オリエンタルランドJP:4661

時価総額
¥6.96兆
PER
63.3倍
テーマパーク、ホテル経営・運営、イクスピアリ、モノレール運営などを手がける。

沿革

1960-07千葉県浦安沖の海面を埋立て、商業地・住宅地の開発と大規模レジャー施設の建設を行い、国民の文化・厚生・福祉に寄与することを目的として、資本金2億5,000万円にて株式会社オリエンタルランドを設立いたしました。
1962-07千葉県と「浦安地区土地造成事業及び分譲に関する協定」を締結いたしました。
1964-09浦安沖の海面埋立造成工事を開始いたしました。
1970-03千葉県から当社への埋立地(レジャー施設用地及び住宅用地)の分譲が開始されました。
1972-12千葉県から分譲を受けた埋立地(住宅用地)の販売を開始いたしました。
1975-11浦安沖の海面埋立造成工事を完了いたしました。
1979-04米国法人ウォルト・ディズニー・プロダクションズ(現ディズニー・エンタプライゼズ・インク)との間に、「東京ディズニーランド」のライセンス、設計、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。
1980-12浦安町舞浜地区(現浦安市舞浜)において「東京ディズニーランド」の建設に着工いたしました。
1983-04「東京ディズニーランド」を開業いたしました。
1992-10「東京ディズニーランド」に6番目のテーマランド「クリッターカントリー」を新設いたしました。
1996-04「東京ディズニーランド」に7番目のテーマランド「トゥーンタウン」を新設いたしました。
1996-06当社の100%出資による子会社「株式会社舞浜リゾートホテルズ(現株式会社ミリアルリゾートホテルズ)」を設立いたしました。
1996-12東京証券取引所市場第一部に株式を上場いたしました。
1997-04当社の100%出資による子会社「株式会社舞浜リゾートライン」を設立いたしました。
1998-08浦安市舞浜において「イクスピアリ」及び「ディズニーアンバサダーホテル」の建設に着工いたしました。
1998-09ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「ディズニーアンバサダーホテル」のライセンス、開発、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。
1998-10ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「ディズニーリゾートライン」のライセンス、開発、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。また、浦安市舞浜において株式会社舞浜リゾートラインが「ディズニーリゾートライン」の建設に着工いたしました。
1999-03当社の100%出資による子会社「株式会社イクスピアリ」を設立いたしました。
2000-07「イクスピアリ」及び「ディズニーアンバサダーホテル」を開業いたしました。
2001-07「ディズニーリゾートライン」を開業いたしました。
2001-09「東京ディズニーシー」及び「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」を開業いたしました。
2002-04ウォルト・ディズニー・インターナショナル・ジャパン株式会社より「株式会社リテイルネットワークス」の株式を取得し、当社の100%子会社といたしました。
2005-01ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「東京ディズニーランドホテル」のライセンス、開発、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。
2005-02「パーム&ファウンテンテラスホテル」を開業いたしました。
2005-03シルク・ドゥ・ソレイユ・インク及びディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」の設計、建設、運営及びショーに関する業務提携の契約を締結いたしました。
2008-07「東京ディズニーランドホテル」を開業いたしました。
2008-10「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」を開業いたしました。
2010-03当社100%子会社「株式会社リテイルネットワークス」の全株式を、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社へ売却し、日本国内の「ディズニーストア」事業から撤退いたしました。
2011-12「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」の公演を終了いたしました。
2012-09「舞浜アンフィシアター」を開業いたしました。
2013-03当社100%子会社である株式会社ミリアルリゾートホテルズが、「株式会社ブライトンコーポレーション」の全株式を株式会社長谷工コーポレーションより取得し、子会社化いたしました。
2015-08ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「東京ディズニーセレブレーションホテル」のライセンス、開発、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。
2016-06「東京ディズニーセレブレーションホテル」を開業いたしました。
2018-06ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」のライセンス、開発、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。
2018-11ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に、「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」のライセンス、開発、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結いたしました。
2020-09東京ディズニーランド大規模開発エリアを開業いたしました。
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行いたしました。
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」を開業いたしました。
2024-06「東京ディズニーシー」に8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」を新設いたしました。
「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」を開業いたしました。

事業内容

オリエンタルランドは、テーマパーク、ホテル、およびその他の事業を主要な事業セグメントとしています。同社グループは、オリエンタルランドを含む提出会社、連結子会社15社、関連会社5社、その他の関係会社1社で構成されています。

テーマパーク事業では、オリエンタルランドを中心に、テーマパークの経営・運営を行っています。このセグメントには、他に7社が関与しています。ホテル事業においては、株式会社ミリアルリゾートホテルズをはじめとする企業が、ホテルの経営・運営を担当しています。このセグメントには、もう1社が関わっています。

その他の事業としては、イクスピアリの経営・運営を行う株式会社イクスピアリや、モノレールの経営・運営を含む複数の事業があります。このセグメントには、株式会社舞浜リゾートラインを含む5社が関与しています。

これらの事業を通じて、オリエンタルランドグループは、テーマパークの魅力的な体験提供、宿泊施設の高品質なサービス、そして便利な交通手段の提供など、幅広いサービスを展開しています。

経営方針

オリエンタルランドは、テーマパーク、ホテル事業、およびその他の事業を展開しており、特にテーマパーク事業が売上の大部分を占めています。同社は、長期的な企業価値の向上を目指し、サステナビリティ経営を推進しています。これには、気候変動や少子高齢化などの社会課題への対応が含まれます。

中期経営計画では、2022年度から2024年度までの期間を「新型コロナウイルス感染症の影響からの回復と将来に向けたチャレンジ」の期間と位置づけ、ゲストの体験価値向上と財務数値の回復を最優先に進めています。また、2030年に向けた長期戦略では、「あなたと社会に、もっとハピネスを。」をスローガンに掲げ、持続可能な社会への貢献と長期持続的な成長を目指しています。

具体的な戦略としては、テーマパーク体験の質の向上、平準化の推進、効率的な運営の確立が挙げられます。また、ホテル事業では、新たなカテゴリーのホテル開業により、多様化するゲストニーズに応えることを目指しています。人事戦略では、従業員の働きがいの向上とパフォーマンスの最大化に注力しています。

投資戦略においては、テーマパーク事業への投資のほか、ESGや将来の種まきにも着手し、長期持続的な企業価値の向上を目指しています。これらの戦略を通じて、オリエンタルランドは、変化する経営環境に柔軟に対応し、持続可能な成長を目指しています。