより、企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指しています。
イワブチは、ESG経営を重視し、環境問題への取り組みを強化しています。GHG削減活動を推進し、持続可能で豊かな社会の実現を目指しています。また、研究者の派遣や新たな連結子会社の設立を通じて、シナジー効果を追求し、成長機会を拡大しています。これにより、企業としての社会的責任を果たしつつ、さらなる成長を目指しています。