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グリーJP:3632
沿革
2004年12月 |
東京都港区白金台にグリー株式会社を設立(資本金1,000万円) |
2005年2月 |
グリー株式会社(東京都港区)を存続会社として、グリー株式会社(東京都三鷹市)を吸収合併 |
2005年2月 |
本社を東京都港区六本木五丁目に移転 |
2005年7月 |
本社を東京都港区六本木四丁目に移転 |
2006年11月 |
KDDI株式会社と共同で、auユーザー向けソーシャル・ネットワーキング・サービス「EZ GREE」(現「GREE」)の提供を開始 |
2007年2月 |
モバイル版「GREE」が、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現 株式会社NTTドコモ)の「iモード」において公式サービスとなる |
2007年2月 |
本社を東京都港区六本木三丁目に移転 |
2007年4月 |
「EZ GREE」(現「GREE」)にて有料課金サービス提供開始 |
2007年5月 |
iモードユーザー向けモバイル版「GREE」にて有料課金サービス提供開始 |
2007年8月 |
モバイル版「GREE」が、ソフトバンクモバイル株式会社の「Yahoo!ケータイ」において公式サービスとなる |
2008年3月 |
本社を東京都港区六本木四丁目に移転 |
2008年8月 |
Yahoo!ケータイユーザー向けモバイル版「GREE」にて有料課金サービス提供開始 |
2008年12月 2010年6月 2010年6月 2010年7月 2010年12月 2011年1月 2011年1月 2011年4月 2012年5月 2012年10月 2014年2月 2015年5月 2015年10月 2016年8月 2017年2月 2018年3月 2018年4月 2018年5月 2018年8月 2019年1月 2020年7月 2020年9月 2021年7月 2022年3月 2022年7月 2022年10月 2023年1月 2023年1月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 東京証券取引所市場第一部に市場変更 GREE Platformサービス提供開始 本社を東京都港区六本木六丁目に移転 「GREE Platform for Smartphone」サービス提供開始 米国におけるインターネット事業を行うため、米国子会社GREE International, Inc.を設立 インターネット広告事業を行うため、株式会社アトランティス(現:Glossom株式会社)を子会社化 米国におけるインターネット事業強化のため、OpenFeint Inc.を子会社化 ソーシャルゲームの開発力強化のため、Funzio,Inc.を子会社化 ソーシャルゲームの開発力強化のため、株式会社ポケラボを子会社化 ソーシャルゲームの開発力強化のため、株式会社Wright Flyer Studiosを設立 米国子会社OpenFeint Inc.を清算 ゲーム運営事業へ本格参入のため、ファンプレックス株式会社(現:グリーエンターテイメント株式会社)を設立 米国子会社GREE International Entertainment, Inc.を設立し、GREE International, Inc.の事業を引き継ぎ 動画を主軸とした広告・メディア事業に注力するため、株式会社3ミニッツを子会社化 おでかけメディア「aumo」を運営するアウモ株式会社を設立 メタバース事業を運営する株式会社Wright Flyer Live Entertainment(現:REALITY株式会社)を設立 米国子会社GREE International Entertainment, Inc.を清算 株式会社Wright Flyer Live Entertainment(現:REALITY株式会社)、世界初のVTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」提供開始 「ARINE」や「WOOZ」などを運営するグリーライフスタイル株式会社を設立 当社ゲーム事業におけるWright Flyer Studios 事業を当社完全子会社である株式会社WFSに吸収分割 監査等委員会設置会社へ移行 当社ゲーム事業におけるスマートフォンゲーム事業及びライセンス事業を、当社の完全子会社であるファンプレックス株式会社に吸収分割、ファンプレックス株式会社はグリーエンターテインメント株式会社に社名変更 当社及び一部グループ会社が、本社を六本木ヒルズゲートタワーへ移転 Web3事業を展開するBLRD PTE.LTD.を設立 デジタルマーケティング活動を支援するQUANT株式会社を設立 VTuber事業を展開するREALITY Studios株式会社を設立 メタバース事業において法人向け事業を展開するREALITY XR cloud株式会社を設立 |
事業内容
グリー株式会社(以下、グリー)とその連結子会社25社は、インターネット・エンタメ事業と投資・インキュベーション事業の2つの主要なセグメントで事業を展開しています。
インターネット・エンタメ事業においては、主にゲーム事業が収益の大部分を占めています。グリーは、自社プラットフォーム「GREE」やスマートフォンゲームの提供を行い、ユーザーに無料でゲームを提供しつつ、特定のアイテムを有料で販売することで収益を上げています。また、WFS、ポケラボ、グリーエンターテインメントを通じて、国内外で人気のスマートフォンゲームを開発・運営しており、アニメ製作委員会への参加や原作開発を通じて、長期にわたり愛されるIPの創出にも力を入れています。
さらに、メタバース事業では、個人向けに「REALITY」というスマートフォン向けメタバースプラットフォームを提供し、VTuber事業や法人向けに3DCGやXRテクノロジーを活用した「REALITY XR cloud」の運営を行っています。DX事業では、クライアント企業のデジタルトランスフォーメーションを支援し、コマース事業では、おでかけ情報サービス「aumo」や住まい・暮らしの情報メディア「LIMIA」を通じて、人々のライフスタイルに密接に関連する価値を提供しています。
投資・インキュベーション事業では、インターネット・IT領域を中心に、国内外の主要VCファンドやスタートアップへの投資を行っており、新たな技術やサービスの発展に貢献しています。グリーはこれらの事業を通じて、多角的なビジネスモデルを構築し、エンターテインメントとテクノロジーの融合による新しい価値の創出を目指しています。
経営方針
グリー株式会社(以下、グリー)は、インターネットを通じて世界をより良くすることをミッションに掲げ、インターネット・エンタメ事業と投資・インキュベーション事業を中心に展開しています。グリーは、ゲーム・アニメ事業を収益基盤とし、「エンジン×IP×グローバル」戦略を推進しています。この戦略では、IPの創出・育成力の強化と積極的な海外展開を通じて、中長期的な収益性向上を目指しています。
また、メタバース事業では、スマートフォン向けメタバース「REALITY」をグローバルで展開し、法人向けメタバース事業やVTuber事業への投資を継続しています。DX事業では、法人向けビジネスのノウハウを活かし、マーケティングDXやオペレーションDX事業を通じて、クライアント企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。コマース事業では、「メディア × SaaS」戦略を推進し、安定的な収益基盤の強化を目指しています。
投資・インキュベーション事業では、インターネット・IT領域を中心に、国内外の主要VCファンドやスタートアップ企業への投資を中長期で継続し、新たな技術やサービスの発展に貢献しています。さらに、グリーは組織体制の強化と内部統制及びコンプライアンス体制の充実にも取り組んでおり、新規事業展開に向けて優秀な人材の採用・育成に努めています。
これらの成長戦略を通じて、グリーは企業価値及び株主価値の増大を図り、インターネットの新たな可能性を開拓し続けることを目指しています。