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CEホールディングス【JP:4320】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
CEホールディングスは、電子カルテを中心とした医療情報システムの開発・販売を主力とする企業です。同社は自社パッケージ「MI・RA・Isシリーズ」を中小病院向けに提供し、最新版「MI・RA・Is V」への更新が収益拡大に寄与しています。
同社の主要顧客は中小病院や医療機関で、電子カルテ本体の販売に加え、受託開発や運用管理、保守・更新などのサービスで継続的な収益を確保しています。さらに、料金後払いシステムやスマートフォンサービス「ドクターコネクト」など新サービスで収益源の多様化を図っています。
事業はヘルスケアソリューションとマーケティングソリューションの二本柱で構成されています。ヘルスケア側では診療記録やオーダー、看護支援などの機能を持つ電子カルテと周辺システム連携やスマホサービスを展開し、マーケティング側ではウェブ再構築や広告運用、デジタルサイネージや人材育成などを手掛けています。
経営方針
同社は中核事業である電子カルテを軸に、グループ全体で事業規模を拡大することを成長戦略の中核に据えています。2026年9月期に売上高150億円、営業利益15億円(営業利益率10.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益8.7億円の達成を目指しており、電子カルテの導入実績約950件・業界シェア上位3位という強みを活かして安定的な売上拡大を図っています。来院前・来院後までのサービス拡張や診療室以外の提供領域拡大といった「時間軸」「空間軸」の拡大により、既存顧客からの収益を深掘りする方針です。
同社は投資の重点を製品の高度化と収益の安定化に置いています。最新版「MI・RA・Is V」への更新促進やクラウドサービス、保守・運用管理といったストック型ビジネスの比率拡大で継続収入を増やすとともに、医療費後払いやスマートフォンサービス「ドクターコネクト」など新サービスによる収益源の多様化を進めています。AIの導入で診療記録や業務支援の付加価値を高めると同時に、電子カルテとマーケティング領域の連携で競合と差別化を図っており、これが営業力強化と原価低減の両面に寄与しています。
新市場開拓と事業拡大では、M&Aを積極的に活用して「人材」「技術」「ノウハウ」を迅速に取り込む計画です。地域販売やシステムインテグレーター(SI)との全国的な連携を強化し、中小病院以外にも薬局や在宅医療、来院前後のサービスなど新たな顧客接点を確立していきます。また、グループ内でのERP導入など業務効率化を進め、導入ノウハウを外販・横展開することで事業領域を拡大していく方針です。
技術革新への取り組みとして、同社は製品・サービスへのAI活用とクラウド化を推進しています。AIは医療従事者の生産性向上や医療ミス低減を狙った機能に組み込み、クラウド基盤での運用により保守・更新の効率化とストック収入の安定化を図ります。加えて、IT人材の確保・育成(海外人材の採用や外部専門家との連携を含む)や情報セキュリティ・内部管理体制の強化を進めることで、技術面とガバナンス面の両輪で持続的成長を目指しています。