ミルボン (4919) 株価

時価総額
¥886.5億
PER
20.3倍
化粧品の有力企業。ヘアケア用剤、染毛剤、パーマネントウェーブ用剤を主力とし、スキンケア・メイクアップ化粧品、健康食品、美容器具も展開。子会社9社、関連会社1社のグループ体制で製造・販売を手がける。

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事業内容

ミルボンは美容室向けの業務用化粧品を中心とした化粧品メーカーです。同社はヘアケア商品に特化した事業を展開しており、シャンプーやトリートメントから染毛剤、パーマ液まで、美容室で使用される幅広い製品を製造・販売しています。プロの美容師が求める高品質な商品を提供することで、美容業界で確固たる地位を築いています。

同社の主要顧客は全国の美容室やヘアサロンで、これらの事業者に対して直接製品を販売する業務用販売が収益の中心となっています。美容師という専門職を対象としているため、製品の品質や技術力が重視される市場特性があり、同社はこのニーズに応える高付加価値商品を展開することで安定した収益基盤を確保しています。

同社の製品は5つのカテゴリーに分類されており、主力となるヘアケア用剤では各種シャンプーやトリートメント、整髪料を取り扱っています。また染毛剤やパーマ液といった美容室の基幹サービスに欠かせない薬剤類も重要な商品群となっており、これらの専門性の高い製品群が同社の競争優位性を支えています。

経営方針

ミルボンは2026年度に向けて、修正後の中期事業構想「Stage for the Future」のもと、売上高548億円、営業利益63億円の達成を目指しています。同社は「アジアNo.1、世界ベスト5」の地位確立を掲げ、国内売上高399億円、海外売上高149億円という構成比で、海外事業の比重を27.2%まで高める計画です。海外市場では前年比9.2%の高成長を見込んでおり、全社の成長エンジンとして位置づけています。

同社の差別化戦略の核となるのは、独自の「フィールドパーソンシステム」による営業力強化です。9か月間の専門研修を受けた営業担当者が、美容室の経営課題解決から技術指導まで幅広くサポートする体制を構築しています。また「TAC製品開発システム」では、成功している美容室の技術やノウハウを分析し、それを標準化した製品開発を行うことで、競合他社には真似できない付加価値を創出しています。

海外展開では、世界を7つのリージョンに分けて地域別の開発・生産体制を構築し、各地域の髪質や文化的特徴に対応した製品展開を進めています。一方、国内市場では「ビューティプラットフォーム構想」を推進し、デジタルとリアルを融合した「スマートサロン戦略」や、ヘアケア・スキンケア・ビューティヘルスケアの3領域を統合した「ビューティライフケア戦略」により新たな価値創造に取り組んでいます。

技術革新面では、プレミアムブランド「オージュア」やプロフェッショナルブランド「エルジューダ」といった高付加価値商品の開発に注力しています。特に競争が激化している染毛剤市場では、新たな高付加価値ブランドの投入による売上回復を図る計画です。さらに、フィールドパーソンの生産性向上に向けてDXやAIの活用による業務効率化も推進し、サステナビリティの5つの重要課題への取り組みも並行して進めています。

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