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不動テトラJP:1813
事業内容
不動テトラは、土木事業、地盤改良事業、ブロック事業を主な事業セグメントとして展開しています。これらの事業は、同社とその子会社7社、関連会社1社によって構成されています。
土木事業では、不動テトラと高橋秋和建設株式会社が土木工事の施工を行っています。両社は相互に工事の発注や受注を行い、協力体制を築いています。
地盤改良事業には、不動テトラ、株式会社ソイルテクニカ、Fudo Construction Inc.、愛知ベース工業株式会社、日本土質試験センター株式会社、Advanced Geosolutions Inc.が関与しています。ソイルテクニカは不動テトラから建設機械を賃借しています。
ブロック事業では、不動テトラと株式会社三柱が消波・根固ブロック用鋼製型枠の賃貸を行っています。不動テトラは土木事業において、これらの型枠を利用しています。
その他の事業として、福祉商事株式会社が保険代理などのサービスを提供しています。不動テトラグループ各社は、これらのサービスを受けています。
経営方針
不動テトラは、国土づくりを通じて社会に貢献することを使命とし、持続的な成長を目指しています。同社は、土木、地盤改良、ブロックの3事業を柱に、海と陸での協調を図りながら成長を推進しています。
同社は2027年度に売上高800億円以上、営業利益率5%以上を目指す長期計画を掲げています。この計画の一環として、2024~2026年度の中期経営計画では「収穫・実現」のフェーズに取り組んでいます。
中期経営計画の基本方針には、新規事業の創出と事業領域の拡大、ESG経営の実践、資本コストを意識した経営、人的資本経営の推進が含まれています。これにより、持続可能な社会の実現を目指しています。
具体的な事業戦略として、土木事業では事業規模の拡大や生産性向上、地盤改良事業では民間事業の拡大や海外事業の安定化、ブロック事業では事業モデルの変換と収益源の確保を進めています。
不動テトラは、これらの戦略を通じて、企業価値の向上を図り、投資と株主還元を両立させながら、持続的な成長を目指しています。