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住友電設JP:1949
沿革
1947年 3月 |
当社の前身である太陽電気工事有限会社を、関西電力株式会社の戦災復旧工事に協力するため、住友電気工業株式会社出身者を中心にして設立。 |
1950年 4月 |
株式会社組織(太陽電設工業株式会社)に改め、地中線ケーブル及び海底ケーブル工事を業務の主体とする。 |
1953年 2月 |
東京支店(現東京本社)設置。 |
1956年 9月 |
テレビ放送の開始に先立ち、テレビ放送局の発信用アンテナ工事を開始。 |
1959年11月 |
名古屋出張所(現中部支社)設置。 |
1962年11月 |
株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
1967年10月 |
東京都港区に電気設備及び電力工事の施工協力会社として住電電業株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
1967年10月 |
大阪市此花区に電気設備工事の施工協力会社として株式会社太陽設備(現・連結子会社 トーヨー電気工事株式会社、現・大阪府吹田市)を設立。 |
1968年 8月 |
大阪市此花区に電力工事の施工協力会社として株式会社太陽送電(現・連結子会社 株式会社セメック)を設立。 |
1968年12月 |
合併準備のため、工藤電気株式会社の電気機器の工場部門を独立させ、大阪府寝屋川市に工藤電気株式会社(現・連結子会社 スミセツテクノ株式会社、現・京都府八幡市)を設立。 |
1969年 3月 |
工藤電気株式会社(電気工事部門)を吸収合併し、社名を太陽工藤工事株式会社に変更、住友電気工業株式会社より施設工事等の営業を譲受し、配変電工事を開始。 |
1970年 8月 |
大阪市福島区に本社新社屋を建設。 |
1972年11月 |
株式を東京証券取引所市場第二部に上場。 |
1974年11月 |
大阪市福島区に業務支援会社として株式会社太陽サービス(スミセツエンジニアリング株式会社を経て、2020年1月に当社への吸収合併により消滅)を設立。 |
1975年 5月 |
東京都港区に業務支援会社として株式会社東京太陽サービス(スミセツエンジニアリング株式会社を経て、2020年1月に当社への吸収合併により消滅)を設立。 |
1977年 3月 |
インドネシアに総合工事会社P.T.タイヨー シナール ラヤ テクニク(現・連結子会社)を設立。 |
1977年 8月 |
東京都港区に電気設備工事の施工協力会社として新合同電設株式会社(スミセツエンジニアリング株式会社を経て、2020年1月に当社への吸収合併により消滅)を設立。 |
1978年 1月 |
札幌市中央区に電気設備工事の施工協力会社として北光電業株式会社(1993年5月に北海道住電電業株式会社へ社名変更、2018年2月に清算)を設立。 |
1979年11月 |
マレーシアに総合設備工事会社テマコン エンジニアリング SDN.BHD.(現・連結子会社)を設立。 |
1984年 6月 |
大阪市福島区に業務支援会社として大阪技術協力株式会社(2010年9月に社名をSEMビジネスサポートへ変更、2016年8月に清算)を設立。 |
1985年 7月 |
社名を住友電設株式会社に変更。 |
1985年10月 |
住電空調株式会社を吸収合併し、空調機器、冷凍機等の販売及び給湯給水器の製造・販売を開始。 |
1985年10月 |
タイに総合設備工事会社タイ セムコン CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。 |
1988年10月 |
名古屋市瑞穂区に電気設備工事の施工協力会社として名和電業株式会社(現・連結子会社 トーヨー電気工事株式会社、現・大阪府吹田市)を設立。 |
1990年12月 |
フィリピンに総合設備工事会社スミセツ フィリピンズ,INC.(現・連結子会社)を設立。 |
1991年 6月 |
本店を大阪市西区に移転。 |
1992年 2月 |
東京都港区にプラント・空調設備工事の施工協力会社としてスミセツエンジニアリング株式会社(2003年4月に株式会社セムテックへ吸収合併、株式会社セムテックは社名をスミセツエンジニアリング株式会社に変更し、2020年1月に当社への吸収合併により消滅)を設立。 |
1995年 9月 |
東京証券取引所、大阪証券取引所市場第一部上場。 |
1998年 4月 |
空調機器販売部門を独立させ、大阪市北区にエスイーエム・ダイキン株式会社(現・連結子会社、現・大阪市西区)を設立。 |
1998年10月 |
インドネシアに総合工事会社P.T.チカラン ヒジョウ インダを設立。(2008年2月に株式譲渡) |
