シキボウJP:3109

時価総額
¥132.2億
PER
繊維製品、工業用品の製造販売、不動産賃貸等を手がける、糸、布、ニット、製紙用ドライヤーカンバス、フィルタークロス、陶磁器、食品添加物等の製造販売も展開。

沿革

1892-08大阪市此花区伝法町に有限責任伝法紡績会社を設立(資本金10万円)
1893-03本社を大阪市福島区上福島に移転、福島紡績株式会社に改称
1920-04本社を大阪市北区玉江町2丁目3番地に移転
1929-01東京出張所を開設(現・東京支社)
1941-06明治紡績合資会社を合併
1944-03朝日紡績株式会社を合併、商号を敷島紡績株式会社に変更、本社を大阪市東区備後町4丁目34番地に移転
1949-05東京証券取引所、大阪証券取引所(現・東京証券取引所)、名古屋証券取引所に上場
1953-02当社八幡、草津両工場分離、敷島帆布株式会社を設立
1959-10敷島重布株式会社を設立
1961-12敷島帆布株式会社、敷島重布株式会社が合併、商号を敷島カンバス株式会社に変更
1963-11和歌山リネン株式会社に資本参加(現・シキボウリネン株式会社)(現・連結子会社)
1965-11本社を大阪市東区備後町3丁目35番地に移転
1967-01新内外綿株式会社の株式を取得し、資本参加(現・連結子会社)
1969-03株式会社マーメイド広海の株式を取得し、資本参加(現・連結子会社)
1972-06インドネシア国に株式会社マーメイドテキスタイルインダストリーインドネシア設立(現・連結子会社)
1978-02株式会社ナイガイテキスタイルを設立(現・連結子会社)
1980-09株式会社マーメイドスポーツを設立し、ゴルフ場経営に進出
1989-02合区により本社の住居表示変更(大阪市中央区備後町三丁目2番6号)
1989-11株式会社大和機械製作所を買収し、当社尾道事業所を開設
1990-06シキボウ総合サービス株式会社を設立(現・株式会社シキボウサービス)(現・連結子会社)
1990-10敷島カンバス株式会社、敷島興産株式会社、大機紡績株式会社及びシキボウ開発株式会社を吸収合併すると共に、販売会社として敷島カンバス株式会社を設立(現・連結子会社)
1990-11小田陶器株式会社を買収
1991-02シキボウ物流センター株式会社を設立(現・連結子会社)
1991-10産業機械等販売会社として株式会社大和機械製作所を設立
1993-11ジャスコ姫路リバーシティショッピングセンター(貸与設備)を開設
1993-12香港に敷紡(香港)有限公司を設立(現・連結子会社)
1995-08丸ホームテキスタイル株式会社を設立(現・連結子会社)
1996-08中国上海市に上海敷島家用紡織有限公司を設立(現・連結子会社)
1998-04シキボウ電子株式会社と小田陶器株式会社が合併し、前者が存続会社となり、新たに販売会社として小田陶器株式会社を設立
1998-05販売会社であった株式会社大和機械製作所に当社の産業機械等の製造部門を統合(現・連結子会社)
1999-02株式会社シキボウ物流システムを設立(現・連結子会社)
1999-03株式会社マーメイドアパレルを設立
2000-04株式会社イケダを株式会社シキボウ堺に商号変更(現・連結子会社)
2000-12イオンモール高知ショッピングセンター(貸与設備)を開設
2002-04商号をシキボウ株式会社に変更
株式会社シキボウ江南を設立(現・連結子会社)
2005-04Jリネンサービス株式会社を設立(現・連結子会社)
2005-09中国江蘇省に敷島工業織物(無錫)有限公司を設立(現・連結子会社)
2006-02中国上海市に敷紡貿易(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)
2007-03中国浙江省に湖州敷島福紡織品有限公司を設立(現・連結子会社)
2008-02シキボウ電子株式会社の陶磁器の製造部門を分割し、販売会社であった小田陶器株式会社に製造部門を統合
2011-03株式会社マーメイドソーイング秋田を設立(現・連結子会社)
2011-10東洋空気調和株式会社を買収(現・連結子会社)
2014-01連結子会社である新内外綿株式会社がジェイ.ピー.ボスコ株式会社を買収(現・連結子会社)
2021-05連結子会社である株式会社マーメイドアパレルを解散(2022年3月清算結了)
2022-01台湾新北市に台湾敷紡股份有限公司を設立(現・連結子会社)
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
2022-12連結子会社である株式会社マーメイドスポーツの全株式を売却
2024-01ベトナム国ホーチミン市にシキボウベトナム有限会社を設立(現・連結子会社)
2024-03連結子会社である小田陶器株式会社の全株式を売却

事業内容

シキボウは、繊維製品の製造販売、工業用品の製造販売、不動産の賃貸などを主な事業内容としている企業グループです。シキボウグループは、シキボウを含む子会社24社で構成されています。

繊維事業では、糸、布、ニット、二次製品などの製造販売を行っており、シキボウをはじめとする13社がこのセグメントに関わっています。これらの製品は、衣料品や家庭用テキスタイルとして幅広く利用されています。

産業材事業では、製紙用ドライヤーカンバス、フィルタークロスなどの工業用品の製造販売を行っており、シキボウを含む4社がこのセグメントを担当しています。また、産業機械の製造販売、化成品の製造販売、陶磁器の製造販売も行っており、それぞれ特定の子会社がこれらの事業を手掛けています。

不動産・サービス事業では、不動産賃貸やリネンサプライ業、繊維製品の配送・倉庫業務、保険代理業などを展開しています。このセグメントには、シキボウを含む複数の子会社が関与しており、幅広いサービスを提供しています。

シキボウグループは、これらの多岐にわたる事業を通じて、繊維業界だけでなく、産業材やサービス業界においてもその存在感を示しています。

経営方針

シキボウは、繊維、産業材、不動産・サービスの各事業分野で、独自の機能や技術力を活かした商品づくりと顧客ニーズに沿った商品提案やサービスの向上に取り組んでいます。同社は、長期ビジョン「Mermaid 2042」を策定し、「あなたにもっと寄り添い、愛されるシキボウグループへ」という目標を掲げています。このビジョンの下、従業員、お客様、地球環境への貢献を重視しています。

中期経営計画「ACTION22-24」では、コロナ禍からの復活と長期ビジョンの実現に向けた成長加速を目指しています。新たな取り組みや施策を全社員が参加して推進し、新中核事業と位置付ける化成品事業・複合材料事業の事業規模拡大、新たな市場展開に向けた設備投資、顧客増大による新規用途・市場開拓、グローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓などに注力しています。

また、サステナビリティ経営への取り組みとして、地球環境に配慮した製品や社会課題を解決する製品の開発・販売強化、カーボンニュートラル社会実現に寄与する設備投資、従業員のエンゲージメント向上に向けた職場・制度づくりなどを進めています。

シキボウは、これらの戦略を通じて、経営基盤の強化、次の革新的成長に向けた取り組み、サステナビリティ経営への取り組みを推進し、2042年に向けた長期ビジョンの実現を目指しています。