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川田テクノロジーズJP:3443
事業内容
川田テクノロジーズは、川田工業株式会社を中心に、子会社14社と関連会社12社で構成される企業グループです。主な事業セグメントは、鉄構、土木、建築、ソリューション、その他事業です。各セグメントでの事業活動には、研究やサービスも含まれています。
鉄構セグメントでは、鋼製橋梁(鋼橋)や建築鉄骨の設計、製作、架設据付を行い、鋼材製品の販売も手がけています。主要な会社には川田工業株式会社と富士前鋼業株式会社があります。
土木セグメントでは、PC橋梁やプレビーム橋梁の設計、製作、架設据付を行い、橋梁保全工事の請負も行っています。川田建設株式会社がこのセグメントの主要な会社です。
建築セグメントでは、一般建築や国内でのシステム建築の設計、工事請負を行っています。川田工業株式会社がこの分野での主要な会社です。
ソリューションセグメントでは、ソフトウェアの開発・販売、システム機器の販売、橋梁等の構造解析や設計・製図を行っています。川田テクノシステム株式会社がこの分野を担当しています。
また、次世代型産業用ロボットの製造・販売や、各種機械装置、コンピューターシステム、ソフトウェアの開発・設計・販売、コンサルティングも行っています。カワダロボティクス株式会社がこれらを手がけています。
その他の事業には、橋梁付属物の販売や航空機使用事業、建設工事の請負、企画、設計、監理、コンサルティングがあります。これらの事業は、株式会社橋梁メンテナンス、東邦航空株式会社、新中央航空株式会社、佐藤工業株式会社が担当しています。
経営方針
川田テクノロジーズは、「安心で快適な生活環境の創造」を経営理念に掲げ、安全で高品質な社会インフラとサービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。同社は、誠実で公正な企業活動を通じて、ステークホルダーからの信頼を得ることを目指しています。
同社は、安定的な受注と利益の確保を重視し、市場競争力の維持・強化に努めています。また、新しい成長領域の構築に向けた投資を推進し、企業価値の向上を目指しています。これにより、持続可能な成長を実現しようとしています。
川田テクノロジーズは、2023年5月に「KAWADA VISIONの実現を目指し、レジリエント企業に変貌する」をテーマに、第3次中期経営計画を策定しました。この計画では、資本コストを意識し、ROE向上を目指した経営を推進しています。
同社の中期経営計画の基本方針には、基幹事業の持続的成長、成長事業の拡大・創出、サステナビリティ経営の推進、資本効率経営への転換が含まれています。これにより、長期的な企業価値の向上を図っています。
数値目標として、売上高や営業利益、ROEの向上を掲げています。これらの目標を達成することで、企業価値を高め、全てのステークホルダーに満足してもらえるよう努めています。