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巴コーポレーションJP:1921
事業内容
巴コーポレーションは、鉄構建設事業と不動産事業の二つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、同社とその子会社5社、関連会社1社で構成されています。各事業は、関連する付帯事業活動も展開しています。
鉄構建設事業では、巴コーポレーションは立体構造物、橋梁、鉄骨、鉄塔の設計、製作、施工を行っています。また、総合建設工事の企画、設計、施工も手がけており、一部の業務は関係会社に発注しています。これにより、幅広い建設ニーズに対応しています。
不動産事業においては、巴コーポレーションは不動産の売買、管理、賃貸借を行っています。また、これらの仲介業務も手がけており、一部の業務は関係会社に委託しています。この事業により、同社は不動産市場での多様なニーズに応えています。
経営方針
巴コーポレーションは、「技術の巴」としての信頼を基盤に、技術的に特色のある製品と工法を創出し、品質第一と低コストでの提供を通じて社会に貢献することを目指しています。これにより、顧客の信頼と満足を得て、企業利益を確保することを目指しています。
同社の成長戦略は、『技術立社』を堅持しつつ、『企業体質の改善・強化』、『事業領域の拡大、新規事業の創出』、『グループ総力の結集』を基本戦略としています。さらに、『事業継続性の確保』と『変革』に挑戦することを新たに加え、企業価値の向上を図っています。
巴コーポレーションは、令和5年度からの5年間を「TOMOE BUILD up 5」として位置づけ、事業基盤の強化と周辺領域の拡大を図っています。持分法適用関連会社の連結子会社化や新たな企業の買収を通じて、経営資源の有効活用を進めています。
同社は、建設業界の厳しい環境においても、「技術立社」「ニッチ志向」「付加価値を付け、収益重視」を企業方針とし、高付加価値と高営業利益率を維持しつつ、グループ一体となって企業価値の向上を目指しています。
巴コーポレーションは、株主価値の向上を重視し、株主資本利益率(ROE)や株価純資産倍率(PBR)を意識した財務体質の構築に努めています。これにより、財務体質の強化と収益の確保を図り、株主重視の経営を推進しています。