ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスJP:4433株価

時価総額
¥174億
PER
13.4倍
成果追求型営業支援の有力企業。アウトソーシング、人材派遣、EC・TC支援、ホールセール等を主軸に、グランドハンドリングや免税カウンター、多言語コールセンターを提供。2019年3月1日設立で連結・関係会社20社を擁する。国内外で展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、成果追求型の営業支援を中核に据えた持株会社で、グループを通じて販売・接客・運営などの現場オペレーションを受託しています。同社は販売戦略の立案からスタッフの教育・派遣、現場での接客販売、空港の地上支援業務やEC運営まで幅広い業務を手掛けています。

主要顧客は通信キャリアやメーカー、大手小売、旅行業者、航空会社などで、契約に基づく業務請負や派遣で収益を確保しています。同社の収益構造は、業務請負の契約料や派遣料金のほか、EC運営ではレベニューシェアや成功報酬など事業ごとに異なる料金モデルを組み合わせています。

事業はアウトソーシング(販売企画から販売管理、研修までの一括請負)、人材派遣(派遣先の指揮下でのスタッフ供給)、EC・TC支援(ブランドのEC運営受託やテレビ通販支援)、ホールセール(衣料・雑貨の企画・製造・卸売)に大別されます。加えてシステム開発や富裕層向けリムジンサービス、訪日対応や福祉サービスなど多様な領域を持ち、教育制度や業務運営事務局でノウハウを共有しながらクライアントの営業成果向上を狙っています。

経営方針

同社は「ビジネスにおける具現化の伴走者」を掲げ、販売・接客・運営の現場オペレーションを核に中長期成長を図っています。事業ポートフォリオを重点領域・成長領域・深化領域・再編領域の4つに分類し、エアポート、ホールセール、デジタル営業支援、インバウンド・ツーリズムを重点領域に定めて経営資源を集中投下しています。具体的には政府の目標である2030年のインバウンド6,000万人時代を見据え、全国の主要空港へ拠点展開しグランドハンドリングやランプ業務の需要を取り込む方針です。同社はこの戦略で安定した現場収益基盤と成長余地の両立を目指しています。

重点投資分野では「人の力」と「ネットを使った営業」を組み合わせた差別化を進めています。空港では高い専門性が要求されるランプ業務やラウンジ・物販の運営受託を拡大し、ネット販売(EC)では倉庫・出荷を含む受託運営や成功報酬型の支援を強化します。ホールセールでは若年層に人気のキャラクターIPを起点に衣料以外の商材拡大、自社ECや海外輸出による販路拡大、商品企画を活かしたコンサル提供に注力し、現場運営力とチャネル支援を一体で提供することで競合との差別化を図っています。

新市場開拓と事業拡大では、社内投資ファンド(コーポレート・ベンチャー・キャピタル、2020年1月創設)を活用したスタートアップ投資やM&A、業務提携を進めています。これにより多言語免税支援や富裕層向けリムジンサービス、訪日旅行のランドオペレーター業務の受注エリア拡大を目指し、百貨店・ホテル向けのインバウンド営業を強化します。またEC分野ではAmazonや楽天等のモール出展者支援に領域を広げ、既存の販売ノウハウを新たな需要に結びつける計画です。

技術革新については、デジタル営業支援機能の強化を最重要課題と位置づけています。人工知能やデータ分析の導入、遠隔での法人営業支援(電話やオンラインによるインサイドセールス)、アバター接客やコンタクトセンターの自動化などを、投資や提携で取り込んだ先端技術で実装します。グループ経営の高度化にも取り組み、2025年8月時点で連結子会社16社のシナジー創出と意思決定の迅速化を図るとともに、次世代経営者や現場の即戦力育成を通じてデジタルと現場の融合を進めていきます。