トーソーJP:5956

時価総額
¥54.9億
PER
12.2倍
室内装飾関連製品の開発・製造・販売を行い、カーテンレール、インテリアブラインド、ロールスクリーン、福祉用品のステッキ等を提供。

事業内容

トーソーは、室内装飾関連製品の開発、製造、販売を主な事業としています。具体的には、カーテンレール、インテリアブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、アコーデオン式間仕切などを手がけています。これらの製品は、主に住宅市場をターゲットに、代理店を通じて販売されています。

トーソーは、P.T.トーソー・インダストリー・インドネシアや東装窓飾(上海)有限公司といった子会社と連携し、製品の製造を行っています。また、サイレントグリス株式会社との提携により、カーテンレールやブラインドの販売も行っています。トーソーサービス株式会社は、これらの製品の販売と取付施工を担当しています。

さらに、トーソーは福祉用品の開発・販売も行っています。フジホーム株式会社を通じて、ステッキなどの福祉用品を国内外から仕入れ、ホームセンターや介護用品専門店に販売しています。これにより、トーソーは多様なニーズに応える製品ラインを提供しています。

経営方針

トーソーは、室内装飾関連事業を中心に安定した収益基盤を構築することを目指しています。同社は高品質な製品とサービスを提供し、顧客に利益をもたらすことを重視しています。また、管理機能の標準化と効率化を図り、生産性向上に努めています。

同社の中期経営計画「Vision2025」では、コアビジネスにおける新しい企業価値の創造を掲げています。具体的には、カーテンレールNo.1メーカーとしての優位性を極限化し、顧客視点のサービスとプロモーションを徹底することを目指しています。

成長戦略としては、営業体制の強化を通じて宿泊・医療施設などの新たな市場を開拓し、海外ビジネスの拡大を図っています。また、既存製品の販売領域を広げるために、同社の技術や機能を活用しています。

トーソーは、持続的な企業成長を実現するために、強固な経営基盤の再整備を進めています。生産体制やコスト構造の再構築を通じて利益体質を強化し、職場環境の改善によりエンゲージメント向上を図っています。

さらに、同社は資本コストや株価を意識した経営を実現するため、ROEの向上を目指しています。中期経営計画の実践により収益基盤を強化し、資本コストを上回るROEを志向しています。

サステナビリティへの取り組みも重視しており、GHG排出量や廃プラスチック廃棄量の削減を目指しています。また、ダイバーシティの推進や人材育成を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。