高周波熱錬JP:5976

時価総額
¥412.6億
PER
31.6倍
土木・建築用PC鋼棒や高強度ばね鋼線の製造販売、自動車部品や建設機械部品の製造販売、誘導加熱装置の製造販売、熱処理受託加工、オフィスビル賃貸事業。

事業内容

高周波熱錬株式会社は、土木・建築用のPC鋼棒や異形PC鋼棒の製造販売を行っています。これらの製品は、韓国の高麗熱錬株式会社でも製造されています。また、自動車や二輪車用の高強度ばね鋼線(ITW)の製造販売も手がけています。

同社は、自動車部品や建設機械部品の製造販売も行っており、中国、アメリカ、チェコ共和国の子会社でも同様の事業を展開しています。さらに、建設機械用旋回輪の製造販売も行っており、中国の子会社でも同様の製品を提供しています。

高周波熱錬は、熱処理受託加工を主な事業の一つとしており、日本国内外の複数の子会社でこのサービスを提供しています。誘導加熱装置の製造販売も行っており、韓国や中国の子会社でも同様の事業を展開しています。

また、同社はオフィスビルの賃貸事業も行っており、「オーバルコート大崎マークウエスト」に所有するフロアの賃貸を行っています。これに加えて、各事業に関連する研究開発も積極的に行っています。

経営方針

高周波熱錬株式会社は、成長戦略として「NETUREN VISION 2030」を掲げています。このビジョンは、無公害・省資源の「ダブル・エコ」技術を活用し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。特に、CO2排出削減に寄与する技術を核に、企業価値の向上と環境負荷の低減を両立させることを重視しています。

同社は、2024年から2027年までの3年間を対象とした中期経営計画「Aggressive Challenge One NETUREN 2026」を推進しています。この計画では、資本コスト経営の強化や、持続可能な社会づくりへの貢献を目指しています。また、経営資本を効率的に活用し、新たな成長ドライバーの創生と既存の成長エンジンの強化を図っています。

高周波熱錬は、技術開発、事業拡大、グローバル市場の開拓、人材育成を重点領域としています。特に、技術開発では新たな事業や製品の創生を目指し、グローバル市場ではCO2削減に貢献する製品を中心に市場拡大を進めています。人材育成では、多様性を尊重し、自発的貢献意欲のある人材の育成を推進しています。