UNITED BANKSHARES INCUBSI株価

時価総額
$61.7億
PER
コミュニティバンキングの大手。預金・商業・住宅ローン、デジタルバンキングや資産運用・証券仲介を展開。2025年1月にジョージア州の16店舗の銀行で買収。総資産約300億ドル(2024年12月末)、219支店で東海岸中心に展開。

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事業内容

UNITED BANKSHARES, INCは主に米国東部を中心に展開する金融持株会社で、地域密着のコミュニティバンキングを中核事業としています。同社は預金口座、個人・商業ローン、住宅ローン、信託業務や投資仲介サービスに加え、オンラインやモバイルを通じた口座管理や送金などのデジタル銀行サービスを提供しています。

同社の主要な顧客は個人顧客や中小企業、商業不動産オーナー、そして地域の法人顧客であり、収益は主に貸出金利差(貸出からの利息)と預金や資産運用に関連する手数料収入で構成されています。加えて、信託・資産管理や証券仲介業務からの手数料や、保有する有価証券からの利息・配当も利益の重要な柱になっています。

事業面では報告上はコミュニティバンキングを単一の運営セグメントと位置づけ、預金集め、商業・住宅・消費者向け融資、信託・遺産管理、ブローカー業務や決済サービスを組み合わせて展開しています。近年は州内外の銀行買収を通じて支店網と市場を拡大し、住宅ローン業務や投資商品を統合して地域顧客への総合的な金融サービスの提供を強化しています。

経営方針

同社は規模拡大と安定収益の両立を成長戦略の柱としています。2024年末時点で連結資産は約300億ドル(約30.0B)、株主資本は約50億ドル(約5.0B)に達しており、2024年通期の純利益は約3.73億ドル(372.996千ドル)でした。成長は主に合併・買収と既存貸出の拡大で図っており、2024年は貸出残高が3.144億ドル(1.47%)増加しています。株主還元では四半期配当が1株当たり0.37ドル(年間約1.48ドル)で継続され、株式買戻し枠としては2022年計画の下で最大475万株のうち4,371,239株が未消化で残っています。同社はこれらにより資本の健全性を維持しつつ収益基盤の拡大を目指しています。

同社は重点投資を地域型のコミュニティバンキング、商業・不動産貸出、そして住宅ローン業務の効率化に振り向けています。具体的には、2023年末に第三者向けのローン仲介(TPO)を段階的に終了し、2024年にはGeorge MasonとCrescentの住宅ローン起源・販売業務をUnited Bankに統合してブランド再編を行い、業務のスリム化と顧客体験向上を図りました。さらに、信託・証券仲介(United Brokerage)やカード事業などの周辺サービスを組み合わせることで、地域密着型の総合的金融ソリューションを提供することを差別化戦略として明確にしています。同社はこうした分野への投資で収益の多様化と地場優位性の強化を目指しています。

新市場開拓では買収を成長の主役と位置づけており、直近では2025年1月10日にジョージア州アトランタ拠点のPiedmont Bancorp(総資産約24億ドル)を組み入れ、同州への本格進出を果たしました。過去の大型買収としては2020年のCarolina Financial(約50億ドル)、2021年のCommunity Bankers Trust(約18億ドル)があり、これらによりDCメトロや南東部の主要市場への展開を加速しています。買収は株式交換や現金支払いなど柔軟な手法で実行しており、Piedmontでは1株当たりUnited株式0.3株を対価とする条件で合併が行われた点が具体的な施策です。同社は慎重なデューデリジェンスと統合計画により、買収後のシナジーと顧客維持を重視して事業拡大を目指しています。

同社は技術革新にも投資を続け、顧客接点のデジタル化と内部統制の強化を両輪で進めています。顧客向けにはブラウザ/モバイルアプリでのデジタルバンキング、Zelle等の即時送金、取引通知設定の導入やオンラインでの口座開設・住宅ローン申請を充実させ、利便性向上を図っています。内部面ではサイバーセキュリティ体制を整備し、インシデントは即時かつ四半期ごとに取締役会へ報告する仕組みを取るほか、SECや銀行当局の開示要件に対応する体制を整えています。加えて人材投資としてリーダー育成プログラムや後継者計画を推進し、技術と人材の両面で持続的成長を目指しています。