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CEホールディングスJP:4320
沿革
1996-03 | 札幌市中央区に㈱オネスト・エスを設立 |
1999-02 | 本店を札幌市中央区南三条西十丁目1001番地5に移転 |
1999-09 | 当社初の電子カルテシステム製品版完成 |
2000-02 | 商号を㈱シーエスアイに変更 |
2000-08 | 厚生省(現・厚生労働省)の新事業創出促進法に基づく「新事業分野開拓の実施に関する計画」の認定を受ける |
2000-10 | 札幌商工会議所から2000年度の「北の起業家表彰」優秀賞を受賞 |
2001-10 | 東京証券取引所マザーズに上場 |
2002-12 | ㈱シーエスアイ・テクノロジーを設立 |
2004-11 | 北海道経済部より北海道「元気の素」発信企業50社の1つに選出 |
2007-10 | 2007年度情報化促進貢献企業等表彰において、経済産業大臣表彰を受賞 |
2011-07 | 札幌証券取引所に重複上場 |
2011-10 | 本店を札幌市白石区平和通十五丁目北1番21号に移転 |
2012-02 | ㈱エル・アレンジ北海道を設立 |
2012-05 | ㈱駅探と資本・業務提携契約を締結 |
2013-04 | ・㈱シーエスアイから㈱CEホールディングスに商号変更し持株会社体制へ移行 ・会社分割により、当社から電子カルテシステム事業を承継し、㈱シーエスアイ(現・連結子会社)を設立 ・㈱CEリブケア(現・連結子会社)を設立 |
2014-06 | ㈱ディージェーワールドの株式を取得し子会社化 |
2014-10 | 東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
2015-02 | ㈱CEリブケアが㈱Mocosukuに商号変更 |
2015-03 | ・㈱エムシーエス(現・連結子会社)の株式を取得し合弁会社化 ・㈱ディージェーワールドが㈱シーエスアイ・テクノロジーを吸収合併 |
2015-08 | ㈱エル・アレンジ北海道解散 |
2015-12 | 監査等委員会設置会社へ移行 |
2016-11 | ㈱システム情報パートナー(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化 |
2019-11 | ㈱マイクロン(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化(同社完全子会社である㈱エムフロンティアを含む) |
2020-04 | ㈱Mocosukuが㈱とらうべの全事業(但し、介護相談事業及び施設紹介事業を除く。)について、会社分割(吸収分割)により承継 |
2021-08 | ㈱駅探との資本・業務提携を解消 |
2021-10 | ㈱システム情報パートナーと㈱ディージェーワールドを合併し、存続会社である㈱システム情報パートナーの商号を、㈱デジタルソリューションに変更 |
2022-02 | ㈱サンカクカンパニー(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分見直しにより、プライム市場を選択し、同市場に移行 |
2023-10 | 東京証券取引所が設けた市場区分の再選択措置により、スタンダード市場を選択し、同市場に移行 |
事業内容
CEホールディングス及びその子会社7社は、電子カルテシステムを中心に医療情報システムの開発・販売を行っています。同社の主力製品である「MI・RA・Isシリーズ」は、中小病院向けに提供されており、医事会計システムやハードウェアと組み合わせたソリューションを提供しています。また、製薬会社や医療機器メーカー向けの臨床開発支援サービスも手がけています。
さらに、医療情報システムの受託開発や運用管理、医療機関向け料金後払いシステムの開発、健康相談窓口や特定保健指導の受託、人材事業など多岐にわたる事業を展開しています。患者と医師の情報共有を促進するスマートフォン向けサービス「からだメモ」「ドクターメモ」や、企業向けオンライン相談サービス「もこすく相談所(旧カラココ相談所)」など、新たな製品やサービスの開発にも力を入れています。
デジタルマーケティング支援では、Webサイトの再構築やWebプロモーション支援、デジタルマーケティング人材の育成を行っています。また、デジタルサイネージシステムの販売も手がけており、ソフトウェアやコンテンツ、ディスプレイなどを組み合わせたソリューションを公共・商業施設向けに提供しています。これらの事業を通じて、CEホールディングスは医療情報技術とデジタルマーケティングの分野で幅広いサービスを展開しています。
経営方針
CEホールディングスは、医療情報システムの開発・販売を中心に、デジタルマーケティング支援やデジタルサイネージシステムの販売など、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、医療を中心としたヘルスケア全般をITで支援し、「国民の安心・安全な生活」や「社会や事業者が抱える課題解決」に寄与することを経営方針として掲げています。
成長戦略として、同社は「中期経営計画 2026」を策定し、既存事業の収益拡大、既存事業の強みを生かした新たなサービスビジネスの創出、そして既存事業に次ぐ成長事業の創出を目指しています。これらの戦略を通じて、2026年9月期までに売上高20,000百万円、営業利益2,100百万円(営業利益率10.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,150百万円の達成を目標としています。
経営環境においては、日本の医療業界が「少子高齢化・人口減少時代」を迎える中、医療DXの推進や電子カルテ情報の標準化などが重要な課題とされています。CEホールディングスは、これらの課題に対応するため、電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」の提供をはじめ、スマートフォン向けPHRサービス「からだメモ」「ドクターメモ」の開発など、医療情報技術の分野で革新的な取り組みを進めています。
また、同社は内部管理体制の強化にも注力しており、法令遵守、コンプライアンスの徹底、リスク管理の強化などを通じて、企業の社会的責任を果たし、安定した経営を継続することを目指しています。これらの取り組みを通じて、CEホールディングスは医療情報技術とデジタルマーケティングの分野でのリーダーシップを強化し、持続可能な成長を目指しています。