1999年10月 |
東京都港区に情報通信サービス会社アイティ ソリューション サービス株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
1999年10月 |
スミセツエンジニアリング株式会社(2003年4月に株式会社セムテックへ吸収合併、株式会社セムテックは社名をスミセツエンジニアリング株式会社に変更し、2020年1月に当社への吸収合併により消滅)に、新和電業株式会社(旧新合同電設株式会社)及び株式会社セムテック東京(旧株式会社東京太陽サービス)を吸収合併。 |
1999年11月 |
設計業務支援会社として大阪市西区に株式会社エスイーエムキャド大阪(2010年12月に清算)を設立。 |
2003年 4月 |
株式会社セムテック(旧・株式会社太陽サービス)とスミセツエンジニアリング株式会社は合併し、スミセツエンジニアリング株式会社は解散、存続会社の株式会社セムテックは社名をスミセツエンジニアリング株式会社(2020年1月に当社への吸収合併により消滅)に変更。 |
2003年 8月 |
中華人民共和国に総合設備工事会社住設機電工程(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立。 |
2010年 1月 |
中華人民共和国に総合設備工事会社上海住設貿易有限公司(現・連結子会社)を設立。 |
2017年 7月 |
トーヨー電気工事株式会社に、名和電業株式会社を吸収合併。 |
2017年 7月 |
大韓民国に総合設備工事会社韓国住電電業株式会社(2022年3月に清算)を設立。 |
2018年 7月 |
タイに総合設備工事会社ティーエスシー テックアジア CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。 |
2018年12月 |
茨城県日立市の架空送電線工事会社田村電気工事株式会社(現・非連結子会社)を子会社化。 |
2019年 7月 |
ベトナムに総合設備工事会社スミセツ ベトナム CO.,LTD(現・連結子会社)を設立。 |
2020年 1月 |
スミセツエンジニアリング株式会社を吸収合併。 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行。 |
事業内容
住友電設は、電気設備工事を中心に、設備工事に関連するエンジニアリングサービスや機器の販売など幅広い事業を展開しています。同社は、親会社である住友電気工業株式会社、子会社15社、関連会社1社と共に、多岐にわたる事業活動を行っております。
主な事業セグメントは、設備工事業とその他事業に大別されます。設備工事業では、電力工事、一般電気工事、情報通信工事、プラント・空調工事などがあり、これらの工事の設計、施工、監理を行っています。特に電力工事においては、送配変電設備工事を手掛け、住友電設自身や連結子会社、非連結子会社、関連会社に工事を発注しています。
その他事業としては、保険代理店業務や機器の製作、修理、販売を行っており、連結子会社であるスミセツテクノ株式会社は給湯給水器の製造販売を、エスイーエム・ダイキン株式会社は空調機器や太陽光発電システム等の販売を中心に事業を営んでいます。
住友電設は、住友電気工業株式会社やそのグループ会社から各種設備工事を受注し、また、電線ケーブル等の材料を仕入れており、これらの企業間取引が同社の事業基盤を支えています。
経営方針
住友電設は、中期経営計画「VISION24」を推進し、総合設備企業グループとしての地位を確固たるものにするため、施工力と技術力の向上に注力しています。同社は、2024年度までに受注高と売上高をそれぞれ2,000億円、経常利益率を7.5%、成長投資を200億円、自己資本比率を50%水準、配当性向を40%とする数値目標を設定しています。これらの目標達成に向けて、安全・品質・コンプライアンスの徹底、人材の確保・育成と働き方改革、顧客満足度向上の追求、未来を見据えた企業価値の向上など、幅広い重点施策を展開しています。
特に、人と技術への投資に重点を置き、「住友電設川崎テクニカルセンター」や「茨城送電線工事センター」の開所、IT投資、職場環境改善への投資を進めています。また、事業拡大のためのM&Aやアライアンスの推進も積極的に行っており、これらの取り組みを通じて収益力の拡大を目指しています。
住友電設は、変化の激しい事業環境の中で、質にこだわる事業活動を通じて、社会から求められる総合エンジニアリング企業を目指しています。同社は、これまで構築してきた事業基盤をベースに、さらなる成長・拡大を図ることで、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。