北日本紡績JP:3409

時価総額
¥16.3億
PER
合繊紡績糸の製造販売、中東向け民族衣装用生地の販売、不織布マスク及び衛生用品の製造販売、プラスチック廃材のリサイクル事業を展開。

沿革

1948-10政府の第一次スフ紡績50万錘復元計画に呼応して、北陸地方の有志によって地元産業の発展の為、資本金2,500万円、各種繊維の紡績及び加工を主たる目的とし、北日本紡績株式会社の商号をもって本社及び金沢工場を石川県金沢市に設置し設立。
1949-01大阪市東区に大阪出張所を設置。東京都中央区に東京事務所を設置。
1950-102,500万円増資して資本金5,000万円。
1951-065,000万円増資して資本金10,000万円。
1952-01当社株式を大阪証券取引所市場第2部に上場。
1954-03当社株式を東京証券取引所市場第2部に上場。
1954-0410,000万円増資して資本金20,000万円。
1957-0710,000万円増資して資本金30,000万円。
1958-04大阪出張所を営業所に改称。
1963-0921,000万円増資して資本金51,000万円。
1964-05金沢工場敷地内に仮撚工場を新設、長繊維ウーリー加工糸の生産・販売を開始。
1964-1020,400万円増資して資本金71,400万円。
1971-08株式会社リック・コーポレーション(旧・鳥越産業株式会社、連結子会社)を設立。
1976-04大阪営業所を支社に改称。
1984-06キタボー興産株式会社(連結子会社)を設立。
1986-09東京事務所を廃止。
1988-11能都産業株式会社を設立。
1990-03能登工場を石川県鳳至郡能都町(現・鳳珠郡能登町)に新設、委託加工先へ賃貸。
1994-09大阪支社を廃止。
1996-04松任工場を石川県松任市(現・白山市)福留町に新設。
2002-11承徳帝賢北日本紡績有限公司(持分法適用関連会社)を設立。
2005-03能都産業株式会社を清算。
2005-06現在地に本社を移転。
2008-09東京証券取引所から上場廃止。
2009-01能登工場を閉鎖。
2010-03仮撚事業を廃止。
2011-05承徳帝賢北日本紡績有限公司を清算。
2013-07当社株式は大阪証券取引所及び東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第2部に上場。
2016-12株式会社リック・コーポレーション、キタボー興産株式会社を清算。
2017-04大阪市中央区に大阪営業所を設置。
2020-07東京都中央区に東京本社を設置。
2020-1121,544万円増資して資本金92,944万円。
2021-01株式交換により株式会社中部薬品工業を完全子会社化。(現連結子会社)
2021-08新株の発行及び新株予約権の行使18,825万円により資本金111,770万円。
2021-09新株の発行及び新株予約権の行使18,825万円により資本金111,770万円。
事業譲受により静岡県掛川市に生産拠点を取得。(掛川工場)
2021-11株式取得により金井産業株式会社を完全子会社化。(現連結子会社)
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
2023-02新株の発行8,061万円により資本金119,831万円
2023-08新株の発行5,026万円により資本金122,344万円

事業内容

北日本紡績は、紡績事業、テキスタイル事業、ヘルスケア事業、リサイクル事業の4つの主要な事業セグメントを持つ企業です。同社及びその連結子会社2社で構成されています。

紡績事業では、合成繊維の紡績糸を製造し、これを販売しています。このセグメントは、高品質な糸の提供を通じて、幅広い産業に対応しています。

テキスタイル事業は、中東地域向けの民族衣装用生地の販売に特化しています。この事業を通じて、同社は国際市場でのプレゼンスを確立し、文化的なニーズに応える製品を提供しています。

ヘルスケア事業では、不織布マスクの製造と販売を主軸に、衛生用品や栄養機能食品の企画販売も手がけています。このセグメントは、健康と衛生に関する現代の需要に対応する製品群を展開しています。

リサイクル事業は、プラスチック廃材を加工し、新たなプラスチック資材として販売することに注力しています。この事業を通じて、同社は環境保護に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。

これらの事業セグメントを通じて、北日本紡績は多岐にわたる産業に対して、高品質な製品とサービスを提供し、社会のさまざまなニーズに応えています。

経営方針

北日本紡績は、紡績、テキスタイル、ヘルスケア、リサイクルの4つの主要事業を展開している企業です。同社は、継続的かつ安定的な収益基盤の確立と企業価値の向上を目指しています。経営環境の不透明さに直面しながらも、同社は各事業領域での成長戦略を推進しています。

紡績事業では、人材確保を通じた生産性の向上に注力しています。これにより、合成繊維の紡績糸の製造と販売を強化し、高品質な糸の提供を継続しています。テキスタイル事業では、中東地域向けの民族衣装用生地の販売を特化し、国際市場でのプレゼンスを確立しています。この事業を通じて、文化的ニーズに応える製品の拡販に努めています。

ヘルスケア事業では、不織布マスクの製造と販売を主軸に、衛生用品や栄養機能食品の新製品開発に取り組んでいます。これにより、健康と衛生に関する現代の需要に対応する製品群の展開を目指しています。リサイクル事業では、プラスチック廃材の加工と新たなプラスチック資材としての販売に注力し、環境保護と持続可能な社会の実現に貢献しています。

北日本紡績は、これらの戦略を通じて、黒字化に向けた強化を図り、多岐にわたる産業に対して高品質な製品とサービスを提供し続けることで、社会のさまざまなニーズに応えていく方針です。