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早稲田学習研究会JP:5869
沿革
1987-04 | 地域の生徒の学力向上を目的として、群馬県太田市に早稲田家庭教師センターを個人事業として開業。 |
1988-04 | 早稲田家庭教師センターの生徒数増加を受けて、群馬県太田市で小学生、中学生向けの学習塾事業「W早稲田ゼミ」を個人事業として開業。ゼミ部門1号校である太田校を開校。 |
1990-06 | 群馬県太田市に「株式会社ワセダ」を設立。 |
1991-04 | 高校生向けの学習塾事業「W早稲田ゼミハイスクール」を開始。群馬県太田市にハイ部門1号校舎である太田ハイスクールを開校。 |
1993-01 | 群馬県館林市に「株式会社早稲田学習研究会」(当社)を設立。 |
1995-04 | 足利校西教室(現 足利校)を開校し、栃木県に進出。 |
1995-06 | 業務拡大により群馬県太田市に本社移転。 |
2003-02 | 熊谷校を開校し、埼玉県に進出。 |
2003-06 | 群馬県太田市に教材作成を行う子会社「有限会社ワセダ出版」、損害保険代理店業を営む子会社「有限会社すみれ保険サービス」を設立。 |
2006-06 | 「有限会社ワセダ出版」から「株式会社ワセダ出版」に法人格を変更、「有限会社すみれ保険サービス」から「株式会社すみれ」に法人格を変更。 |
2012-07 | 「株式会社すみれ」の名称を「株式会社ワセダ企画」に変更。 |
2012-10 | 業務拡大により東京都中央区京橋に本社移転。 |
2013-04 | 「株式会社ワセダ」を吸収合併するとともに、東京都中央区京橋に「W早稲田ゼミ」を運営する子会社「株式会社早稲田ゼミ」、「W早稲田ゼミハイスクール」を運営する子会社「株式会社早稲田ハイ」を会社分割により設立。 |
2015-04 | 群馬県前橋市に個別指導塾を運営する「株式会社ファースト個別」を設立。 |
2018-02 | 「株式会社ファースト個別」の「ファースト個別」事業を「株式会社早稲田ゼミ」に譲渡。 |
2018-07 | 「株式会社ファースト個別」を清算結了。 |
2019-03 | 東京都中央区にファースト個別東京教室を開校し、東京都に進出。 |
2019-06 | 「株式会社ワセダ出版」、「株式会社ワセダ企画」を吸収合併。 |
2019-09 | 「株式会社早稲田ゼミ」、「株式会社早稲田ハイ」を吸収合併。 |
2023-12 | 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。 |
事業内容
早稲田学習研究会は、学習塾の運営を主な事業としており、その事業内容は主に3つの部門に分かれています。これらの部門は、ゼミ部門、ハイ部門、そしてファースト個別部門です。同社は、これらの部門を通じて、小学生から高校生までを対象にした教育サービスを提供しています。
ゼミ部門では、「W早稲田ゼミ」というブランド名で、小学生と中学生を対象に集団指導を行っています。この部門の事業戦略としては、小学生には学力向上指導を、中学生には高校受験対策を提供し、特に高校受験では地域内での合格者数を伸ばし、ブランド力の向上を図っています。
ハイ部門では、「W早稲田ゼミハイスクール」として、高校生を対象に集団指導を実施しており、大学受験対策を中心にサービスを提供しています。この部門では、難関大学への合格者を輩出し、質の高い授業と充実したサポート体制でブランド力を形成しています。
ファースト個別部門では、「ファースト個別」というブランドで、小学生から高校生までを対象に個別指導を行っています。この部門は、生徒一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な指導を行い、質の高い教育サービスを提供しています。
また、早稲田学習研究会は、教師の質の高さ、オリジナル教材の提供、快適な学習環境の提供、そして大型の郊外型校舎の設置といった特徴を持っています。これらの特徴を生かし、生徒の学習理解を深め、学習意欲を向上させることで、生徒の成績向上に貢献しています。同社は、これらの事業展開を通じて、今後もブランド力の更なる向上を目指しています。
経営方針
早稲田学習研究会は、質の高い教育サービスを提供することを目指し、生徒第一主義を掲げる学習塾運営会社です。同社は、生徒の成績向上を通じて社会に貢献することを経営理念としており、サービスの改良改善に日々取り組んでいます。学習塾・予備校市場の成長とともに、生徒数の減少が予想される中、同社は教育への投資増加という市場の拡大を背景に、事業のさらなる発展を目指しています。
経営戦略として、同社は教師力の向上、提供サービスの改善、高品質な教材の開発に注力しています。これらの取り組みにより、集客力の向上を図り、収益性の安定に繋げています。また、大型の郊外型校舎の開設により、物件費を抑えつつ、より多くの生徒を受け入れる体制を整えています。
中期戦略としては、埼玉県を中心に出店を進め、事業拡大を図るとともに、小学生低学年の指導や新たな講座の開発にも力を入れています。これにより、会社の事業価値向上を目指しています。
対処すべき課題としては、優秀な人材の確保と育成、企業ブランドの向上、経営体制の強化、収益性の維持が挙げられています。これらの課題に対して、新卒採用の強化や社員研修の充実、サービス品質の向上に取り組むことで、持続可能な事業運営を目指しています。
早稲田学習研究会は、これらの成長戦略と中期戦略を推進することで、教育市場における競争力を高め、生徒および社会に対してより大きな価値を提供していくことを目指しています。