積水ハウスJP:1928

時価総額
¥2.58兆
PER
12.4倍
戸建・賃貸住宅の設計施工、建築土木、リフォーム、不動産フィー、分譲住宅、マンション分譲、都市再開発、国際事業、エクステリア事業を展開。

沿革

1960-08プレハブ住宅の事業化を計画、資本金1億円にて積水ハウス産業株式会社として発足
1961-07滋賀県栗太郡栗東町(現 栗東市)に滋賀工場を設置、操業を開始(2009年3月生産機能停止)
1963-10社名を積水ハウス株式会社と商号変更
1969-05株式額面変更のため積水ハウス株式会社(昭和殖産株式会社が1969年3月商号変更)に吸収合併
1970-08株式を東京、大阪証券取引所市場第二部へ上場
茨城県猿島郡総和町(現 古河市)に関東工場を設置、操業を開始
1971-06東京、大阪証券取引所市場第一部へ指定替え
1972-08株式を名古屋証券取引所市場第一部へ上場
1973-08山口市に山口工場を設置、操業を開始
1975-06本店を大阪市北区玉江町2丁目2番地から大阪市北区中之島6丁目6番地(1978年2月1日より住居表示実施に伴い大阪市北区中之島6丁目2番27号に変更)に移転
1976-03積和不動産株式会社を設立
1977-02積和不動産株式会社(1982年3月に関西積和不動産株式会社に商号変更)を設立
1980-08積和不動産株式会社(1982年3月に九州積和不動産株式会社に商号変更)を設立
1980-10静岡県小笠郡大東町(現 掛川市)に静岡工場を設置、操業を開始
1981-02積和不動産株式会社(1981年6月に中部積和不動産株式会社に商号変更)を設立
1982-08中国積和不動産株式会社を設立
1983-08東北積和不動産株式会社を設立
1985-07兵庫県加東郡東条町(現 加東市)に兵庫工場を設置、操業を開始
1993-05本店を大阪市北区中之島6丁目2番27号から大阪市北区大淀中一丁目1番88号に移転
1995-08積水ハウス木造株式会社を吸収合併
1997-08宮城県加美郡色麻町に東北工場を設置、操業を開始
2000-08東北積和不動産株式会社、中部積和不動産株式会社、関西積和不動産株式会社、中国積和不動産株式会社並びに九州積和不動産株式会社の各社が、それぞれ商号を積和不動産東北株式会社、積和不動産中部株式会社、積和不動産関西株式会社、積和不動産中国株式会社並びに積和不動産九州株式会社へと変更
2001-02積水ハウス北陸株式会社、積水ハウス四国株式会社、積水ハウス山梨株式会社並びに積水ハウス山陰株式会社を吸収合併
2001-03スポンサー付ADR(American Depositary Receipts/米国預託証券)の店頭取引開始
2005-02積和不動産株式会社、積和不動産関西株式会社、積和不動産中部株式会社、積和不動産中国株式会社、積和不動産九州株式会社並びに積和不動産東北株式会社の各社を株式交換により完全子会社化
積水ハウスリフォーム株式会社へ会社分割によりリフォーム事業を分社化
2005-05積和不動産札幌株式会社を設立(2009年8月積和不動産株式会社に吸収合併)
2008-12Sekisui House Australia Holdings PTY LIMITED を設立
2010-03積水ハウス・SI アセットマネジメント株式会社(2017年3月に積水ハウス・アセットマネジメント株式会社に商号変更)を株式取得により子会社化
2010-05North America Sekisui House, LLC を設立
2011-01積水好施新型建材(瀋陽)有限公司を設立
2011-12積水ハウスフィナンシャルサービス株式会社を設立
2013-08積和不動産株式会社を積和不動産株式会社及び積和不動産関東株式会社へ会社分割
2014-02積水ハウス投資顧問株式会社を設立
2014-11積和グランドマスト株式会社を設立
2016-08積水ハウスリフォーム株式会社を積水ハウスリフォーム東日本株式会社、積水ハウスリフォーム中日本株式会社(積水ハウスリフォーム株式会社から商号変更)、積水ハウスリフォーム西日本株式会社の3社に分割
2017-03Woodside Homes Company, LLC を完全子会社化
積水ハウス信託株式会社を設立
2018-05積水ハウス投資顧問株式会社が、積水ハウス・アセットマネジメント株式会社と合併し、積水ハウス・アセットマネジメント株式会社に商号変更
2019-10鳳ホールディングス株式会社(株式会社鴻池組の持株会社)を連結子会社化
2020-02積和不動産株式会社が積和不動産関東株式会社と合併し積水ハウス不動産東京株式会社に、積和不動産関西株式会社は積水ハウス不動産関西株式会社、積和不動産中部株式会社は積水ハウス不動産中部株式会社、積和不動産中国株式会社は積水ハウス不動産中国四国株式会社、積和不動産九州株式会社は積水ハウス不動産九州株式会社、積和不動産東北株式会社は積水ハウス不動産東北株式会社に、それぞれ商号変更
積水ハウス ノイエ株式会社が営業開始
2020-10株式会社鴻池組が鳳ホールディングス株式会社を合併
2020-11積水ハウスリフォーム中日本株式会社が、積水ハウスリフォーム東日本株式会社及び積水ハウスリフォーム西日本株式会社と合併し、積水ハウスリフォーム株式会社に商号変更
2021-12Holt Group Holdings, LLCがThe Holt Group,Inc.等の株式等を取得
2022-02積水ハウス不動産グループについて、積水ハウス不動産ホールディングス株式会社による中間持株会社体制を中心とした組織再編を実施し、積水ハウス不動産6社への出資持分は全て間接保有となり、積水ハウス不動産東京株式会社が積和グランドマスト株式会社を合併
2022-04東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
2022-07Chesmar Holdings, LLCがChesmar Homes, LLC等の持分を取得
2024-02積水ハウス建設グループについて、積水ハウス建設ホールディングス株式会社による中間持株会社体制を中心とした組織再編を実施し、積水ハウス建設8社への出資持分を全て間接保有化
2024-04M.D.C. Holdings,Inc.を完全子会社化

