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パソナグループJP:2168
事業内容
パソナグループは、持株会社であるパソナグループとその連結子会社62社、持分法適用関連会社5社で構成されています。事業セグメントは、BPOソリューション、エキスパートソリューション、キャリアソリューション、グローバルソリューション、ライフソリューション、地方創生・観光ソリューションの6つに分類されています。
BPOソリューションでは、業務委託や請負を通じて、顧客の業務プロセスを受託し、コンタクトセンター運営や顧問コンサルティング事業を展開しています。エキスパートソリューションでは、人材派遣を行い、企業のニーズに応じた人材を提供しています。
キャリアソリューションは、人材紹介や再就職支援を行い、転職希望者と企業のマッチングをサポートしています。グローバルソリューションでは、海外での人材紹介や派遣、教育・研修などのサービスを提供しています。
ライフソリューションでは、子育て支援や介護サービス、家事代行などのライフサポート事業を展開しています。地方創生・観光ソリューションでは、地域の特産品を活用した飲食事業や観光促進、企業誘致などを通じて地方の活性化に取り組んでいます。
経営方針
パソナグループは、創業以来「社会の問題点を解決する」という理念を掲げ、ダイバーシティを推進し、誰もが自由に働ける社会を目指しています。同社は「人を活かす」ことを使命とし、心豊かな生活を創造する「ライフプロデュース」を実現するために、社会的責任を果たすことを重視しています。
同社は、2024年5月期に連結子会社の株式を売却し、事業ポートフォリオを再構築しました。次の50年に向けて、新たな「Well-being産業」を創造し、健康的な社会を目指す「NATUREVERSE」の実現を目指しています。これにより、企業価値の向上を図ります。
パソナグループは、2026年5月期から始まる「PASONA GROUP VISION 2030」を策定し、持続的な企業成長を目指しています。2030年5月期の財務目標として、売上高4,000億円、経常利益率5%、ROE8%以上、PBR1倍超を掲げています。
同社は、少子高齢化やデジタル技術の進化に対応し、より高付加価値なサービスを提供することで収益力を強化します。また、人生100年時代における健康維持の重要性を認識し、新たなWell-being産業を通じて社会課題の解決を図ります。