オリエンタルランドJP:4661

時価総額
¥5.26兆
PER
42.2倍
テーマパークやホテルの経営・運営を中心に、イクスピアリやモノレールの運営を手がけるオリエンタルランド。

事業内容

オリエンタルランドは、テーマパークやホテルの経営・運営を主な事業としています。同社は、連結子会社13社、関連会社4社、その他の関係会社1社を含むグループで構成されています。以下に、各事業セグメントとその内容を紹介します。

まず、テーマパーク事業では、オリエンタルランドが中心となり、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの経営・運営を行っています。このセグメントには、オリエンタルランドを含む6社が関与しています。

次に、ホテル事業では、株式会社ミリアルリゾートホテルズが主要な役割を担い、ディズニーホテルなどの経営・運営を行っています。このセグメントには、ミリアルリゾートホテルズを含む2社が関与しています。

その他の事業には、商業施設「イクスピアリ」の経営・運営を行う株式会社イクスピアリや、モノレール「ディズニーリゾートライン」の経営・運営を行う株式会社舞浜リゾートラインが含まれます。このセグメントには、イクスピアリや舞浜リゾートラインを含む6社が関与しています。

オリエンタルランドグループは、これらの事業を通じて、エンターテインメントとホスピタリティを提供し、多くの顧客に楽しさと感動を届けています。

経営方針

オリエンタルランドは、持続可能な成長を目指し、2035年に向けたビジョンを掲げています。「あなたと社会に、もっとハピネスを。」をスローガンに、社会貢献と企業価値の向上を両立させることを目指しています。特に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化し、長期的な成長を追求しています。

同社は、東京ディズニーリゾートを中心に、テーマパークやホテル事業の強化を図っています。既存のアトラクションのリニューアルや新技術の導入を通じて、常に新しい体験を提供し続けることを目指しています。また、クルーズ事業の新規展開により、収益性の向上とリスク分散を図ります。

オリエンタルランドは、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを推進し、循環型社会の実現を目指しています。資源の効率的な循環を促進し、環境負荷を最小限に抑える努力を続けています。また、コーポレート・ベンチャー・キャピタルを通じて新規事業の創出を加速させています。

財務面では、成長投資を優先しつつ、株主還元の強化や自己株式の取得を通じて、企業価値の最大化を図ります。2029年度には営業キャッシュ・フロー3,000億円、2035年度には売上高1兆円を目指し、ROEの向上を追求しています。