事業内容

積水ハウスは、幅広い事業セグメントを展開しており、住宅から商業施設、国際事業まで多岐にわたるサービスを提供しています。同社とそのグループ企業(連結子会社345社及び持分法適用関連会社40社)は、戸建住宅事業、賃貸住宅事業、建築・土木事業、リフォーム事業、不動産フィー事業、分譲住宅事業、マンション事業、都市再開発事業、国際事業などを手掛けています。

戸建住宅事業では、戸建住宅の設計から施工までを請け負っています。賃貸住宅事業では、賃貸住宅や事業用建物の設計、施工を行っており、建築・土木事業では、RC造の賃貸住宅や事業用建物の建築工事及び土木工事を手がけています。リフォーム事業では、住宅の増改築を行い、不動産フィー事業では、不動産の転貸借、管理、運営、仲介などを提供しています。

分譲住宅事業では、住宅や宅地の分譲、および分譲宅地上に建築する住宅の設計、施工を請け負っています。マンション事業では、マンションの分譲を行い、都市再開発事業では、オフィスビルや商業施設等の開発、保有不動産の管理、運営を手掛けています。国際事業では、海外での戸建住宅の請負、分譲住宅及び宅地の販売、マンション及び商業施設等の開発、分譲を展開しています。その他、エクステリア事業なども行っています。

これらの事業を通じて、積水ハウスは住宅市場だけでなく、商業施設や国際市場においてもその存在感を示しています。

経営方針

積水ハウスは、住宅建設を核とした多角的な事業展開を行っており、その成長戦略は国内外の市場での安定成長と積極的な成長を目指しています。同社は、企業理念に「人間愛」を掲げ、最高の品質と技術を提供することで、人間性豊かな住まいと環境の創造を使命としています。2020年からの30年を第3フェーズと位置づけ、「健康・つながり・学び」を追求し、お客様、社会、従業員の幸せを提供することで、人生100年時代の幸せな社会づくりを目指しています。

第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)では、「国内の“安定成長”と海外の“積極的成長”」を基本方針として掲げています。これを実現するため、同社はコアコンピタンスである技術力、施工力、顧客基盤を活かし、既存事業の深化と拡張を図ります。また、日本で培った技術を海外で展開し、新規事業の開拓と拡張を推進しています。従業員のキャリア自律支援やダイバーシティ&インクルージョンの推進を通じて、人財価値の向上を図り、グローバル企業としての成長を加速させる方針です。

財務面では、成長投資の推進と財務健全性のバランスを保ちつつ、企業価値の向上を目指します。成長投資には、国内外の不動産投資や人財、IT・DX、研究開発、M&Aへの投資が含まれます。また、資本効率を意識した投資と、D/Eレシオや債務償還年数を適正な水準でコントロールすることで、信用格付けの維持と成長に向けた投資余力の確保に努めます。

積水ハウスは、サステナビリティを経営の重要な柱として位置づけ、ESG経営のリーディングカンパニーを目指しています。気候変動対策、人的資本・多様性の推進など、社会的課題への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。