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WESTERN SIERRA RESOURCE Corp【WSRC】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
WESTERN SIERRA RESOURCE Corpは、金やバライトなどの鉱物の探査・開発を主な事業とする探索段階の鉱業会社で、未成品の鉱区を取得して商業生産に向けた評価と準備を行っています。主力プロジェクトとしてネバダ州クレセントバレーのMud Springsなどを保有し、鉱床の評価や採掘・選鉱に向けた準備を進めています。現時点では生産物や安定した営業収入はなく、商業生産は実現していません。
同社は現在営業収益を上げておらず、配当も見込んでいません。収入源は将来の鉱物販売やロイヤルティが中心となる見込みで、当面は株式発行や外部からの資金調達で探査や開発費をまかなっています。Mud Springsの契約では、採掘したバライトに対するトン当たりのロイヤルティ支払いと砂金の純利益の一部を引き渡す取り決めが組み込まれています。
同社の事業は大きく資源探査、鉱山開発、加工設備の整備の三分野に分かれています。具体的には鉱区取得と地質調査、採掘試験や選鉱・処理設備の整備、そして将来の生産に向けた契約採掘や共同事業の検討を行っています。資金力が限られているため、同社は外部資金や株式発行を活用してプロジェクトを推進する方針です。
経営方針
同社は探索段階から商業生産への移行を目指しており、短期的には必要な資金を民間の資金調達や株式の発行で確保することを成長の第一目標としています。2007年末時点で累積赤字は4,209,643ドル、流動性不足を示す運転資本のマイナスは約623,034ドル、当期純損失は237,282ドルでしたが、同社は今後12か月の現金需要を普通株式の売却や私募による出資で賄う計画です。最終的にはマッドスプリングス(Crescent Valley, Nevada)プロジェクトの商業開発で売上を立て、探索会社から生産会社へ転換することを目指しています。
重点投資分野はバライトと置換砂金(プラッサー)を含む鉱山資産の取得・開発であり、取得や開発の資金負担を抑える手法が差別化要因になっています。具体的には2005年のマッドスプリングス権利取得に際し株式20,522,634株(約153万ドル相当)で資産を得ており、取引条件としてバライト生産に対して1トン当たり5ドルのロイヤリティ、置換砂金の純利益の25%を権利者に支払う仕組みを採用しています。また、ピカチョ選鉱所など処理設備への投資実績(プラント開発費が数十万から約87万8千ドルの計上)により、資源回収のための設備基盤整備を進めています。
新市場開拓と事業拡大では、同社は追加の鉱区取得や合併・買収候補の探索を継続しており、将来的に生産物の多様化や規模拡大を図ろうとしています。現在はメキシコでの案件や米国ネバダ州でのプロジェクトが主軸であり、将来的には共同事業や契約採掘といったリスク分散型の展開も視野に入れています。資金調達については公開増資よりも私募による制限付き証券の発行を優先する方針を示しており、経営陣の株式保有率(役員・取締役グループで約40.4%)を背景に戦略的な交渉を行いやすくしています。
技術面では選鉱・処理プロセスの確立とプラント整備に注力しており、実務上は委託業者や外部の専門家と連携して鉱石の同定から冶金処理の検証、施設建設まで段階的に進める計画です。加えて財務・会計の透明性を高めるために公認会計基準や公正価値測定基準への適用を進めており、これらの整備を通じて投資家にとって分かりやすい業績開示と資金運用を実現しようとしています。