住友林業 (1911) 株価

時価総額
¥8876.3億
PER
9.3倍
住宅・建設業界の大手。山林事業を基盤に、木材・建材の製造販売から戸建住宅建築、海外での分譲住宅開発まで幅広く展開。連結子会社509社・持分法適用関連会社248社を擁する。日本国内に加え、豪州・米国を中心とした海外市場でも事業を拡大。

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事業内容

住友林業は、森林事業を基盤とした総合木材・住宅会社です。同社は創業以来蓄積してきた森林経営のノウハウを活かし、木材の調達から加工、住宅建設、不動産開発まで幅広く手がけています。国内外で戸建住宅の建築請負やリフォーム、分譲住宅の販売、商業施設開発などを展開しており、木を通じた総合的な生活空間の提供を行っています。

同社の主要な顧客は、戸建住宅を求める個人や法人、住宅関連建材を必要とする建設業者です。収益構造は、戸建住宅事業からの建築請負収入、木材・建材の販売収入、海外での住宅開発・販売収入が柱となっています。特に海外事業では、アメリカやオーストラリアで現地企業を買収し、分譲住宅開発や集合住宅の建設を積極的に展開しており、収益の多角化を図っています。

事業は5つの主要セグメントで構成されています。木材建材事業では原木から製材品、建材まで幅広い製品を製造・販売し、住宅事業では戸建住宅の建築請負やリフォームサービスを提供しています。建築・不動産事業は主に海外での住宅開発が中心で、資源環境事業ではバイオマス発電などの再生可能エネルギー事業を手がけています。その他事業として高齢者向け住宅の運営なども行い、住宅関連の総合サービスを展開しています。

経営方針

住友林業は、2030年に経常利益3,500億円の達成を目指す長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を掲げています。同社は脱炭素社会の実現を見据え、再生可能な自然資本である「木」を軸とした循環型事業モデル「ウッドサイクル」を核に据えた成長戦略を展開しています。森林経営から木材・建材の調達・製造、木造建築、木質バイオマス発電まで、川上から川下までの一貫したバリューチェーンを活かし、持続可能な事業成長を追求しています。

重点投資分野として、同社は「循環型森林ビジネスの加速」「ウッドチェンジの推進」「脱炭素設計のスタンダード化」の3つの柱を掲げています。木材建材事業では、ジオリーブグループとの資本業務提携や福島県での国産スギ製材工場の稼働により、国産材利用促進と木材コンビナート事業を強化しています。海外では米国の製材工場の生産能力向上により、現地での戸建住宅事業やFITP事業との事業間シナジーを追求し、差別化を図っています。

新市場開拓では、2026年1月に新設した不動産事業本部により、国内外の不動産開発と中大規模木造建築事業を一体推進する体制を構築しました。米国での不動産開発事業では物件売却に加え安定収益源の拡充を図り、国内では熊谷組やコーナン建設との協業により中大規模木造物件の受注拡大を目指しています。森林ファンド事業では優良森林アセットの取得を進め、安定した森林管理・運営により新たな収益源の確保に取り組んでいます。

技術革新への取り組みでは、同社オリジナル部材「PRIME WOOD」の開発や、戸建リフォーム商品「Reforest」における独自の耐震・制振技術の実用化を進めています。また、WEBやSNSを活用した受注活動の強化、部材やデザインの標準化による施工合理化と品質向上の両立など、デジタル技術を活用した事業効率化にも注力しています。TCFD提言に基づく情報開示やSBT・RE100の達成に向けた取り組みを通じ、環境・気候変動への対応も技術革新の重要な要素として位置づけています。

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