大成建設JP:1801

時価総額
¥2.39兆
PER
15.8倍
土木事業、建築事業、開発事業を中心に、受託研究や技術提供、環境測定、PFI事業など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

大成建設は、主に土木事業、建築事業、開発事業の3つの事業セグメントを展開しています。これらの事業に関連する多くの子会社や関連会社を持ち、国内外で幅広い活動を行っています。

土木事業では、大成建設とその関連会社がインフラ整備を手がけています。大成ロテックやピーエス・コンストラクションなどの子会社がこの分野で活動しており、海外にも関連会社を持っています。

建築事業では、大成建設と大成ユーレック、ピーエス・コンストラクションなどが建築工事を行っています。国内外でのプロジェクトに対応し、幅広い建築ニーズに応えています。

開発事業では、不動産の売買や宅地の開発・販売を行っています。大成有楽不動産が住宅地やマンションの開発を手がけ、関連する不動産の賃貸・管理も行っています。

その他の事業として、受託研究や技術提供、環境測定などの建設業に関連するサービスを提供しています。また、PFI事業やその他のサービス業も展開し、多様なニーズに対応しています。

経営方針

大成建設は、2030年を見据えた「TAISEI VISION 2030」を策定し、7年間の成長戦略を推進しています。このビジョンは、各事業セグメントの中長期戦略を明確にし、持続可能な成長を目指すものです。特に、環境技術やデジタル技術の活用を通じて、顧客と社会の価値向上に貢献することを目指しています。

中期経営計画(2024-2026)では、具体的な数値目標を設定し、2026年度までにグループ営業利益1,200億円、純利益800億円、ROE8.5%を目指しています。また、売上高は19,500億円程度を見込んでいます。これにより、持続的な成長と収益性の向上を図ります。

大成建設は、成長投資1,700億円、事業投資1,200億円、基盤維持投資600億円を計画し、3年間で合計3,500億円の投資を行います。これにより、事業基盤の強化と新たな成長機会の創出を目指します。M&A投資も別枠で実施し、さらなる事業拡大を図ります。