ディップ (2379) 株価

時価総額
¥1045.2億
PER
15.6倍
人材サービス・DXソリューションの有力企業。「バイトル」「はたらこねっと」等の求人サイト運営、中小企業向けに採用・労務管理・集客支援のDXサービスを展開。19年9月にDX事業開始。日本国内中心に展開。

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事業内容

株式会社ディップは、人材サービスとデジタル変革支援を両輪とする企業です。同社は「バイトル」をはじめとする求人情報サイトの運営を通じて企業の人材採用を支援する人材サービス事業と、中堅・中小企業向けにデジタル化支援ツールを提供するDX事業を展開しています。

同社の収益は主に企業からの求人掲載料や人材紹介手数料、そしてデジタルツールの月額利用料から構成されています。人材サービス事業では求人企業が顧客となり、アルバイトから正社員、専門職まで幅広い雇用形態に対応したマッチングサービスを提供しています。DX事業では飲食店や小売店などの中小企業が主要顧客で、採用から労務管理、集客支援まで一気通貫でサポートしています。

人材サービス事業では、「バイトル」「はたらこねっと」といった総合求人サイトから、看護師専門の「ナースではたらこ」まで、ターゲット別に特化したサービスを展開しています。一方、DX事業では「採用ページコボット」「面接コボット」など、企業の業務効率化を図るツールを「コボット」ブランドで統一して提供し、中小企業でも導入しやすいよう機能を絞り込んだパッケージとして展開しています。

経営方針

ディップは「Labor force solution company」のビジョンの下、2023年に中期経営計画「dip30th」を策定し、人材サービスとDXサービスを通じた労働市場課題の解決を成長戦略の軸としています。同社は売上高、営業利益、営業利益率、1株当たり純利益に加えて自己資本利益率を重視する経営指標として掲げており、株主還元では配当性向50%を目安に前期配当額を下限とする安定的な配当政策を採用しています。

重点投資分野では営業人員の生産性向上と組織体制の強化に注力しており、2025年6月からは従来の顧客規模・エリア別から業種別営業体制への移行を実施しました。この「ソリューション体制」では営業社員の業界専門性を高め、人材・AI・DXを組み合わせた最適な解決策を提案できる体制を構築することで、大幅な生産性向上を目指しています。また、DX事業では中堅・中小企業に特化した「コボット」シリーズの機能向上と品質向上に向けた開発体制強化を進めています。

新市場開拓では既存の人材サービス事業、DX事業を超えた新規事業の創出に積極的に取り組んでおり、事業ポートフォリオの拡充による強固で安定した事業基盤の構築を目標としています。同社は「ディップ・インセンティブ・プロジェクト」や「dip DEIプロジェクト」といった独自の取り組みを通じて、顧客企業の従業員待遇向上や多様性推進を支援し、新たな付加価値創出を図っています。

技術革新への取り組みでは、システムインフラの安定性確保とセキュリティ強化を継続的に推進し、求職者と企業のマッチング精度向上に向けた機能拡充を進めています。同社は「集客コボットfor MEO」などの新サービスが順調に成長している一方、メディアサービス契約社数減少の影響を受けた商品もあるため、カスタマーサクセス体制の強化によって解約率低下とアップセル・クロスセルの拡大に努めています。

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