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コメダホールディングスJP:3543
沿革
1968-01 | 創業者加藤太郎氏、喫茶店「コメダ珈琲店」を開店 |
1975-08 | 喫茶店経営を目的として名古屋市北区に株式会社コメダ珈琲店を設立 |
1977-02 | コメダ珈琲店名物商品「シロノワール」販売開始 |
1993-04 | FC展開を本格化するために、株式会社コメダを設立(旧コメダ①) |
1999-02 | 甘味喫茶「おかげ庵」を開店 |
2001-08 | FC本部機能拡充のため本社を名古屋市東区に移転 |
2003-06 | コメダ珈琲店の関東地区初の店舗として横浜市青葉区に横浜江田店(直営店)を開店 |
2006-11 | コメダ珈琲店の関西地区初の店舗として奈良市に奈良中央店を開店 |
2008-04 | 創業者加藤太郎氏から株式会社AP11へ株式会社コメダ(旧コメダ①)、株式会社セントラルコメダ、株式会社コメダグリーン、株式会社尾張セントラルコメダ、株式会社コメダ不動産開発の株式を譲渡し、事業を承継 |
2009-03 | 事業機能集約と経営効率の向上のため株式会社AP11が株式会社コメダ、株式会社セントラルコメダ、株式会社コメダグリーン、株式会社尾張セントラルコメダ、株式会社コメダ不動産開発を吸収合併後、株式会社コメダ(旧コメダ②)に商号変更 |
2010-03 | コメダ珈琲店の北陸地区初の店舗として石川県金沢市に金沢松村店を開店 |
2011-10 | コメダ珈琲店でのパンの安定供給体制確立のため、有限会社フランスパン(2013年2月株式会社化)の全株式を取得し子会社化 |
2012-03 | コメダ珈琲店の四国地区初の店舗として徳島県吉野川市に吉野川鴨島店を開店 |
2013-01 | コメダ珈琲店の中国地区初の店舗として広島市安佐南区に広島大町店を開店 |
2013-02 | アドバンテッジパートナーズLLPがサービスを提供するファンドから株式会社MBKP3へ株式譲渡 |
2013-06 | 株式会社MBKP3が株式会社コメダ、株式会社フランスパンを吸収合併後、株式会社コメダ(現在に至る)に商号変更 |
2013-09 | コメダ珈琲店の九州地区初の店舗として福岡市東区に福岡八田店を開店 |
2013-11 | コメダ珈琲店の東北地区初の店舗として福島県白河市にベイシア白河店を開店 |
2014-11 | 持株会社である当社は、単独株式移転により株式会社コメダの完全親会社として設立 |
2015-07 | 東日本エリアにおけるパン製造拠点として千葉工場が操業を開始 |
2016-04 | 当社グループ初の海外(中国:上海)へのFC加盟店の出店 |
2016-06 | 東京証券取引所市場第一部(同年12月に名古屋証券取引所市場第一部)に株式を上場 |
2016-08 | 北海道初の店舗として札幌市白石区にコメダ珈琲店 東札幌5条店を開店 |
2017-09 | コメダ謹製「やわらかシロコッペ」東京ソラマチ店を開店 |
2018-02 | 台湾初の店舗として台北にコメダ珈琲店 南京建國店を開店 |
2018-08 | 沖縄県初の店舗として糸満市にコメダ珈琲店 沖縄糸満店を開店 |
2018-11 | 東日本エリアにおけるコーヒー製造拠点として関東コーヒー工場が操業を開始 |
2019-06 | 日本国内全47都道府県への出店を完了 |
2019-07 | 台湾において初のFC店舗であるコメダ珈琲店 敦南信義店を開店 |
2019-10 | 小売ベーカリーのほか、沖縄県内のコメダ珈琲店にパンを供給することを目的として、沖縄県に「石窯パン工房ADEMOK(現 BAKERY ADEMOK)」南風原店を開店 |
2020-07 | メニューの原材料を100%プラントベース(植物由来)とする「KOMEDA is □」東銀座店を開店 |
2022-03 | 当社連結子会社として、インドネシアにPT KOMEDA COFFEE INDONESIAを設立 |
2022-04 | 証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場へ移行 |
2022-10 | 大判焼きのテイクアウト専門店「大餡吉日」を名古屋市に開店 |
2023-01 | 香港において初のFC店舗であるコメダ珈琲店 イオンスタイル黄埔店を開店 |
2023-07 | インドネシア初の店舗としてバリ島にコメダ珈琲店 DEWI SRI-KUTA-BARI ISLAND店を開店 |
2023-08 | 当社グループの国内外店舗数が1,000店舗を突破 |
事業内容
コメダホールディングスは、持株会社としてグループの経営管理及びそれに付帯する業務を行っています。同社グループは、コメダ珈琲店やおかげ庵のブランドで知られる喫茶店のフランチャイズチェーン(FC)事業を主軸に展開しており、FC加盟店に対して出店物件選定、店舗設計施工ノウハウの提供、運営指導、食材の製造・卸売、店舗建物の転貸などを行っています。また、新業態としてBAKERY ADEMOK、KOMEDA is □、大餡吉日などを立ち上げています。
コメダ珈琲店は、お客様の「くつろぎ」を最優先にした店づくりを行い、高い天井や大きな採光面による明るく開放的な空間、適度な席間距離や間仕切りによるプライベート感の確保、座り心地の良いオリジナルソファーなど、細部にわたりこだわりを持っています。また、自社製のコーヒーやパンを提供し、看板メニューのシロノワールやユニークなドリンク、ボリュームたっぷりのスナックなどを提供しています。
おかげ庵では、和の甘味を主体としたフルサービス型の喫茶店として、季節限定商品や懐かしの鉄板焼きスパゲティー、お客様ご自身で焼けるお団子などを提供しています。モーニングサービスでは、ドリンク注文に対して無料でおにぎりセットやトーストセットなどを提供しています。
これらの事業展開を通じて、コメダホールディングスは外食市場において独自のポジションを確立し、FC加盟店を中心に全国で喫茶店のチェーン展開を行っています。同社の事業セグメントは、これらの喫茶店FC事業を中心として構成されています。
経営方針
コメダホールディングスは、外食産業において独自のポジションを築き、コメダ珈琲店やおかげ庵などのブランドを通じて全国でフランチャイズチェーンを展開しています。同社は、50周年を契機に「心にもっとくつろぎを」プロジェクトをスタートさせ、「KOMEDA COMES TRUE. with YOU」を合言葉に、サステナビリティ活動を推進しています。経営方針として、品質(Q)、サービス(S)、清潔(C)の各概念を進化させ、経済価値の向上と社会課題の解決に貢献しています。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2021年4月には2026年2月期を目途とする新中期経営計画「VALUES 2025」を策定。この計画では、「くつろぎで、人と地域と社会をつなぐ」をスローガンに掲げ、業績回復、事業モデルの拡充、新しい共創価値の追求、財務価値の維持拡大を目指しています。
また、同社は13項目の重要課題(マテリアリティ)を特定し、これらを「品質とお客様」、「人と働きがい」、「環境」の3つのテーマに分類。商品・サービスの安全・安心の追求、多様な消費者ニーズへの対応、心と体の健康への貢献、コミュニティへの参画と投資、持続可能な消費に関する教育と啓発など、各テーマに沿った取り組みを実施しています。これらの活動を通じて、コメダホールディングスは事業活動を通じた持続可能な社会の実現に貢献しています。