メック (4971) 株価

時価総額
¥1806.4億
PER
36.6倍
電子基板・電子部品製造用薬品の有力企業。密着向上剤・エッチング剤など金属表面処理剤を開発・製造販売。半導体パッケージ基板やCOF基板製造用で高シェアを獲得。日本・台湾・中国・欧州・タイ・インドに展開。

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事業内容

メック株式会社は、電子基板・電子部品用の薬品を主力とする化学メーカーです。同社は日本、台湾、中国、欧州、タイ、インドに生産・販売拠点を持ち、世界の電子基板市場をカバーする体制を構築しています。主力製品である金属表面処理剤は、金属の表面を溶かしたり改質することで付加価値を与え、金属と樹脂や他の金属との接合を可能にする重要な役割を果たしています。

同社の主要顧客は、コンピューター用半導体パッケージ基板やディスプレイ用基板の製造メーカーです。特に半導体パッケージ基板分野では高い市場占有率を獲得しており、次世代通信やAI、電気自動車の普及を背景とした半導体需要の拡大により、継続的な成長が期待されています。収益構造は薬品の製造販売を中心とし、関連する機械や資材の販売も手がけています。

事業セグメントは電子基板・電子部品資材事業に特化しており、主な製品ラインは3つに分かれます。密着向上剤は銅と樹脂の密着性を高める薬品で、特にCZシリーズが世界中の半導体パッケージ基板メーカーで採用されています。エッチング剤は金属表面を溶かす薬品で、ディスプレイ向けのEXEシリーズが高いシェアを持ちます。これらの薬品に加えて、最適な処理・分析装置や銅箔、感光性フィルムなどの関連資材も取り扱い、顧客に総合的なソリューションを提供しています。

経営方針

メック株式会社は2030年ビジョン「界面の創出と接合で世界一になる」の実現に向け、「創造と変革」を指針とした持続的成長戦略を推進しています。同社は2025年から2027年までの3ヵ年中期経営計画「2030年ビジョン Phase 2」において、連結売上高250億円(2027年12月期)、営業利益率26~30%、連結ROE13~16%という意欲的な数値目標を設定しています。これらの目標達成により、オンリーワンまたはナンバーワンの領域を複数保有する地位の確立を目指しています。

技術・マーケティング戦略では、界面処理技術を中核とした研究開発型企業として、高付加価値製品のグローバル展開を強化しています。同社は毎年連結売上高の約10%を研究開発に投資し、独創的な技術開発力の向上と潜在需要の掘り起こしに取り組んでいます。特に、AI、次世代モビリティ、IoT、デジタル・グリーントランスフォーメーション等の技術革新を背景とした半導体パッケージ基板の高性能化需要に対応するため、主力製品「CZシリーズ」をはじめとする最先端技術製品の開発に注力しています。

新市場開拓においては、グローバル生産ネットワークの拡充を柱とした戦略を展開しています。同社は3年累計で約80億円の設備投資を計画し、「優れた人財」「グローバル生産ネットワークの拡充」「高度な品質・化学物質管理」「SDGs観点での取り組み」による圧倒的な優位性の確立を図っています。また、エレクトロニクス業界および関連業界への参入可能な事業領域についてグローバルな動向把握を強化し、新規市場への進出と新規事業創出に積極的に取り組んでいます。

技術革新への取り組みでは、経営戦略と人事戦略の連動により競争力強化を図っています。同社は人的資本基本方針を定め、「独創のAI企業としての顔を持つ」企業像の実現に向けて、デジタルリテラシーを備えた自立自走できる人財の育成を推進しています。さらに、ESG戦略の一環として6つの重要課題「未来を切り拓く研究開発」「適正な調達、生産、物流」「環境保全」「品質と安全」「多様な人財の活用」「経営基盤の強化」に取り組み、持続可能な成長基盤の構築を進めています。

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